かっぱのけんきゅう日記

3ヶ月~半年に1回のペースで更新中……。細く長く、続けているだけのブログです。

すっかりご無沙汰

2007年05月08日 02時33分32秒 | Weblog
 忘れた頃に更新をするワタクシ、かっぱです。お久し振りです。
 連休をほぼバイトに費やしたワタクシですので、当然、本分である「学問」の方はてんでダメです。やれていません。
 院生、特に仮にも「研究者」を目指す者であれば、大半は学問に費やすものですが……まぁ、とにかく、挽回せねばなりませぬ。
 さて、「学振(ガクシン)」の書類を書く時期です。ガクシン。学園振興委員長のことではありません(という、ごく僅かな人にしか分からないネタを使ってみる。面白くはない。)
 日本学術振興会特別研究員、通称「ガクシン」。ガクシンとは、有望な若手研究者やその卵の院生が対象となる制度で、このガクシンに採用されると、独立行政法人である日本学術振興会が、月額20万円ほどの援助を三年間出してくれるのです。何という太っ腹! さすが独立行政法人。やることが違う! で、これの応募がもうじき締め切られるのです。
 このガクシンに採用されるか、されないか、はハッキリ言ってかなり院生の運命を分けます。
 だって、月額20万円ですよ。20×12ヶ月なら240万円じゃないですか。すごい。
 もちろん、出せば通る、なんてもんじゃありません。我々の大学であればほんの一握り、数パーセントの院生が採用されるかどうか、という厳しいものです。そりゃそうですよね。
 ところが、身近にその数パーセントの人たちが結構いたりする訳です。
 そうなってくると、やはりそういう人たちにノウハウを教えてもらうしかない、と考えます(ガクシンに採用されるには、まず書類審査。次いで面接審査、という流れ)。

 ……結果

 優秀な人は優秀だから学振が取れる、ということが分かりました。

 ちょっと見ただけで、違うんですよね、文体というか視点が。先のことがクリアに見通せているのです。
 「こんなの、ハッタリだよ」
とか言われたのですが、却ってこれがハッタリならすげーな、って思うくらい、良くかけていらっしゃる。結局は、どれだけ研究に執着を持っているか、またその執着が悪い方向ではなく、普遍的で「実はこんなに面白い研究なんだ!」と他者を説得出来るか、なのです。
 足りない、私には「牛頭天王」に対する執着心も、そして「牛頭天王」が面白い、と説得する力も、足りない……。
 
 まじめにお勉強します。