笑う居候犬・・・ぶらり日記

保護犬の預かり記録です    

巣立ったWANの幸せ報告 ~Puri~

2011年12月02日 | 巣立ったWANの幸せ報告♪

少し前になりますが、この家から巣立っていった「Puri」のご家族さまよりメールを頂いておりました。
アタシは只今、事情によりワンコのお預かりをお休みしておりますが、
こんな風にその後のご連絡を戴けれるのはとっても嬉しいです。

我が家の3ピンや他の保護犬同様、Puriも人間に見捨てられたワンコ。
新しい家族のもとで、新しい犬生をスタートして早3年ちょっと・・・
先住犬のチョコちゃんと仲睦まじい姿を拝見すると、まるで兄妹(姉弟)のようで、
幸せの遠回りをしてしまったけど2匹は一緒に暮らす運命だったんだな
・・・なんて思ってしまいます。

 

先月、会スタッフの Iさんに同行し茨城のセンターへ久しぶりに行ってきました。
久しぶりに行ったセンターは以前よりもかなり消毒に力を入れている様に感じました。
以前は犬舎の臭いがキツかったのですが、今回はあまり感じませんでした。

その日は元気いっぱいのシーズーを引出し、期限がまだ来ていない痩せた仔犬に譲渡希望を出し個室へ移してもらいました。
仔犬ちゃんはなんだかうちのダルと表情が似ていて、アタシ好みのワンコでした。
しばらくず~っと仔犬ちゃんをダッコしていましたが、抵抗もなくおとなしいワンコでした。
仔犬ちゃんを個室へ入れるとパクパクとフードを食べていました。
それからたった数日後、悔しいですが仔犬ちゃんはセンターで息を引き取りました。
( 関連記事はIさんのブログをご覧下さい ちぃといぬといつまでも )

東京のセンターと違い、茨城のセンターは助けられる命よりも処分されてしまう命の方が断然多いです。
助けても助けても処分される犬猫がいる中、何かが変わったんだろうか・・・と
どうしても考えてしまいます。

たくさんの愛護・保護ボランティア団体さんがありますが、保護犬の真のボランティアは、
保護犬を迎え入れた新しいご家族だとアタシは思っています。
心から保護犬を家族として迎え入れ、大事に終生育ててくれるからこそ
保護ボランティア団体の意味があるのではと。。。
残念ながら心無い里親詐欺や無料のペットショップ感覚の人間もいるので決め付けはしませんが、幸せに過ごしている巣立ったワンコの姿を拝見すると感謝せずにはいられないのです。




ねぇ、Puri、、、

ゆっくり少しづつだけれど、、、
ワンコが暮らせる世の中は変わってきているのかな、、、