今日の夕方、フジテレビの報道番組で捨てられる犬・猫の特集をやっていた。
3年飼育しておいて引越しの為に持ち込まれた2匹のミニチュアダックス。
10年も飼育しておきながら夜中に鳴いてうるさいからと持ち込まれる老犬。
猫もたくさん持ち込まれていた。
子猫は必死に泣き叫び、また別の猫は頭を叩かれながらも逃走していた。
みんな何かを察しているんだろうな。。。
場面は変わり動物管理センターには間もなく処分される犬猫たち。
その中には不安からなのか、ヨダレが止まらない犬の姿があった。
そのTV番組を食い入る様に見続けるバルフィ。
我が家のミニピンコンビを含め、バルフィ、巣立っていった居候ワンコ、他にも里親募集をしている犬猫もみんな何かしらの事情で飼い主から離れ、この報道のような境遇から運良く生き延びた。
バルフィは茨城の収容センターから保護された。
茨城では収容頭数がとても多いと聞くから、バルフィと共に収容されていた犬猫のほとんどは処分されていったと思う。
その代表として助けられたバルフィ。
普段TVには無反応なバルフィが、こんなにもTVの画面を立ちすくんで見つめる姿は不思議に感じ、自分が同じ境遇だったという事を思い出しているようにも見えた。
CMに入るとバルフィは不安そうな顔で私のひざにのり、大きな黒い目で見つめてきた。
「大丈夫だよ。バルフィは助かったんだよ。。。」
無責任な飼い主により犠牲者となった犬・猫たち。
この叫びは聞こえるのだろうか。
処分されていった犬・猫の分までバルフィには終生幸せになってもらわなくては・・・思うのでした。