Casa Galarina

映画についてのあれこれを書き殴り。映画を見れば見るほど、見ていない映画が多いことに愕然とする。

100円野菜

2006-06-30 | 野菜作りと田舎の食
無人販売所ってご存じですか?田舎道を走っていると、ぽつんと立ってる掘っ立て小屋。あれです。

我が家の近くには無人販売所もありますし、ちょっとした雑貨も込みで野菜を売っている「道の駅」のようなお店(まあ、格段に規模は落ちますが)もあります。そこでも基本的に野菜は「100円」です。この写真の野菜は右上の「しその葉」以外は全て100円です。ちなみに「しその葉」の束は50円でした。


こちらのズッキーニ。でっかいですよぉ~。これも2本で100円でした。しかもすごいきれいですよ。オトクだ!我が家もズッキーニ育ててますけど、なかなか上手に育ちません。


これは我が家のズッキーニの花です。ここから良いお天気が続けば、きれいな実が成るのですが、1日中雨降りなんて日があると、どうしても弱ったり腐ったりしてしまいますね。梅雨に弱いんだな。ハウスにすればいいのでしょうが、それは面倒だし…。


で、買ってきたズッキーニは、薄くスライスして焼いて、ポン酢とかつおぶしをかけただけ~という、超ズボラ調理法。でも、ズッキーニの歯ごたえがおいしいですよ。夏の味です。


こちら3度目の収穫となるスナップえんどうです。そろそろ、というか、ようやくきゅうりもできてきました。夏野菜たちよ、早くでっかくなっておくれ!


にほんブログ村 生活ブログへ 
楽しかったらポチッと押してね。やる気が出ます!


三室戸寺のあじさい

2006-06-29 | 四季の草花と樹木
1万株と言われる宇治の三室戸寺のあじさいのライトアップに行ってきました。それにしても、写真撮るのが難しかった!7時スタートで、少しは明るいから大丈夫かなと思ったけど、全然(泣)。よく夕方の薄暗い時間帯に写真を撮るのですが、みるみるうちに暗くなって、ろくな写真が撮れませんでした。

それにしても、ライトアップというのには、ちょっとライトが少ないぞ~。まあ、この敷地全部を照らそうと思ったらすごい量になるのかも知れませんけどもね。


このずーっと奥まであじさいなんですよね。まっ、撮れるわけもなし。でも、すごい人手でしたね。三脚禁止と書いてありましたけども、そりゃそうですよ。この人手の中で三脚立ててじーっと撮ってる人いたら、めちゃ迷惑ですよね。やはりあじさいは昼間撮るに限ります。花自体がごてっとしてるので、夜に撮ってもなんか涼やかさがない。勉強になりました。ということで、お口直しにこちら。


はい、抹茶パフェでございます~。旨かった。意外にも一番上に乗っかっているゴーフルがね、ほんのり抹茶味でしかもパリパリしててめちゃ旨かった。友人が「これは売ってないんですかっ!」と店員さんに詰め寄ってたけど、「こちらはお売りしてないんですよ~」という悲しい返答(笑)。食べたけりゃ、また来いってことですね、はい。


にほんブログ村 生活ブログへ 
楽しかったらポチッと押してね。やる気が出ます!


平等院のミュージアムショップ

2006-06-28 | お出かけ
私、ミュージアムショップ大好きなんです。とりわけ最近の寺社仏閣のグッズコーナーは楽しいですよ~。しょうもない雑貨屋に行くよりも、楽しかった。これは、平等院のものをモチーフにした栞です。イカしてますねえ。シルエットでしかも半透明。トリミングの仕方がうまいですねえ。


店内は大勢の人で賑わっています。ポストカードに一筆箋、携帯ストラップなどどれもお洒落なデザインで目移りしてしまいます。


こちら私の戦利品。雲中供養菩薩像をデザインしたクリアファイルを中心に、シールや一筆箋などを購入致しました。いやあ、満足、満足。えっ、平等院はどうしたのって?ああ、そうそう。もちろん見ましたよ。鳳凰堂。もうこのミュージアムショップのインパクトが高すぎて(笑)。


10円玉の裏のように全景を撮るのは、困難でした。こちら、池に浮かぶ極楽浄土をイメージして作られた平等院鳳凰堂でございます。


屋根にちゃんと鳳凰が止まっております。


この写真の方が池に浮かんでいる雰囲気が出てるかな?それにしてもこの平等院鳳凰堂は当時の関白、藤原頼道による建立。この敷地は藤原家の別荘だったようで…。まあ、ピラミッドしかり、ベルサイユ宮殿しかり、時の権力者の遺産ってのは、スケールが違いますよね。今、為政者がこんなことしたら、税金使って何しとんじゃ!ってことでしょうなあ。


にほんブログ村 生活ブログへ 
楽しかったらポチッと押してね。やる気が出ます!



萬福寺の蓮

2006-06-27 | 四季の草花と樹木
宇治小旅行の第二弾です。さて、普茶料理で満腹になった後、まんぷく繋がりで、「萬福寺」というお寺に行きました。
境内の至る所に蓮の鉢が並べられていていました。


このように参道にもずら~っと蓮の鉢が並べられていたのですが、きれいに咲いているのは冒頭の写真のみ。満開まではまだ少々時間がかかりそうです。でも、この敷き詰められた蓮が一斉に花開いたらさぞかしキレイなことでしょうね。たぶん、7月上旬あたりが見頃なのかな?その頃にまた行きたいなあ。


こちら、何ともふくよかな笑顔で見ているこちらも和んでしまう、布袋様が祭られています。


これは、廊下の天井から吊されているお洒落な灯籠のようなもの。真ん中に「煎茶道」と書かれています。これまた宇治っぽい。帰って調べてみると、

「煎茶道(せんちゃどう)は、広義には茶道の一種。ただし、一般的には茶道は抹茶を用いる抹茶道を指すことから、急須等を用いて煎茶や玉露などの茶葉に湯を注いで飲む形式を採る煎茶道は、茶道とは別のものとして捉えられている。」(以上wikipediaより)とのこと。

なるほど。で、日本における煎茶道の開祖は、黄檗宗を開いた隠元隆。で、日本における全日本煎茶道同盟の代表が萬福寺の管長さんらしい。なるほどそれで、ここに飾ってあったんですね。煎茶自体が当時最新の中国文化であったことなどから、形式にとらわれずに煎茶を飲みながら清談を交わすいわゆる「煎茶趣味」が文人の間で急速に広まったんだって。
確かに近頃は煎茶専門のお洒落なお店もあるし、煎茶って正しい入れ方をすると、ほんとにおいしいもんね。お茶呑んでみんなでワイワイ話をするって言うのは昔からあったわけですなあ。


最後にこちらは、開版(かいぱん)というものでして、時を報ずるものとして今も使われているようです。「勝手に鳴らしてはいけません」と横に看板が。ああ、そう言われると鳴らしてみたくなるのが人間というもの。一体どんな音が鳴るのかなあ。口にくわえている玉は、確か人間の煩悩と境内のショップで見た記憶が…。ちゃんとメモっておくのでした。

で、これ木魚の原型なんですよね。木魚はお魚のこの真ん中をはしょっておるわけです。ふうむ、おもしろい。いやはや、寺社巡りは楽しいですなあ。がんばって京都検定にチャレンジしようかな~。


にほんブログ村 生活ブログへ 
楽しかったらポチッと押してね。やる気が出ます!



ネジバナ

2006-06-26 | 四季の草花と樹木
ピンクの小さい花が螺旋状にぐるぐる回って咲いている。

昨日平等院に行ったときに、池の脇にたくさん咲いているのを見つけました。友人とおもしろ~いと言いながら写真を撮っていたら、通りすがりのおばさんたちも何事かと見ていたようです。

花のねじれ方は一定しているわけではなく、左巻きと右巻きの両方があるそうです。


よくよく見ていると、なるほど巻き方はそれぞれ随分違いました。巻き方のテンポも千差万別で、これはらせんになっているのか?というほど緩やかな巻具合のものもありました。「途中で巻き方が変わるもの」もあるそうです。


この池の向こう側が10円玉の裏側でおなじみの平等院鳳凰堂。ピンク色の細いラインがスーッと芝生から伸びていて、なかなかきれいな景色でした。


にほんブログ村 生活ブログへ 
楽しかったらポチッと押してね。やる気が出ます!


宇治にて普茶料理

2006-06-25 | お出かけ
日曜日、1日宇治を小旅行してきました。もともと大阪人の私としては、京都と言えば市内近辺の観光がもっぱらで、いつか宇治の平等院に行きたい!と思っていたのですがなかなかチャンスがなく、京都に詳しい友人のすばらしいエスコートのもと、ようやく念願が叶いました。

コースは
普茶料理のお昼ご飯→萬福寺→平等院→宇治茶のお店で茶そば&デザート→三室戸寺であじさいのライトアップ
という流れでございました。いやあ、満喫、満喫。まずはお昼ご飯をご紹介。普茶料理です。

「普茶料理」とは、中国風の精進料理で、私も初めての体験でした。精進料理って、すごい簡素な和食というイメージでしたが、そもそも仏教は中国からきたわけで中華風な味というのも納得です。お店は萬福寺向かいにある、「黄檗普茶料理 白雲庵」です。


席に着くと、宇治茶と抹茶の落雁が。いやあ、ほっこり致します。


我々が食べたのは、インターネット予約限定の半月弁当。とってもおいしかったです。梅干しの天ぷらが入っていたのはビックリしました。私は右下の吉野くずの煮物がとっても気に入りました。まさに中華風あんかけですね。たけのこ、蓮根のシャキシャキ感がGOODでした。麩や湯葉もおいしかった。


お弁当の後にご飯とお吸い物。ご飯には、お茶のふりかけがかかっています。さすが宇治ですね。


さて、のれんに描かれているこのマーク。かわいいですね。お店の人に聞いてみたところ、お坊さんが托鉢の時にもっている鉢をデザインしたようです。


これは玄関に吊してあったもの。これは木槌で叩いて来訪を知らせるものですかね?このデザインもカッコイイなあ。後で萬福寺に行った時も、この模様がたくさんありました。何をモチーフにしているのかなあ。それにしても仏教美術のデザインって、めちゃめちゃカッコイイですよね。で、腹もいっぱいになったし、いざ萬福寺&平等院へとなったわけですが続きはまた明日~


<ちなみに白雲庵さんのHPはこちら


にほんブログ村 生活ブログへ 
楽しかったらポチッと押してね。やる気が出ます!




コアジサイ

2006-06-24 | 四季の草花と樹木
林道でヤマアジサイを見つけたときに、近くで咲いていたコアジサイ。
いわゆるアジサイの周りの装飾花がない状態みたいに見えます。
遠くからみると、なんだか青いツブツブでしかないのですが、
近くに寄ってみると意外と(笑)きれいです。
今までの私なら、絶対ちゃんと見てないだろうな(笑)。

さて、今日はアジサイが今満開という宇治市の三室戸寺に行ってきます。
こちらには1万株!のアジサイが咲いている、ということです。
楽しみです。ついでに宇治茶で有名なお店で念願の抹茶スイーツを食べる予定。
では、行ってきまーす!



にほんブログ村 生活ブログへ 
楽しかったらポチッと押してね。やる気が出ます!


初捕獲

2006-06-23 | 子育て&自然の生き物
今年一匹目のクワガタ虫をゲットしました。ただし、コクワガタですが。

夫が夜出かける用事があり、帰りに捕ってきたのです。近所のバス停で。ここは、隠れ虫スポットでして、ただのバス停なんですが大きな蛍光灯が付いているんですね。で、夜になるとその明かりを目当てに虫どもが集まってくるわけです。

だから、正確には「捕った」んではなく、「拾った」ということになります。

虫取りにしちゃあ、何とも情緒がないですが、これが結構な確率で虫が「落ちて」るんですね(笑)。7月に入ればバス停近辺にハザードランプを付けた近所のお父さんたちがうろうろ(笑)。息子にせがまれてやってくるのです。

さすがにオオクワガタとは行きませんが、ミヤマクワガタなんかも捕れるようですよ。もう、子供たちはこれからクワガタやらカブトやらいくらでも捕ってきます。虫かごの面倒を見てくれればいいんですけど、むやみやたらに捕ってきて死なせてしまうのはかわいそうです。だから、今年はしっかり面倒みさせようと思ってます。


にほんブログ村 生活ブログへ 
楽しかったらポチッと押してね。やる気が出ます!




日本、完敗

2006-06-23 | 子育て&自然の生き物
日本VSブラジルは1-4で完敗でした。はぁ…。

正直ここまで日本の守備陣が崩れるとは、思わなかった。オーストラリア戦と同様の結果をもたらし、あの教訓はどこへ行ったんだ?という試合運びとなってしまいました。いったん気持ちがとぎれると、そこから転がる石のように崩れてしまう。しかし、これが今の日本チームの実力なのだということをみんなで認める他ありません。

前半は、攻め込まれながらもふんばりました。そして、ついに玉田のゴール。ようやく、今大会初めてゴールらしいゴールで日本が得点しました。しかし、終わってみれば、この1点だけ。俊輔の1点はゴールの内には入らないでしょう。4年間の強化と選手たちの努力を全て捧げるこのワールドカップで、ゴールらしいゴールはたった1得点に終わったわけです。これは、本当にシビアに受け止めなくてはなりません。

「守る」のではなく「守りきる」ことの難しさを痛烈に感じた試合でもあります。確かに今日は強豪ブラジルが相手ですけれども、前半ロスタイム(しかもたった1分しかなかった)に失点したことは大きな失望を選手に与えたことでしょう。守りきれなかったという思いが後半動きの鈍さに現れていました。1-0のまま後半に入っていたら、もっと試合展開は変わったはずです。巻に変えて投入した高原がケガですぐに大黒と交代。日本にはツキもありませんでした。(高原は本当に気の毒だなあ。ドイツ戦で輝きを出し尽くしてしまうという皮肉な結果になってしまった。でも、彼にも何だかツキのなさを感じる)

後半はブラジルのパス回しに遊ばれているようで、本当に切なかった。3-1になった段階でブラジルはこのまま終わってもいいほどの余裕な試合展開です。なのに、それでもまだ点を取られてしまうなんて…。

ブラジルは、実によくピッチの真ん中をパスが通りますね。しかもピンポイントで縦パスがピタッと足元に通る。受ける側の足元に磁石がついてるみたいです。ディフェンダーが2人も3人も周りを取り囲んでてもお構いなし。あれは、すごいですね。ブラジルの攻撃はこうやって、どんどん真ん中を切り裂いていくものばかりじゃなかったですか?サイドに大きく振るなんてこと、ほとんどなかったでしょう?

日本の攻撃中、大きくサイドに振って、加地や三都主にボールが出るとスタジアムでも「ワーッ!」と歓声が上がってましたけども、大事なのはそこからでねぇ。そこからどうやってフィニッシュに持って行くかということ。ブラジルの2点目、3点目なんかを見ていると、シュートがめちゃくちゃ正確ですね。しかも受けてからシュートまでが早いこと、早いこと。いくら真ん中で上手にパスを回していても、攻め込んでからの流れがもたついている日本とは雲泥の差でした。

最後に。日本サッカーはこれから大丈夫なのか、という大きな不安を残した大会になってしまいました。でも課題は明確な分、それを一つずつクリアする他ありません。大きな世代交代が起きて、今後はガラッと代表メンバーも変わることでしょう。ただ個人的にヒデファンとしては、彼の今後の動向が非常に気になるところ。再三再四、気持ちが足りないとメンバーを鼓舞し続けていたヒデ。でも一方彼はメンバー内でも孤立しているとメディアは伝えていました。万一それが本当なら、もう彼は日本代表というものにケリをつけるのだろう、と言う気がしてなりません。ひょっとするとサッカー選手を引退してしまうのではないかという気すらします。私は、彼がピッチで輝く姿をもっと見たい。まだまだ足りない!という気持ちでいっぱいです。戦いの後、長い間ピッチで大の字になって動けなかった彼の姿が今も焼き付いています。

ウツボグサ

2006-06-22 | 四季の草花と樹木
昨日お天気の良い内に撮りました。田んぼの横のみぞこ近辺にたくさん咲いています。花穂は意外とボリュームありますよ。紫好きとしては、お気に入りの花になりました。


となりの田んぼもずいぶん緑が濃くなってきました。夜はカエルがグワングワン鳴いてますけども。

ところで、この花は上から咲き始めるのでしょうか、それとも下から咲き始めるのでしょうか。


この写真は上の方だけ花が残っているでしょ。どうも下から咲き始めて上の方が残ったって感じに見えるのですが。それとも逆かなあ。


真上から見るとお花が開いた感じに見えますね。すごい色が鮮やかです。
帰って花を調べようと思い、花の付き具合から「シソ科」かな、なんて当たりをつけていたら見事的中!やっほーい。ちったぁ、進歩してるなぁと自己満足(笑)。

さて、昨晩息子の部屋から蛍が見えました。電気を消して寝かせようとしたら、窓の外にフワリフワリと二匹の蛍。二つの光がくっついたり、離れたり。本当にランデブーって感じでした。


にほんブログ村 生活ブログへ 
楽しかったらポチッと押してね。やる気が出ます!



時計じかけのオレンジ

2006-06-20 | 外国映画(た行)
★★★★★ 1971年/イギリス/137分
監督/スタンリー・キューブリック 主演/マルコム・マクダウェル

「いつ見ても超問題作」

時代は近未来。暴力とレイプに明け暮れる4人の非行グループのリーダー、アレックスは、ある日仲間に反逆されて警察に捕まり投獄される。刑務所では聖書を読み更正したふりをし、政府が始めた攻撃性を絶つ洗脳実験に、すぐ釈放されるという理由で自らモルモットを買って出る。暴力を起こそうとすると極度の吐き気におそわれるアレックス。実験は成功したとして、アレックスは釈放されるのだが…

キューブリックのレビューなわけですから、まずはSF3部作を完結させないと。というわけで「時計じかけのオレンジ」です。まあ、この作品を最初に見た時の衝撃はすごかったですね。この衝撃に匹敵するのは、小学生の時にラジオでYMOの「テクノポリス」を聞いた時かな。私の人生、2大ショッキング事件のひとつです、この映画は。

「2001年」同様に、美術とファッションが素晴らしい。今でこそミッドセンチュリーなんて言って60年代頃のインテリアをもてはやしていますが、そんな上っ面だけを借りてきたしょうもないインテリアショップに行くくらいなら、断然この映画を見た方がいい。本当はこのシーンのこの椅子がかっこいいとか、壁紙がこんな風でイカしてるとか、全部書きたいところだけど、それをするとたぶんそれだけでレビューが終わってしまう。

また、そういった洗練さを果たして手放しで賞賛してよいのか、というほど物語がショッキングです。真っ当に考えれば、いかなる悪人であろうと国家が個人を統制することはいけない、またはできないということなのだと思いますが、アレックスが持つ残忍性に対して我々がほんの少しでも共感しやしないか、という恐ろしい現実をキューブリックは突きつけているような気がします。

目玉をカフスボタンにあしらったシャツに山高帽。「雨に唄えば」を歌いながら暴力を奮いレイプする。仕事(強盗)が終わって部屋に帰ればベートーベンの第9をヘッドフォンで聴き、恍惚に浸る。悪の権化とも言えるアレックスをこのようにセンス溢れる映像と音楽で描写しきってしまうキューブリックという人こそ恐ろしい。「問題作」という言葉は、まさにこの映画のためにあるのです。


映画ランキングに参加しています。面白かったらポチッと押してね。



ヤマアジサイ

2006-06-19 | 四季の草花と樹木
日曜日、ヤマアジサイを探しに行こう!と思って出かけたら、本当に見つかったのでワタクシ、大感激でございます。まだ色が薄いんですけど、嬉しいのでアップしてしまいます。

きっかけは、いつも素敵な草花や樹の花の写真を載せておられるSr.ボスケさんのブログ。ヤマアジサイを撮られていたのですが、それがとってもキレイで、この辺にもあるかなあと探してみることにしたのです。

で、家の裏手の林道、すぐに二股に分かれているのですが、いつもと違う方に行ってみることにしたのです。

こちらの道。右側に沢があって、あんまり暑いもので、同行していた犬がつい脱線。


おぉーい、勝手にどっか行くなよぉ~。もう、置いて行くからね、知らないからね、今日のご飯抜いちゃうぞぉ~。


わかりましたよぉ~。戻ったらいいんでしょう。ふごふご。

ってなことを言いながら、今までなら引き返していた道をもう少し奥へと入っていく。やっぱりないかなぁとあきらめかけたまさにその時。「あったー!」。マジで叫んでしまいました。


岩場からひっそりと顔を出しておりました。たったひと株でしたけれども、目当てのものが本当に見つかったことにひどく感激してしまいました。人間念じれば叶うものですねぇ。でも、何か今年の運はこれで使い切ってしまったような気がします(笑)。


ふつうのアジサイと比べて、すごく品がいいと思いませんか?私はこの花、すごく気に入りました。で、ひとつ気づいたのですが、花がぐるりと付いているのではなく、一方向にだけないんですよね。どれもこれも、そう。これはヤマアジサイの特徴なのかなあ。
これからもっと青くなりそうでしょ。また1週間くらいしたら行ってみるつもりです。楽しみだなあ。


にほんブログ村 生活ブログへ 
楽しかったらポチッと押してね。やる気が出ます!

ブラジル戦をとことん楽しもう!

2006-06-19 | 子育て&自然の生き物
日本VSクロアチア戦は0-0のスコアレスドローに終わりました。

惜しいチャンスはいくつもあったんですけどね。それは相手も同じでした。川口のスーパーセーブやバーに当たったシュートもあり、クロアチアも押せ押せで日本は何とか守りきったという感じでした。よくみんな頑張りましたよ。

後半はパスミスが目立ちましたね。つまらないパスをカットされて何度速攻にあったことか。冷や冷やでした。それだけ消耗していた、ということでしょう。返す返すも惜しかったのは柳沢のシュートですね。あれは、決めて欲しかった…。

今回の選手交代は、稲本はよかった。非常に守備にも貢献してたし、いい飛び出しもありました。ただね~玉田と大黒がほとんど生きなかったなぁ。もっともっと前に詰めてほしかった。玉田ぁ、ドリブラーなんだから、もっと突っ込んで行こうぜ!と今更言っても仕方なし。いいパスも出てこなかったもんね。

やはりね、どうしても見ていてパスを出すところを考えてるって感じだったな。中盤でパスをカットしたクロアチアは、すぅーっと抜いていってすぐにゴール前まで来ちゃうよ。この違いは何なんだろう?

さて、引き分けってことで、もうブラジル戦に勝つしかない、というとんでもない設定になってしまったわけですが、こうなったら勝ち負けはもういいんではないのかな、と個人的に思ったりしてます。ワールドカップという大舞台でブラジルとガチンコ勝負できることを、開催前から非常に楽しみにしておりました。こうなったら、ブラジル戦はとことん楽しみたいですね。

最後に。テレビ朝日よ、試合終わった中村俊輔に服まで着替えさせて、インタビュー受けさせるのはどうかと思うよ。ものすごく疲れてるし、次もあるんだから選手は休ませてあげて欲しいぞ。

鮎解禁

2006-06-18 | 野菜作りと田舎の食
鮎の友釣りが解禁しました。といっても、ちょうど一週間前が解禁日だったのですが、当日夫は、地域の草刈りがあって行けなかったのです。で、昨日いそいそと鮎釣りに行っておりました。

私は鮎釣り、全然興味ないんですよ。魚屋さんが履いているようなゴムのズボン履いて、ずーっと川につかって釣ってるんですよ。あれはたいへんですよ。でもね、かかった時の「引き」がなんとも言えない感触らしいんですね。ふぅん、お疲れ様(笑)。



解禁してまもない鮎なので、小ぶりですね。でも、きれいです。釣った魚の数は言いますまい(笑)。上手な人は1日で50匹くらい釣るみたいですよ。で、いきのいいのを次のおとりに置いておくんです。後はもちろん食べるんですね。



ビニール袋に入れて、塩をかけてもみもみして「しめる」んです。なんで塩をかけるの?と聞いたところ、「俺もようわからんが、たぶんじわじわ死んでしまうとおいしくなくなるので、塩をいれることでさっとしめられるのと違うか?」ということでした。またこの辺りの鮎プロに聞いてみたいと思います。



とりあえず、初物なのでスタンダードに塩焼きです。小さいので食べやすいですよ。フツーにおいしかったです。でもね、でもね、私はあんまり川魚好きじゃないの(笑)。塩焼きより「鮎めし」の方が好きだなあ。でも、これは夫にしか作れないので、私の意志ではどうにもならん(笑)。だって、だいいち、さばけないんだもんアタシ!


にほんブログ村 生活ブログへ 
楽しかったらポチッと押してね。やる気が出ます!

蛍はまだまだ

2006-06-17 | 子育て&自然の生き物
ただいま、蛍を見に行ってきました。いやあ、まだまだでしたね。確か2年前の同じ頃、遊びに来た姉一家と見に行ったんですが、その時は降るように川面におりました。義兄は飛んでる蛍を口に入れて、ぴかぴかさせてました(笑)。もちろん、逃がしましたよ。この辺は、蛍の捕獲は禁止です。(罰金があるらしいです。20000円とか聞いたことありますが、定かではありません)

でも、今日は10匹ぐらいだったかな。さすがにこれは寂しい。外に出た時にむぅっとするくらい湿度がないとダメなんですよ。今日は涼しすぎました。ただね、明日はクロアチア戦だし(やっぱり見るのか)、一応今日下見しておきました。

とてもとても真っ暗な場所なので、写真ぶれまくりですみません。暗い中で、ほわ~っと光るのを撮るのは一体どうするのでしょう?技術がおいつきません(笑)。次回は蛍の撮り方も頭に入れてから出かけたいと思います。

蛍ポイントでは、車のハザードランプをつけると、それに呼応して蛍もぴかぴかするなんて言います。私も以前はやってました。でもね、あれは蛍の繁殖しようよ、というシグナルでそれを無理矢理やらせると、蛍の元気がなくなる、なんてことも耳にしまして、最近は慎むようにしています。蛍の命は、1週間から10日しかないですからね、人間の勝手な行動で寿命が縮むのだったらかわいそうです。さて、次回は来週あたり。じめっとした日に行ってまいります。


にほんブログ村 生活ブログへ 
楽しかったらポチッと押してね。やる気が出ます!