かっぱのけんきゅう日記

3ヶ月~半年に1回のペースで更新中……。細く長く、続けているだけのブログです。

裁判

2007年03月29日 04時29分55秒 | Weblog
 京都新聞を取っている方は、昨日(28日付)の朝刊社会面1面並びに地域情報29面をご覧になって頂ければと思います。以下、Web版の京都新聞より抜粋です。

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性同一性障害手術で「医療ミス」
立命大院生、賠償請求へ

 性同一性障害(GID)の診断を受け、乳房の切除手術をした立命館大の大学院生が、医療ミスで皮膚が壊死(えし)し、本来あるべき医師間連携の不足で精神的苦痛を被ったとして、大阪医科大(大阪府高槻市)に総額約3300万円の損害賠償を求める訴えを近く京都地裁に起こす。GIDの診断・治療ガイドライン(指針)を定める日本精神神経学会や当事者団体によると、指針に沿って専門外来を設けている医療機関の手術をめぐり、訴訟に発展するのは初めてとみられる。

 訴えを起こすのは京都市の吉野靫(ゆぎ)さん(24)。中学生のころから「女性であること」への違和感を強くし、大学3年の2003年夏に大阪医科大付属病院の専門外来でGIDと診断された。病院内の倫理委員会などの審査を経て、昨年5月20日に同病院形成外科で乳房の切除手術を受けたが、6月12日に縫合部が左右とも壊死していたことが分かった。

 吉野さんは▽壊死の危険性について事前に何度も確認したが、医師は否定した▽手術前夜に手術の方法を変えた▽皮膚のはく離範囲を広く取りすぎるなど手術に過失があった▽手術後に異変を感じて壊死の可能性を尋ねたが、医師は適切な対応や精神科への連絡をせず、突然壊死を告げた-などと病院側の責任や対応の不備を指摘する。

 日本精神神経学会は指針で「GIDに理解と関心があり、十分な知識と経験を持った専門領域の異なる医師がチームをつくり、診断、治療を行う」と定めている。吉野さんは「精神科の主治医は手術が施されたことすら知らず、チーム医療は名ばかり。可能な範囲で満足のいく体が欲しいという願いが裏切られ、大きな精神的苦痛を受けた」と訴えている。大阪医科大付属病院は「現段階では、コメントは差し控えたい」としている。
[Kyoto Shimbun 2007年3月28日(水)]

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京都新聞記事(Yahoo!ニュース版)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070328-00000020-kyt-l26
時事通信記事(同上)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070328-00000110-jij-soci


 ヨシノ氏とはかれこれ四年になる付き合いです。私は彼を支援します。難しい問題であることは百も承知ですが、どんな人間にも全うな医療を受ける権利はあるはずです。
 これはヨシノ氏だけの問題ではありません。我々の問題でもあると言えます。
 裁判に関しては、以下のURLをご参照下さい(ブックマークもしてあります。一番上です)。
【ヨシノ支援プロジェクトHP】http://www.geocities.jp/suku_domo/

月記

2007年03月06日 12時58分17秒 | Weblog
 どうも、お久しぶりです。
 またもや、日記ならぬ月記になりつつあるこのブログですが、最近(?)は見る人も少なくなってきつつあり、運営の見直しを図ろうかと思います。

 とはいえ、何だかんだで約3年近くに渡り続けているので、惰性で当分は続ける方向ですが。
 
 ただ、殆どの方はご存知のように、既に某SNSにて日記を書き込むようになってから、こちらのブログの必要性がよく分からなくなってきつつあり……。
 
 そういえば、現在、群馬に帰省中です。折角の休み、思い切り羽を伸ばすぞ、と思いきや体調不良の日々が続いています。恐らく、限りなく「山」である実家近辺の花粉の酷さと、ここ数ヶ月の疲れが一気に出たものと思われます。まぁ、それはそれで良かったのですが。

 気分転換に外に出ようと思っても、チャリンコがないため徒歩が殆ど。で、昨日最寄のコンビニ(ミ○ストップ)まで歩いたのですが、13分かかりました。
 13分。京都で13分歩いたら、どの辺りまで行けるでしょうか? 大学からなら、少なくとも金閣寺や北野天満宮くらいまでなら余裕でいけますね。そういえば、昔バイト先から大学まで歩いたときも、大学まで20分足らずで行けた記憶があります。
 
 遠いなぁ、コンビニ。