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7月21日(水)オクラ納豆

2010-11-08 20:15:36 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
7月21日(水)オクラ納豆

食べ物に嫌いなものはほとんどない。大概のものはおいしくいただけるので助かっている。積極的に食べたいと思わないものがあるだろうかと考えても思い浮かばない。前世はよほど飢えていたようで何でも食べてしまう。

中でもネバネバ食品が好きである。納豆、とろろ、オクラ、とろろ昆布は良く食べる。例えば納豆。パックに添えられている辛子と出汁醤油で食べるのが普通かもしれないが、小生は辛子も出汁醤油もついていないものを買って来る。その方が自分好みの食べ方ができるからだ。

いちばんオーソドックスな食べ方は、刻みネギをたくさん入れ良くかき混ぜる。混ぜているうちに糸と豆とネギが絡み合い、ネバネバの糸で真っ白になるまで根気良くかき混ぜる。そうすることによって納豆本来の旨味が引き出せるのだそうだ。

食通で知られた北大路魯山人の著書で知ったことであるが、腕が疲れるほどかき混ぜると確かに旨くなる。仕上げに花かつおと醤油を少々入れてもう一度かき混ぜてから食卓に運ぶ。塩味はほとんど感じないくらいに控えた方が納豆の旨さを純粋に味わえる。

最近嵌っているのが納豆にネギの代わりに刻んだオクラを混ぜることである。オクラは生でも良いが軽く湯がいた方が緑が鮮やかになる。納豆にオクラのネバネバが加勢して、いやがうえにも粘っこい納豆になる。団子状になるから生卵を加えて味を整えるることもある。

それを熱々のご飯にかけて食べればあとは何も要らない。ヌルヌル、ネバネバで納豆粒は口の中を逃げ回り、噛むに噛めないからいい加減で飲み込んでしまうけれども別に支障はない。とろろ飯を掻き込む要領でいいのだ。


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7月22日(木)ユリの花盛り

庭のヤマユリが真っ盛りである。その濃厚な匂いで庭が満たされている。1個の花でも屋内に持ち込めないほど強い匂いである。今朝数えてみたら、開いていたのが47個、まだ蕾があるから最終的には50個を越すだろう。

こんなにたくさん咲いたのは初めてである。ヤマユリは日本特産のユリである。花の直径は20cmを越すものがザラで、豪華さでは他の追随を許さない。大輪の白い花と優雅な香りで人気のカサブランカという品種はヤマユリの改良で作り出されたと聞く。

ヤマユリは花を愛でるばかりでなく地下の鱗片は和食の高級食材である。一般家庭ではおせち料理でお目にかかるぐらいのものだが、ほくほくした食感と独特のほろ苦さが好きだと言う人も多い。

ヤマユリの花が終わるころ、オニユリが咲き始める。オニユリという名称は橙色が赤鬼に似ているからだと思っていたら、実は強壮な性質にちなんでつけられたと言う。葉腋に出来るムカゴでどんどん繁殖し他の植物を駆逐する勢いである。この鱗片も食用になる。

ひところ庭に侵入して始末に困るほどだったテッポウユリの仲間のタカサゴユリは、見つけ次第引き抜いてほとんど根絶した。このユリはわが家の西に隣接する研究施設の広大な敷地に野生化しているもので、タネが風に飛ばされて来たらしい。庭に数輪咲く分にはかまわないが旺盛な繁殖力が災いして嫌われているようだ。


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7月23日(金)暑い

「言うまいと思えどけふの暑さかな」。この暑さの連続は尋常でない。太平洋高気圧が本州上空に居座っているからだと分かっていても、文句の一つもつけたくなる。家の中にじっとしていれば凌げない事もないが、家内が上京しているので昨日の夕方食料を仕入れに外出した。

歩いて5分ほどの距離にあるバス停まで行くだけでもう汗ばんできた。バスの中はクーラーが効いていて快適だったが、降りた途端に熱い空気がズボンの裾から流れ込んできた。うーむ、これはたまらん。アイスでも買って食べようかとも思ったが、また汗になって出てくるばかりだから我慢した。

買い物を済ませての帰り道がもっとからだに応えた。家にいちばん近い停留所を通るバスの時間まで間があるので、家まで歩いて15分ほどかかるバス停経由の路線に乗ったのがいけなかった。食料で重くなったリュックを背負い家に向かって歩き出した途端、西日が真正面から照りつけた。風はそよとも吹かない。

夕凪の中を太陽を呪いつつ、緩やかではあるが長い坂道をのろのろと上った。ゆっくり歩いても汗が噴出す。団地にたどり着いてやれやれと思ったが家までの急な坂道でとどめを刺された。玄関にリュックを放り出し、冷房が効いている居間に駆け込んだ。

涼しい部屋に入っても汗は簡単に収まらない。冷たい水をゴクゴク飲んでやっと人心地がついた。老人になると寒さばかりか暑さにも弱くなるようである。外出して帰宅するまで約1時間であったが、その間水分を補給しなかった。これが老人には危険なことらしい。老人は喉の渇きに鈍感になっているので熱中症に陥る危険性が高いのだそうだ。今後炎天下の外出には忘れずに水のボトルを持参しよう。


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7月24日(土)「氷河特急」

スイスのサンモリッツとマッターホルンのふもとの町・ツェルマットを結ぶ観光列車「氷河特急」が脱線転覆し、日本人観光客1人が死亡、多数の負傷者が出たそうだ。6両編成の後3両が事故にあったそうだが、特急といってものんびり走るいわば鈍行列車がなぜ脱線転覆したのか分からない。

この列車にはかなり前に一度乗ったことがある。途中標高2,033mのオーベルアルプ峠越えなどがあり、谷間をのろのろと這うように進む列車だからこそ、周囲の景色をゆっくり楽しむことが出来るわけだ。小生が乗ったのはクールからツェルマットまでの約180kmだったが7時間もかかっているから時速約26kmに過ぎない。

食堂車でゆっくりワインと食事を楽しみ、緑のアルプ(牧場)と放牧されている家畜を眺め、はるか下方の谷間を流れる小川やハイジのお爺さんの家のような家畜番小屋を望むのんびりした列車の旅だった。

勾配がきつい線路を上ったり下ったりだからスピードは出ないのは当たり前で、テーブルに置いたグラスに注いだワインが斜めになるので、わざわざグラスの脚を傾けて作ったワイングラスを乗車土産に売っていた。そんな懐かしい思い出がある「氷河特急」だから、事故の原因究明をして再び安全運行で観光客を楽しませて欲しい。

それから1週間滞在したツェルマットでは朝夕マッターホルンを仰ぎ、電車で3,130mの展望台まで上ってマッターホルンの雄姿を間近に眺め、ゴルナーグラート氷河、フィンデルン氷河などの迫力に圧倒されたのを昨日のできごとのように鮮やかに思い出す。

展望台からに帰途、途中で電車を降りて、お花畑の中を宿舎のシャレー(貸し別荘)まで歩いて下ったのも忘れえぬ思い出である。「氷河特急」事故のお陰で10数年前のスイス旅行を思い出した。


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7月25日(日)偏西風大蛇行

世界中が異常気象に見舞われている。日本はこのところ猛暑続きであるが、猛暑は日本ばかりでなく夏を迎えた北半球随所に起こっている。イタリアからロシア西部、シベリア東部、中国北部、アメリカ南西部などが顕著である。

モスクワでは市民が水辺に殺到し、エアコンがない地下鉄では死者も出る騒ぎ。旱魃で小麦が立ち枯れるなど農産物にも被害が出ている。この高温は中国南部から日本の西部に大量の湿った空気を齎し、各地に大雨被害を引き起こした。

一方、真冬を迎えた南半球は異常寒波に見舞われている。寒波による被害はとくに南米で著しく、ブラジル西部で家畜2万7千頭が死に、チリでは吹雪で停電し交通機関が麻痺している。この寒さで南米全体で2百人もの死者が出ていると言う。

これらの異常気象は偏西風の大蛇行が一つの原因という。偏西風は地球の上空を西から東に向かって常に吹いている風であるが、その流れが何らかの加減で大きく蛇行することがある。蛇行は赤道付近と極の間の温度差のために熱の南北輸送が起こることと、地球の自転が関係している。普通の偏西風の流れで温度差輸送のバランスが保たれなくなると蛇行が始まり、南北の温度差が大きいほどそれを埋めるために蛇行が大きくなるらしい。

今年の異常気象はその一つの現われと考えられるけれども、それでは南と北の空気の温度差を大きくした原因は何なのか。それが良く言われる地球温暖化と関わっているのかどうかとなると、解明されていない部分が多いようだ。ともあれこの暑さ、いい加減に夏休みを取ってもらいたいものである。


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7月26日(月)土用丑の日

今日は土用丑の日。ウナギにとってはご難の日である。もっとも当日割いて焼かれるウナギはごく少数で、前もって下ごしらえしたものや、かば焼きにして冷凍保存したものが大部分だ。

年々日本の河川にやってくるシラスウナギ(ウナギの稚魚)の数が減っている。そのためウナギの養殖もピンチだというが、冷凍保存したものがあるから今年は例年並の値段で出回ると言う。

それでもスーパーのチラシを見ると1匹1,300円ぐらいするから決して安くはない。ウナギ屋でうな重を注文したら2千数百円はするだろう。こうなるとサラリーマンの昼飯代では足りない。同じスタミナをつけるなら牛丼屋の方が安上がりである。スーパーのチラシには牛丼セット2人前・タレつき480円と言うのが目玉商品で出ていた。これなら貧乏人でも食えそうである。

ヨーロッパ諸国でもウナギは食べられている。日本のようにウナギ料理専門店もあるけれども一度も入ったことはない。店先の水槽に飼われているウナギがどれも日本のに比べると大型で、どうも食欲がそそられないからである。

ぶつ切りしたウナギを煮て味付けしゼラチンで固めたものをマッシュポテトなどを添えて食べるらしい。タレをつけて焼いた香ばしいかば焼きに慣れている日本人は二の足を踏む食べ方である。身をほぐしてパイ皮に詰めオーブンでこんがり焼き上げたロンドン名物なら食べてみたいものである。決してきれいとは言いがたいテムズ川に結構ウナギが遡上して来るそうだ。

はるか彼方の南海で生まれ日本にやってくるシラスウナギを日本国内で完全養殖することに成功したという。その技術が実用化されるまでにはまだ時間がかかりそうであるが、国内でウナギの稚魚を安定供給出来るようになればウナギの値段がもっと安くなる可能性がある。それまで生きていたら出盛のサンマ並みの値段でウナギが食べられるようになるのだろうか。


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7月27日(火)夕立

昨日の夕方、仙台で局地的に降った夕立はすさまじかった。雷鳴が轟き地面を叩きつけるように大粒の雨が落ちて来た。晴れていればまだお日様が照っている時間帯なのに薄暮のように薄暗くなり、ヒグラシが間違えて鳴きだした。

1時間に42.5mmも降り、水浸しになるところも出たと言う。たまたま外出していた人の中にはずぶ濡れになった方もいただろう。久しぶりに経験した夕立らしい夕立だった。夏の高校野球に出場する宮城県代表を決める決勝戦がこの豪雨のために2時間以上も中断せざるを得なかった。

熱帯地方にはスコールと言う雷雨を伴う強風が吹く現象がある。小生は経験したことがないけれども、それこそ篠突く雨と表現するのに相応しい雨風らしい。束ねた篠を突き下ろすような雨というのだから視界も利かなくなることだろう。

コンピュータの電源には雷遮断装置をつけているので安心して使っていたら、突然バシッと音がして電源が切れた。アッやられたと思ったら独りでに再起動したのでやれやれと胸を撫で下ろしたが、近くで雷が鳴るときはコンピュータは使わない方がいいようである。

昨日の夕立は恵みの雨だった。空気を一挙に冷やして涼しくなったばかりか、カラカラに乾いていた菜園の作物が元気を取り戻した。同時に雑草も勢いを盛り返すのは困るけれども、天は平等に恵みを与えるのだから仕方がない。乾燥して地面が割れ、出そびれていたハナミョウガがこの雨で出てくるのを期待している。

ハナミョウガが出たら酢漬けにして保存するつもりでいる。新鮮なものを刻んでソーメンやソバの薬味にするのもいいな。市販の大ぶりなものとは一味違った野生の味がする。


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7月28日(水)夏の花

街のあちらこちらで橙色の花がたくさん咲いているのを見かける。道路にもたくさん落ちているのはノウゼンカズラである。中国原産の蔓性木本で、9世紀には既に日本に渡ってきた古い歴史を持つ植物である。賑やかな花であるが1日しかもたないようでぼたぼた地面に落ちる。花盛りの今ごろは掃除が大変らしい。

サルスベリも咲いている。花色は濃いピンクか紫紅色が多いようだ。これから9月にかけて咲き続ける花期の長い樹木である。百日紅(ひゃくじつこう)という別名はそれに基づくものだろうか。

長女が生まれた年は申年だった。それを記念して庭に植えた百日紅が大きくなって濃い紫紅色の花を楽しませてくれていたのに、数年前突然枯れてしまってがっかりした。しかし根は生きていたようで、翌春やや離れたところに跡継ぎが生えてきた。まだ花は咲かないけれども大事に育てている。

以上二つは夏を代表する花であるが、もう一つ戦後各地に増えた夏の花にキョウチクトウがある。公害に強い性質が買われたものらしい。この木がハイウエイの中央分離帯に飢えられて延々と続いているのを観たのはスペインだった。日本のものと同じようだったがあれはセイヨウキョウチクトウだろう。強烈な太陽が照りつけるスペインに似つかわしい花だと思った。

樹木ではないがヒマワリも夏の花だ。日本でも休耕田などに植えられて観光客を集めているところもあるようだが、地平線まで見渡す限りのヒマワリ畑に出会ったのもスペイン南部だった。タネから油を絞る目的で栽培されているようだ。

夏を代表する花々は派手な装いのものが多い。強い光線に負けじと咲き誇っているけれども、炎暑が続くといっそう暑苦しさを掻き立てられるような気もする。


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7月29日(木)ツクツクホウシ

何日かぶりの曇り空である。少しは気温が下がるだろうと期待したが、天気予報では今日も30℃に達するそうだ。セミはこの暑さを喜んでいるようで、裏山や庭木からいろいろなセミの声が聞こえてくる。今朝はこの夏初めてツクツクホウシが鳴いているのを耳にした。

このセミが鳴き出すと例年夏も終わりに近いなと思うが、今年は様子が違うようだ。今のところ中休みはあっても暑い日がまだ続きそうである。

ツクツクホウシ属のセミは日本に5種類いるという。小生は本州で一般的なツクツクホウシしか知らないけれども、九州南部から沖縄本島にかけて棲んでいるクロイワツクツクはゲーッゲーッジュルルル…とゆったり鳴くそうだ。本州のツツツクホウシの鳴き声はせっかちである。

奄美大島や徳之島、久米島には大型のオオシマゼミと言うのがいて、カンカンカン……とセミとは思えないような声を出すそうだし、石垣島と西表島に棲むイワサキゼミはゲーイカンカラカラ、ゲーイカンカラカラ……とやかましく騒ぎ立てると言う。一度聞いてみたいものだが、セミの声を聞くためだけに出かけるには遠すぎる。

今年不思議に思っているのは、ごく一般的なミンミンゼミとアブラゼミの声をまだ聞かないことである。まさかあまりの暑さに辟易して黙っているわけでもあるまいに、変なこともあるものだ。


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7月30日(金)野菜の見分け方

雨に濡れるのが嫌で今朝は菜園に行かなかった。ところが二階の書斎の窓から見下ろすとキュウリが何本か食べごろの大きさになっている。昨日見たときはまだ小さいと思ってそのままにしていたのだが、1日で見違えるほど大きくなるものである。

もう1日ならせておいたらタネが大きくなって歯触りが悪くなるような気がしたので、雨の中傘をさして収穫に行った。新鮮なキュウリには棘がいっぱいついている。摘んで指に刺さることはないけれども、あれは虫を寄せ付けないためにあるのだろうか。ナスのヘタにも棘がある。種類にもよるだろうがこの棘は鋭くて痛い。

棘は店頭に並んでいるキュウリやナスが新鮮かどうかを見定める目安になる。新鮮なものは棘も元気である。断面が五角形をしているオクラの実の基部についているガク片の名残のようなものも新鮮さのバロメーターである。これが脱落したものは買わない方が良い。こうしたことはその植物を実際に栽培してみないと分からないことが多い。

家庭菜園で容易に作れる野菜ならば、経験を積むことで新鮮さの見分けがつくようになるけれども、キャベツやハクサイ、ブロッコリーなど大型野菜になると見分けが難しくなる。根から切り取った断面が新しいもの、外側の葉が萎れていないものなど、一応の目安はあるけれども、このごろはいくつかに切り分けてラップで包んだものもあるから見当がつかない。加工食品と違って賞味期限の表示もないので迷ってしまう。

夏場は高温で野菜が傷み易いから、無駄にしないためには2、3日で使いきれるだけ買うのが賢いやり方かも知れない。運動をかねて家内の買い物代行をしているが、なかなか難しいものである。


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7月31日(土)A君の死

昨日同じ職場で長いこと一緒に働いたことがある後輩の1人・A君にお別れした。ガンを患っていたとは聞いていたが、こんなに早くあの世へ旅立つとは思わなかった。誰しもいずれ死を迎えるけれども、自分より年下の人に先立たれるのはことのほか悲しく辛い。

酒好きで仙台駅前の居酒屋でよく一緒に飲んだ。学生時代、酒に強い特技を生かしてあるビール会社の市場調査のアルバイトをした話を聞いたことがある。当然飲み代は会社持ち、そのうえ短時間で割の良い日当ももらえて、いい小遣い稼ぎになったと言っていた。

その酒好きのA君がある時期からぱったり酒を飲まなくなった。小生が転勤で関西に住んだ5年間のうちに体調に異変があったらしい。多くを語ろうとしないので詮索はしなかったが、肝機能に問題があったのではないか。それでも駅前の飲み屋が店仕舞いするまで定期的に顔を出していた。

会社のOB会で同席してもウーロン茶などを飲んでいた。健康管理に気をつけていたのだろうが、かつて痛飲した仲間だけにとても寂しい思いをした。それだけ健康に留意していてもガンはA君に取り付いた。春には飲み仲間のO君もガンで亡くなった。

日本は国民病といわれた肺結核と脳卒中をようやく克服し長寿国の仲間入りを果たしたが、ガン征圧への道はまだ遠い。手ごわいガンといえども早期発見さえすれば治療の手立てはあると聞く。定期的ガン検診の重要性を痛感させられたA君の死であった。


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