笑う居候犬・・・ぶらり日記

保護犬の預かり記録です    

トライアルへ

2008年10月26日 | ビルリ(日本猫)
今日、ビルリはトライアルとして迎えられました。

ビルリはたくさんの方に支えられてこの1ヶ月ちょっとを過ごしてきました。
ご近所の猫飼いさんやお散歩仲間、譲渡の会スタッフの方々、この家から巣立っていったWANのご家族・・・私も色々と勉強になりました。

先住猫ちゃんとの相性もありますので、先の事はまだどうなるかわかりません。
まずは成功を祈るのみです。

おぎくぼ家のみなさ~ん!
ビルリの為に頂いたネズミ博士は婿入り道具として持たせましたよ

あれから1ヶ月・・・

2008年10月21日 | ビルリ(日本猫)

ビルリがふらりとこの家に来て、1ヶ月が経ちました

今日は2回目のワクチン接種の為、病院へ。
ビルリの体重 1.1kg  1.8kgに増えました。
順調に成長しており、元気もいっぱいです。

ビルリ・・・病院の診察台の上でゴロゴロと遊びだす始末。
病院の先生も
「開業して15年経つけど、診察台の上で遊んだ猫はこの子が初めてだなぁ」
とビルリのおおらかな性格に驚いていました。

なんでも、診察台の上に乗ると固まってしまったり逃げようとしたりするようで、
「ノラでこんな子は本当に珍しいよ」
とビルリを絶賛しておりました。
(この病院の先生、、、猫派なのです)

ワクチンを打ったので今日は安静に過ごすんだよ。ビ・ル・リ~


幸せへの一歩

2008年10月20日 | ビルリ(日本猫)

ビルリは昨日、ご希望者様とお見合いをしました。
遠方より、ビルリに会いに来てくれたのです。

とても温かいご夫婦で、ビルリもワタシもなんだかほんわかした気持ちになりました。
ご希望者様のお宅には、すでに白くてとっても可愛らしいお姉さん猫ちゃんがおります。
ビルリにはそれがわかるのか、猫の扱いに慣れているご希望者様に身を預けペロペロと舐め、思いっきり甘えまくっていました。
ビルリは近々トライアルとなります

ワタシは猫の事はあまり詳しくないのですが、猫飼いさんを家に招き入れビルリを見て頂いたり、猫・保護団体のスタッフにビルリを会わせ、猫という枠の中でビルリはどのような猫なのか意見を聞いていました。
ビルリは本当に良い性格の猫です。(←親バカぽくて恥かしい  )
犬のように人間をペロペロ舐め、攻撃性はなく人懐っこくて誰にでも甘えます。

可愛くて本当に良い子ですが、所詮雑種のノラ猫です。
犬と比べて猫の里親探しは大変難しく、里親募集サイトでも関東だけで現在1700匹の猫が新飼い主さんを探しています。
その数を見た時に、諦めさえ感じました。
犬でさえ仔犬であっても雑種の子は里親探しが難しく、(イヤな事に純血種の仔犬には応募が殺到します)猫で雑種の野良であるビルリに申込があったという事は運が良かったと思います。
そして、飼い主を探している猫を迎え入れたいと思い、ビルリに目を向けて下さったご希望者様にも感謝の気持ちでいっぱいで、温かい気持ちやお人柄に泣きそうになりました。

いつも感じる事ですが、このように幸せの一歩を踏み出せるという事は強い生命力と運をもっているんだなと。。。

ビルリは先住猫ちゃんとの相性もありますので、まだ先の事はどうなるのかわかりません。

でも、こんなにも早く第一歩を踏み出せたことに
「やっぱり縁ってあるんだなぁ、、、」
としみじみ不思議な縁に驚くのです。。。


巣立ったWANの幸せ報告 ~ターリー~

2008年10月17日 | 巣立ったWANの幸せ報告♪

先日、2年以上前にこの家から巣立っていったターリー(前:チャトニー)が遊びに来てくださいました。

ターリーのご家族とはターリーを通してとても良いお付き合いをさせて頂いています。
今回はクミン嬢も一緒です。
クミンもターリー同様、『成犬譲渡の会』の卒犬です。

ターリーは他犬との付き合いが苦手だという事ですが、ダル&キーマとは上手に接する事ができます。
はるか遠い記憶でも、な~んとなくこの家で過ごした時間の事を覚えているんでしょうかねぇ。。。
うちにいた頃と同じように、その頃と同じクッションにアゴをのせ居眠りしているターリー。
懐かしく微笑ましい光景でした。

そしてクミン嬢。
クミンは人間が苦手ですが、今回私にダッコをさせてくれました。

ワタシは犬のオフ会とかは大の苦手ですが、こういう集まりはなかなか良いものです。
キーマをレスキューしてくださったKOKOさんの里親同窓会もほんわかムードで楽しい時間を過ごせたっけ。。。
先日の合同譲渡会もそんな雰囲気でした。

オフ会に行くと不愉快な気持ちになる事の方が多いから(笑)
なんだか保護犬に関わるとみ~んな優しい気持ちになっちゃうんですよね。

ターリー&クミン。
また遊びに来てくださいね。
預り乳母はいつでも大歓迎です!!


記憶

2008年10月12日 | ロティ(M・ダックス)

今日はビルリ(猫)を連れて合同里親同窓会に参加してきました。

前回と違って、今日はスッキリ秋晴れでいい気持ちでした。
(前回は暑かったぁ。。。

ロティファンのみなさま~!!
久しぶりにロティに会いましたよ。
以外に覚えてました。

犬の記憶ってアタシにしてみれば
「所詮イヌ。どうでもいい事なんて忘れちゃうんでしょ!
っていつも思うんですけど、意外と覚えてくれているようです。

昨日、2年以上前に我が家から巣立っていったターリー(前:チャトニー)が遊びに来て下さいました。
(詳細は後日UPします)
2年前だとさすがに覚えてないでしょって思うんですけど、覚えているようなんですよ。

だとしたら・・・保護される前の記憶とかもイヌにはあるんだろうか・・・
まぁ・・・答えは見つかんないから考えても仕方がないんだろうけど、やっぱ考えちゃうよなぁ

話はそれましたが、ロティはとっても元気でしたよ。
良いご縁に恵まれますように~


 
 ※新飼い主決定!!
   ロティは正式譲渡となり『ルティ』となりました。(2009年3月3日)
   お幸せに~


スクスクと・・・

2008年10月09日 | ビルリ(日本猫)

ビルリがぶらりとこの家に来てからもうすぐ3週間になろうとしています。
この間にビルリはひとまわり大きくなったようです。

ダルもキーマもそしてこの家から巣立っていったWANたちもみ~んな成犬になってからの出会いだったから、老けていくことはあっても成長というものはなく・・・・

成長ってこういうものなんだわねぇ、、、、と楽しんでいます。

マイペースでひとり楽しく遊んでいるビルリに苛立ちを感じているキーマ。
そんな環境にも慣れつつあるミニピンコンビです。


最近のロティ

2008年10月05日 | ロティ(M・ダックス)

ロティは今、別のご家庭で居候生活を送っていますが、元気ですよぉ

今日は預りさまから、今の状況のご報告をそのまま添付いたします。

『今日は、秋晴れ爽やかなので、休日によく行く航空公園に行きました。
ドックランでも遊ばせてみたのですが、他の犬が近寄ると尻尾を中に入れ、うちの犬達のど真ん中に入り込み、うちの犬達の傍から離れませんでした。
まだ怖いようなので、公園の芝生の中をうちの犬達だけでかけっこさせました。
もう、しっかり家族の一員のつもりでいるみたいで、うちの犬達もロティを守ってます。
面白いですね、直ぐに犬同士は家族で団結するんですね』

ロティは超多頭飼いからの保護なので、犬同士の関係についてはやはり全く問題無いようです。

12日・・・町田で開催される合同譲渡会にはロティもエントリーされるようなので、その時の様子はまたブログにてご報告いたします


出会いと別れ

2008年10月02日 | ロティ(M・ダックス)

今、ロティはここにいません。
別の一時預かりのお宅へ移動になりました。

急な事だったのですが、私の父が先週亡くなり家を留守にするので、ロティを移動する事になりました。
ロティは元気にやっているようですよ

こういう時に大変なのは犬猫の移動です。
ロティは譲渡の会からお預かりしているという事もあり、譲渡の会にお渡ししました。

うちの犬たちは信頼のおけるペットサロンのホテルにお願いしました。
あまりに急だったので一旦断られたのですが、こちらの事情を察していただいたのか引き受けていただけました。

お願いしたサロンは1日に1~2組しか預かりません。
ワクチン接種などのチェックも大変厳しく、カットに来る犬にもワクチン接種のチェックを厳しく行っています。
一旦断られたのも「日中の数時間、他の犬を預るので・・・」という事でした。

お願いしたサロンはうちから車で15~20分くらいの場所です。
うちの近所にも預ってくれるペットサロンは多いのですが、ワクチンチェックなんてどこもやっていないし、たくさんの犬がワサワサしているのです。

ワクチンを打っていないから・・・なんて断っていたら商売にならないし、頭数が多ければ多いほどお金になるのですから仕方がないのでしょうが、私はこのような所には絶対に自分の犬を任せたくはありません。

信頼できるペットサロンやホテルは本当に少ないです。

そして、問題なのは居候にきたばかりの猫のビルリです。
ビルリは1回目のワクチンや検便は済ませたのですが、2回目のワクチンはまだ先です。

先日ビルリを診ていただいた動物病院に相談したのですが、1回目のワクチンしか打っていないので預り(ホテル)は断られました。
でも、病院の先生から「猫なら大き目のケージにたっぷりのお水とフードを入れておけば2~3日ならなんとか大丈夫だよ」とアドバイスをいただき、ビルリだけは家においていく事になりました。

私は早々に実家へ行ってしまったので、後から追ってくる預かり父ちゃんにロティの移動、うちの犬のホテルへの移動、ビルリの事は任せました。

うちの犬たちをサロンに預ける際、
「あー、、うちの犬は散歩に行かなくていいです」
と言ったらしい。
「だってさー、、、事故に遭わされたり、なんかの拍子に逃がされたりしたら、、、っておもったらさー」

そこまでしなくても・・・とは思いましたが、この日はうちの犬たちと私の妹の犬のみのお泊り。
就寝時以外はフリー状態で遊んでいるようなので、父ちゃんがそこまで思うのなら散歩はよしとしました。
(本当は依頼主の希望に合わせて数回のお散歩はしてくれます)
うちの犬たちと妹の犬は時々顔を合わせているので、知らない仲ではないです。
それでも不安だったんでしょうか。家に着くなりぐったりと眠りこけていました。

こういう姿を見ていると、センターに収容されている犬たちがどれだけ不安な時間を過ごしているんだろうと考えさせられます。

そして、急に移動する事になってしまったロティ。別れが急だったので心残りが多いです。
2ヶ月ちょっと一緒に生活をしていたので、他の居候同様・・・ご家族が決まる時まで見届けたかった。。。
素敵なご家族様とのご縁があることを祈るばかりです。