Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

平野神社の桜

2006-04-11 | お出かけ
先週末京都の平野神社にお花見に行ってきました。あまりにも写真を撮りすぎたため、整理がたいへんで、ようやくアップ(笑)。ちょうど見頃でしたので、見渡せばどこもかしこも、満開の桜。本当に美しかったです。平野神社の桜は全部で400本ほどだそうですが、桜の種類が多く、時間差で満開を迎えるものが多いため、比較的長期に渡って花見見物ができるようです。ただ私はメインのしだれ桜の満開期が見たかったため、この週末は最も良い時期だったと思います。



境内には「桜湯」という飲み物があり、その売り場のまん前でお弁当を広げていたこともあり、とりあえず飲んでみました。昆布茶に似た味わいかな。「うまいっ!」ってもんでもありませんが、まっ縁起物ということで。



拝殿を中心に、しだれ桜と樹齢400年の楠木があります。たくさんの人手でしたが、花見だけで帰るのではなく、みなさんきちんとお参りしていました。ご祭神の九度神は台所の火の神様で、「おくどさん」という言い方はここに由来しているらしいです。(台所を「おくどさん」と呼ぶのは、京都だけかな?)

それにしてもソメイヨシノと違って、目を奪われるような豪華なしだれ桜には、美しさと同時に恐ろしさを感じますね。家の庭に植えたいかと言うと、ちょっと考えてしまいます。なんか、桜に生気を奪われそうな気がする。そう友人に言うと、「逆に桜からパワーをもらえるとも言うよ」との返事。そうか、なるほど。それも、ありだな。生気をもらえるか、吸われるか、それは見ている人の心の在り方一つなのかも知れない。桜は人を狂わせるっていいますもんね。樹木のパワーはすごいな。どう考えても、吸われるよりもらう方がいいや。しまった、もっとパワーをもらえるように念じながら見物するんだった。


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