かっぱのけんきゅう日記

3ヶ月~半年に1回のペースで更新中……。細く長く、続けているだけのブログです。

大学生最後の日

2006年03月31日 05時02分02秒 | Weblog
 もう寝なければいけないんです。明日は朝九時半に大学に行かねばならないんです。まぁ、でも中途半端に目が冴えているから仕方ない。
 こんばんは、というか、おはようございます。かっぱです。

 本日は3月31日。明日から4月に入ります。

 卒業式を迎えはしましたが、実際には3月いっぱいまで大学生。だから今日が大学生として迎える最後の日です。ちなみに、全学自治会執行委員という肩書きも今日が最後。今日が過ぎれば無事、任期満了です。
 
 う~ん……まぁ、同じキャンパスにいるし、何が変わるって訳でもないですが、寂しいですね。気分としては。もう大学生じゃないんだ、もう学友会員でもないんだ、と思うと。自治会室にも大手を振って出入りできなくなりますし、さしあたり居場所問題が(苦笑)。

 ただ、次の組織でもどういうポジションになるのか見えてきました。黒衣氏の尽力により、私のために新しいポストが創設されたそうです。文学研究科院生協議会……雑用係らしいです(名称はもちろん違いますが)。文自、全自の時と変わらん! 全く変わらん! もはや私の位置付けに普遍性を感じてしまいます。

 とにかく、ウダウダ言わずに前に進むしかありません。新たな場所で新たな関係性を作っていくことも考えないと。……でも、閉鎖的な社会だからなぁ。

 明日はプレオリエンテーションです。何か文学部のプレオリで、開始早々に何か適当に喋ってくれと言われたので喋ることになります。去年は600人弱来てたかな? 多分、今年も500人以上の新入生(正確に言うと4月1日から新入生)が参加するでしょう。……夢や希望に溢れた(例外もいるだろうけど)500名以上の若人を目の前にして、何を言うべきか?
 まぁ、与えられている時間は15分程度なので原稿は必要ないかな、と思いつつ、しかし、未来ある新入生を前に恥ずかしい話は出来ないということで簡単なメモを作成中。それが、これ。

「自己紹介⇒オリターとは何か説明⇒全構成員自治というシステムの説明⇒自分の経験談から考えるオリターの必要性⇒(ただ、余りオリターに頼りすぎるなという意味も含めて)自己決定の大切さ、自分自身による人格形成⇒みんな他人任せにするな! 自分で何事も考えろよ!そのために自治という概念があるんだぞ! 的なまとめ⇒これからガンバレ、的な締め」

……もうちょと肉付けした方がいいかな? まぁ……でも……いっか。

とにかく、今日一日を楽しく過ごします。大学生として。

 

自己変革

2006年03月29日 03時08分21秒 | Weblog
 大学院進学に際して、別組織での活動することがようやく具体化してきました。相変わらず、黒衣天王の下についての活動ですが(笑)。
 
 さて、この3年間、曲がりなりにも学生運動に関ってきたつもりですが、私自身、極めて立場性を曖昧にしてきた、というか、そこまで深く自分自身がどの様な位置に立っているのか、客観的な分析も理解もしようとせずに漫然とやってきた感はあります。誰に頼まれた訳でもなく、自分自身が望んでやっていることなのに、そういった活動を何故してきたのか、何が自分がこういった活動に携わっているのか、そういった動機やら出発点やら問題意識やらを他者はもちろん、自分自身に対しても曖昧にしてきたがために、「何かしている」人的な位置付けで結局終わってしまったことは、今更ながら後悔しています。

「お前は活動のかの字も分かっていない!!」
と怒られたりもしましたが、確かに自分自身がどういった立場性であるのか、自分自身の言葉で語れるようにせねばなりません。
 立場が変われば見方も変わりますし、時が経てば昔とはまた違う考え方になってくることもしばしばあります。それを「成長」といったり「慣れ」といったり時には「(周囲との)同化」といったり……様々です。
 ただ、人間は良かれ悪かれ、絶えず変化する生物であることに変わりはありません。にも拘わらず、おかしなことに友人・知人に「変わったね。」何て言われると「そんなことないよ!」と否定する自分もいます。
 
 自己変革を自分自身で決定したのであれば、その責任は当然自分にあります。しかし、変わることに対して無根拠に恐れ、怯えることもその実、滑稽ではあります。
 
 「変わったね。」と言われて当然。
 
 立場性を明確にし、次の組織では学部以上に頑張りたいと思います(もちろん、勉学の方も、今以上に頑張るつもりです。そのために進学したのですから。笑)
 

 さて、あと3時間後にはバイトで家を出なければなりません。
 で、今、凄く眠いので3時間で起きられるかどうか、非常に不安であります。

 こういう計画性のないところは、積極的に変革していかねばなりません。

     
 

いわゆるキリ番というやつ

2006年03月26日 15時29分32秒 | Weblog
 200番のキリ番、私自らが踏んでしまいました。3月26日、午後3時25分のことでした。
 ……何だかなぁ。
 とにかく、今後も100番ごとにキリ番設定します。といっても……別に何か賞品的なものを用意している訳じゃないけど。
 キリ番を踏んだ方、お手数ですがコメントして下さい。


お金が欲しい

2006年03月24日 16時39分11秒 | Weblog
 漠然と思ったのです。お金が欲しい、と。

 というのも、卒業式を経て、友人や先輩・後輩たちと話をしていると、やはりこの先何が必要かと言えば(物質的側面で言うと)お金だな、と自分の中で完結してきた訳です。これから専門書も購入しますし、色々と設備投資しなければなりません。

 更に深刻な問題があります。
 色々な方面から大学院生の実態を聞くにつれ、バイトを続けられるかどうか、不安になってきました。
 いや、今の時点では辞めるつもりはありませんよ。ただ、至る方面から
 「院生になってもバイト続けられるの?」
って言われてしまうと、相当の不安が残る訳です。

 とにかく、お金が欲しい。
 というか、学費を他大の院並みに下げて欲しい。
 いや、下げる。

 あとは成績優秀者を目指して学費の免除を狙うより他ありません。
 不安6割、期待4割の大学院生生活まで、あと1週間です。


おっ、超えてる

2006年03月22日 03時56分43秒 | Weblog
 カウンターが100を超えています。誰かな、キリ番踏んだのは? 別に賞品とか考えてないけど、自己申告してもらえたら私が無駄に喜びますよ~。

 で、今日は卒業式でした。式自体はやはり、思った通り、寸分の狂い無く、つまらん! というか、総長・理事長、話が長いねん! まぁ、友人のNくんは理事長の話に結構感動した、と言っていたので、その辺りは人それぞれの評価でしょうが。
 ただ、やはり色々な人に会えたことが何よりも嬉しかったですね。今日は寂しさよりも、嬉しさの方がありました。ただ、証書授与式やらゼミの飲み会(こちらもかなり楽しかったのですが)で、余り皆さんと話が出来なかったことは少し残念。今日は本当に良い意味で、時間が足りない、と思う一日でした。

あっ……あとカメラを持っていかなかったことも少し後悔です。元々、カメラなんか使わないので、カメラを持っていく、という概念自体が普段は無いのですが、今日はさすがに、ね。

 とにかく、ありがとうございました、皆さん。
 そして、これからもよろしくお願いします。


卒業式

2006年03月21日 04時03分09秒 | Weblog
 明日、というか今日、私は大学の卒業式に出てきます。大学四年間、あっと言う間でした。
 思えば、二年間の浪人生活を経て、ひょんなことから京都に来て、ひょんなことから自治会やって……ありきたりですが、まさかこんなに四年間が早く過ぎ去るとは…驚きです。
 いや、寂しい思いはやはりあります。友人との別れ、自治会室との別れ……。
 でも、そういった別れを通して、人間は成長するものです。

 明日は、文学部の場合、13時30分から大学の体育館で卒業式ですが、午前中は法学部など3学部が一足先に卒業式が行われます。朝イチに行って、他学部の友人・知人に「おめでとう!」と言おうかと計画中。でも、もう朝の四時近く。起きられるかなぁ……。まぁ、式自体は別に総代でもねぇ訳だし、寝てれば良いかと(あの理事長や総長の話など……以下略)。
 
とにかく、私は今、こう言いたい「ありがとう、大学時代!」
そして
「……こんにちは、院生生活。」


 つ~ことで、来年も大学にはいるんで、後輩の皆さん、今後もよろしく! そして、ゼミのみんなも奇跡的に京都・大阪・兵庫にいることになったみたいなので、今後も定期的によろしく。


カウンターの付け方

2006年03月19日 18時25分26秒 | Weblog
 さて、カウンターがついて、改めて自分のブログの注目度が著しく低いことに気付いたかっぱです。
 今日は久し振りにバイトもなければ、自治会の行事もない、いわゆる完全オフでした。……まぁ、バイトがない日はオフみたいなもんなんですが。で、今日一日、何をしようか、読書に勤しもうか、それとも久し振りに献血にでも行こうか、などと考えながら「日本vs韓国」戦を観ていたら……あっと言う間に今日が終わりました。もう「明日」が始まろうとしています。……明後日、21日が卒業式ですが、ダメ人間からはなかなか卒業できません。

 さて、カウンターが設置できたことを良いことに、生意気にもカウンター設置の手順を私も書いてみようかと思います(gooブログで無い方にとってみれば、もう何てことはない、単なる文字の羅列になりますがご容赦下さい)

①まず、無料のカウンターレンタルサイトを見つけねばなりません。というか、「忍者ツールズ」さんで良いと思います。何故って? 私が「忍者ツールズ」さんからレンタルしているからです。ということで、以下、「忍者ツールズ」さんからレンタルしたことを前提として書きます(レンタルの仕方は「アクセスカウンター」⇒ページ一番【作成はこちらから】をクリック)。

②で、レンタルし終わったら、次にgooブログのテンプレートを「シンプル」か「カスタム」に変えます。私の場合は「シンプル」です。

③次に、「デザインメニュー」下の「CSSの編集」をクリック。

④/* ヘッダーの指定 */というところがあります。そこをいじります。まず、

/* ヘッダーの指定 */
#header {
background-color: ;
padding:35px 0px;
background-image: ;
background-position: right; 
background-repeat: no-repeat;
}

とします。そこまではいじらなくても、良い場合があります。さてその下に行間を空けず、以下の様な文字列を入れてみてください。

#header h1 {
background-image:
url("http://○○○○.com/○/○○○");
background-position: right;
background-repeat: no-repeat;
}
さて、赤字のhttp://○○○○.com/○/○○○ですが、これは忍者ツールズで借りたカウンターの設定から引っ張ってこなければなりません。
まず、
ログイン⇒ツール管理モード⇒カウンタの設置 
で、HTMLソースという部分、この中に、
img src="http://○○○○.com/○/○○○
という部分があります。この部分をコピペして、上記の赤部分に入れればOK。

⑤必ずCSS編集のプレビューを見てください。ここで上手くいっていなかったら、アウトです。

⑥で、上手くいっていたら必ず「保存」。

でOK。

 …………まぁ、上手くいかない人がいたら連絡下さい。答えられる範囲で答えます。じゃ、おやすみなさい。

※そろそろ、皆様から頂いたコメントに一斉にお返ししようかと思っています。お楽しみ(?)に。


き~っ!!

2006年03月16日 04時58分09秒 | Weblog
 悔しい、悔しい、悔しい……

 ということで、かっぱです。
 悔しい訳ですよ。今、私は。
 まぁ、理由は色々とある訳ですが(というか、幾つか異なった次元での悔しい出来事がある訳ですが)、何よりも、このgooブログにカウンターを付けられない自分のパソコン力量の無さに腹が立つ!!
 前々からカウンターがあったら面白いだろうな、と思っていたんです。だって、キリ番とか、そういうイベントあった方がこっちも面白いでしょ??

 で、今回、デザインをシンプルにしたのもカウンターを設置するためなんです。gooブログでは、こういったシンプルなデザインテンプレートしか、無料のカウンターを付けることが出来ない、と様々な人のブログやホームページに書かれていたので。
 まぁ、そういったパソコン力量のある方々のページを参考にしつつ、私も無料カウンターをレンタルし、いざ設置へ! と意気込んだ訳です。

 で、2時間格闘しました。……ダメです。書かれている通りに、こっちはいじっているつもりなのですが、いじった後のプレビューがどうしてもバランス崩れて見にくくなってしまうのです。これは一体、何故なんだ!!
 
 でも、不思議と参考ホームページやブログでは、「私もカウンター設置出来ました!」とか「こんなに簡単に設置出来るなんて……驚きです。ありがとうございました!」みたいな感謝のコメントが多々寄せられている訳ですよ。
 つまり、皆、同じ文章を読んで、同じ様に作業しているハズなのに、失敗せずにカウンターを設置出来ている訳ですよ。

 つ~ことは、ですよ。やはり原因は私のやり方にある、と。そうなりますな。

 ……ということで、パソコン力量高い人、私のブログにカウンター設置の極意を教えて下さい。
 いや……誰も見てねぇんだから、カウンターとか必要ねぇじゃん、みたいな突っ込みは全て無視します。とにかく、カウンターが設置したいんです。
 よろしくお願いします。
 今日はもう寝ます。ちくしょ~。


最近読んだ本

2006年03月14日 05時28分58秒 | Weblog
 最近、本を購入することが多くなりました。
 何故だろう??
 自分でも分かりません。というか、文学部に通っている以上、読書は避けて通れないと思っていたのですが、ここ数年は急激な活字離れを起こしてしまい、一時は日本語が上手く使えない、何てこともありました。これはヤバイと思ってはいたのですが、ここに来てようやく原点回帰(??)出来そうです。

 ということで、最近読んだ本のレビューを簡単にしてみたいと思います。はい、無論、自己満足ですが悪いでしょうか?? 悪くないよね。

伊藤公雄 『<男らしさ>のゆくえ』 新曜社 1993年
 いわゆる「男らしさ」が日本社会(まぁ、どこの社会でもそうですが)で無根拠な男性優位を創り出したことにより、女性の社会進出が遅れた、という批判は強くあります。もちろん、そういった批判の多くは妥当性があるものであり、真摯に受け止めなければいけません。
 しかし、そういった批判を単純な「オトコ」批判と受け止め、恐れ慄く世の男性たち。そのため、ウーマン・リヴ/フェミニズム運動が盛んになった60年代後期から現代に至るまで、強い「オンナ」たちにビクビク・オドオドする弱い「オトコ」という図式を男性優位社会であるマスコミを通じて過度に演出し、女性の社会進出を茶化し、笑いの種へと転換していく。結果として、大きな「社会運動」が「喜劇」へと転化していく訳です。なるほど。
 確かに自分が真面目に、一生懸命に何かに打ち込んでいる時、そういった自分の態度を馬鹿にされたり、笑いのネタにされたりすれば自然と腹は立ちます。で、それに反発すればするほど、余計に笑い者にされる……そんな経験、ありますよね。
 そういった批判のメカニズムを解明し、しかし、「男らしさ」は女性のみならず男性もまた苦しめているのだ、ということを解明してくれる本です。
 男らしさとは何か? 男らしさは絶対的な価値観か? 男らしさは必要なのか?男性の立場から考える男性自身のセクシュアリティ。今更ながら…面白いです。 
 本書でも書かれている通り、「男らしく」生きたい人はそれで良いと思います。ただ、その価値観を男性全般に当てはめないで欲しい! 「男らしく」ないワタシは、そう願う訳です。

後藤田正晴・加藤周一・国正武重 『後藤田正晴語り遺したいこと』 岩波書店 2005年
 「カミソリ後藤田」こと、後藤田正晴。バリバリの保守本流路線で活躍していた元・自民党副総裁です。昨年末、亡くなりました。
 前常任委員長のH井さんも「立命保守本流を護る」と言っている訳ですが(笑)、私もまた立命保守本流を自称し、貫こうとする1人です。
 もちろん、そこには冗談も含まれていますし、言わずもがな、保守本流の流れは一方で(前述した)男性優位の構造であり、当然封建的であり、問題点を多く孕んでいます。でも、私は昔の、それこそ右も左も(?)ある中で保守本流を貫いていた自民党が好きでした。というか、国会中継が面白かったんです。90年代初頭まで。
 真剣勝負、という雰囲気がね、何とも言えない緊張感を生み出していて……もちろん、小学生時分では思想も信条もへってくれもなかった訳ですが、それでも楽しかった。社会党の野次も、凄みがあった(別に野次ることが良いこととは思いませんが)。
 今は、何となく緩い。緩いけど、速い。しかも、怖い。後藤田の様に相手の言葉に耳を傾けながらも、一方でわずかな緩みを逃さず切り込んでいく、といった政治家は余り見受けられません。でも、審議している内容そのものは日本の未来を左右してしまう程の大きな問題な訳です。今の自民党(と公明党)は何となく「ヘラヘラ」している様な印象を受けます。対して野党は……「ヌクヌク」とでも言いましょうか? やはりどこか、緩い。それだけに、不安は募る一方なのです。
 後藤田は護憲派ではありません。寧ろ、昔はタカ派でならしていたはずです。しかし、現代の「にわか改憲」「軍隊保有=普通の国」という風潮には強い危機感を持っていました。与党も野党も真剣勝負をせずに、硬性憲法を易々と変えて良いのか、と。軍隊を持つことがどういった意味を持っているのか本当に理解しているのか、と。そういった突っ込みに対し強く共感する訳です。 
 憲法議論はやはり避けては通れません。イデオロギー云々ではなく、本当に身近なことだと意識せねばならないのです。

田村由美 『BASARA』 小学館 1991年
 前々から黒衣天王に勧められていたマンガ。読んで納得。確かに面白い。まぁ、黒衣さんがハマる様な要素が全編に渡って散りばめられています。なので、大体は想像つくかも。
 とにかく、ベタな展開なハズですが「あ~……ダメだ、ダメ。そこで行ってしまったら……あ~!!」的な(?)ハラハラ感を生み出し……最後は不覚にも泣きそうになりました。まさに革命的マンガの一つですね。

金田一蓮十郎 『ジャングルはいつもハレのちグゥ』 スクエア・エニックス 1998年
 最後は少しマニアックなマンガ…だと思います。中学生時代まで日本一熱い(厚い)少年漫画誌こと『ガ●ガン』を購入していた私にとっては思い出の作品でもあります。
 この『ガン●ン』ですが、私の実家は田舎だったため、こういったちょっとマイナー系の雑誌は余り置いていなかったんですよ。何せ中3の時にクラスで3人しか読んでいなかった訳ですから(余談ですが、私を除く2人はその後、アニメ系の専門学校に行きました)。だから、まぁ確保が大変。
 しかも、中盤から変にメジャー路線をとろうとしてきたので、何だか嫌になってきた訳です。で、この作品が出てきた、と。
 まぁ、平和なジャングルに奇妙な女の子が来たことで繰り広げられるシュール(?)なギャグマンガ、という内容。連載当初から普通に面白いと感じていましたが、私の中では、面白さ云々よりも『ガンガ●』を買い続ける理由になった作品という位置付けの方が高かった訳です。ほら『こ○亀』が掲載されているから『ジ●ンプ』買ってる中年と同じ様な感覚。
 で、実家帰ってきたら妹が律儀にも全巻(10巻)+続編を買っていたので、読みました。そして……いや、笑いました。中学生時分よりも笑ったのではないでしょうか? ハレグゥ再評価です。やはり私はシュールなギャグが好きですね。続編になって、少しマンネリしてきた感は否めませんが。
 一方で、吉田戦車やうすた京介の作品も読みました。こちらも……腹抱えて笑いました。いや、もちろん偉大なギャグマンガ家ではありますが……私自身の笑いの沸点が下がったのかもしれません。


 とりあえず、今日はこんなところです。 

 

嘘八百日記

2006年03月13日 03時09分42秒 | Weblog
 ウソをつくことは意外に難しい。そして、ウソをつき慣れている人間ほど、ウソをつくことは難しくなってくる。何故なら、どれだけ完璧にウソがつけるかに固執してしまい、ウソをつくことがある種の美学になってしまいかねないからである。自分自身の中でウソをつく行為に縛りを入れ、徹底的にウソを突き通そうとする、しかし、ウソは単純なウソほど実は真実味が高いのである。練りに練ったウソは却ってばれやすい。
 他者から見て、自分がどれ程信頼出来る人間なのか、客観的に判断しなければ巧みなウソはつけない。自分が発する言葉が、どれだけの重きを持って他者に響くのか、その客観的な判断がウソをつく時にはどうしても求められる。

 ウソは他者を傷つけてはならない。傷つけるようなウソは単なるペテンだ。詐欺だ。もちろん、そういった判断基準は私自身が勝手に作り上げたものなのだが、やはりその辺りはこだわりがある。だからこそ、ある種の美学に繋がってしまうのである。如何に快いウソがつけるのか。他者にとっても、そしてウソをついた自分にとっても。
 ただ、誤解しないで欲しいのは、ウソは必要な時にのみつくものである。毎日がエイプリル・フールでは馬鹿らしい。一方で、人間は毎日のように無意識のうちにウソをつき続けているのも確かだ。試しに、今日一日の会話を振り返ってみると良い。果たして、全て本音で会話をしたという人間がどれ程いるものだろうか。皆、ウソをついている。ウソをついているのだが、これもまた、私の中ではウソではない。ややこしいようだが、私自身はウソというのは、意識的に、かつかなりの確立で他者にバレないことこそがウソである。無意識科でのウソは、寧ろ本音の単純な裏返しである。それはウソとは呼べない。美学に入らない。

 私ほどの人間になると、社会を動かすようなウソをつけるようになってくる。だからこそ、怖い。ペテンになってしまったら、洒落にならない。人生を棒に振ってしまう。
 先日、軽はずみでついた「タンザニアの鉱山で縄文式土器が発掘された」というウソは、日本経○新聞社の朝刊二面に記載されそうになった。すぐに「タンザニアではなくユーゴスラヴィア」と訂正したウソを流したため、結局は真偽を掴めず、との判断の下、お蔵入りになった。さすがに肝を冷やした。軽はずみとはいえ、極めて軽率なウソをついてしまったことを恥じ、しかし、世間における私に対する信頼度がかなり高いことが分かり内心ホッとしたことも事実だ。ただ、酔っ払った勢いでついてしまった「アトランティス大陸は四国のことだ」というウソは「月刊ム○」にトピックスで記載されてしまったことについては、極めて遺憾である。もちろん、酔っ払っていたとはいえ稚拙なウソをついた私自身に対する怒りと、しかし、全くかかわりのなかった某出版社に漏れ伝わったという事実は非常に不愉快な気分にさせるものだ。
 しかし、困ったウソといえば先日、自称日本一のウソつきと名乗る女性と会う機会があったのだが……この人は困った。私が、「最近ついた中でも、一番の出来は?」との質問に対し、悠然と「ホリエモンは裏で絶対に悪いことをしている」というウソをついたら、真実になってしまった、というのだ。唖然としてしまう。
 ちょっと待て。真実になってしまっている以上、ウソではない。そもそも、彼女がついたのはウソではない。ただの「憶測」ではないか! その後も、「1999年に地球は滅亡しない(1998年についたウソ?)」「小泉首相は結構、長い間首相をする(1999年についたウソ?)」「花粉症対策には、アロマテラピーが良い(2003年についたウソ?)」などなど…こちらも聞くに堪えないような「ウソ」を並び立てる。しかも、如何にも自分はかなりのウソつき力量を持ち合わせている、といった感じを出しているのに腹が立ち、「ウソをつき過ぎると、脳が疲労してアルツハイマー病になりやすくなる」というウソ情報を、み○もんたばりの迫力で教えてやったら、余裕の笑みを浮かべようとしていたみたいがだ、案の定、黙った。 
 日本一を名乗る以上、それなりの覚悟を決めてもらいたい。
 とりあえず、私も「アロエは薬にもなるが、三日間お茶につけておくと、タンニンと混ざり合い猛毒になる」というウソを、何とか世間に広めていきたいと思う。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

 はい、ウソ日記です。ウソをテーマにしたウソ日記。100%フィクションの。100%妄想の。途中で飽きてしまったのですが…。とりあえず、ちょくちょく、こういうものを書いていきます。


帰省日記

2006年03月10日 02時02分37秒 | Weblog
 何だかんだで3月です。どうも、お久しぶりのかっぱです。
 現在、群馬にいます。
 
 実家から最寄のコンビニはミ○ストップです。でも1.2km程距離があります。最寄り駅までは自動車で10分強かかります。もちろん、旧国鉄ではありません。私鉄(上毛●鉄)です。
 
 …いや……いつもの如く本筋と関係ない話ですが。
 とにかく、3月に入ってからすぐにこちらに帰省しました。とりあえず夏休み以降帰っていなかったことと、妹が結構な規模の手術をするのでその前に会っておこうかと思ったこと、それに東京で開かれていた某大会に大学生活最後の思い出として(?)出席しようと思ったこと、など複数理由があったので、自分の中では結構充実した休みが取れました。
 といっても実家に滞在した日数は僅かに3日。妹の手術も5月初旬に行われるそうなので、ゴールデンウイークにも帰省する必要性に迫られてきました。
 

 まぁ、いずれにせよ…妹よ、がんばれ。また背が伸びるやもしれんが。


 さて、今日は久しぶりに私の方から旧友に声をかけて飲みました。といっても、この時期に暇人をしているのは私と「ニートから来春は警察官」で一部にお馴染みのマサ君のみでしたが…。まぁ、二人というのも寂しいので、恩師のん先生にもダメもとで声を掛けてみたら、来て下さいました。いや~…先生、すいません。
 更に散々飲み食いした後、先生におごって貰いました。いや~先生…すいません。
 更に更に、酒を飲んでいなかった先生に家まで送って頂きました。いや~先生…すいません。

 つ~か、本当に失礼な話ですね…。すいません。
 
 しかし、改めて思うことは、群馬が自分にとって何だか遠くなっているなぁ、ということです。
 別に群馬がイヤだとか、逆に本当は群馬に帰りたいとか、そういう気持ちはないのですが、このまま将来を考えると、自分が目指している研究者という職種と群馬という土地柄が全くマッチしない、というか(仮に研究者になれたとしても)私の研究に対する需要がこの土地には余りないんだろうなぁ、と感じます。まぁ、研究を進める分には京都がベターな訳ですが、そうなると今後は今以上に群馬へ帰省出来なくなるのではないか、とも正直考えてしまう訳です。
 京都で研究しつつ、群馬でも牛頭天王とか妖怪・変化の研究を発表できたら面白いのになぁ…。そんな漠然とした願望もあります。


 さて、明日は帰京です。長いこと休んでいたラ●フの皆様、すいません。明日からバリバリまた働きます。
 お土産は「お菓子のホームラン王」でお馴染み、東京の亀○万年●「○ボナ」でも買っていきます。それでは、また。