TBA

(仮)

絶望と希望

2019-03-02 | 本と雑誌

きょうも寒い。

むだに早起きした。


タイミング失って昼ごはん食べてないからおなかすいたよう。

ちゃんと連絡してくれればよかったのに。

まあいいけど。




早起きしたから本読んだ。2時間はかからないくらい。

「絶望の国の幸福な若者たち」


〇〇(〇歳)はこう言った。

~だと思うけど。~すれば~なのに。


やれやれ。と続くと、村上春樹さんのよう。

小説家が向いてる人なのだろう。

言いたいことは欄外の注に書いてあるタイプ。

田中康夫さんが出てきたときはこういう感じだったのかも。


よく言えば客観的。悪くいうと斜め上から見下した感じ。

本文でたまに鋭いことを書いたかと思うと、ちゃんと欄外で予防線が張られる。

「毒舌」と言われるわりには決して地雷は踏まない、

堅実なコメンテイターぶりは、もうすでにきちんとあらわれてる感じ。


20代で日本のために戦う人が少ない、みたいなことが書かれているけど、

「日本という国」という漠然としたものを守るために戦うということと、

自分の家族や財産、大切なものを守るために戦うことはたぶん違う。

それこそ身一つで逃げられることができるかどうかでも違うと思うし。

簡単に離れられない家族がいるとして、

それを捨てて逃げられる人がどれだけいるのか、と。


そもそもタイトルもどうなんだろう。

「絶望」も「幸福」も、人によって価値観がずいぶん違うはず。


小さなことに「幸福」を感じる人もいていいはずで、

あくせく少しでも上をめざしてお金を稼いで、というようなことにしばられない、

多様な価値観があるのは悪いことではないような。


それこそ「絶望の国」に過大な手数料を払って働きにくる人がいたり、

法を捻じ曲げてまで帰りたくないと思われる国が地球上にいくつくらいあるのか。

そういう人たちにとって、この国は「希望の国」に見えているのかもしれないし。




ゆうべは寝たり起きたりでまたぼんやりしてて、

川口能活さんの「アナザースカイ」見るの忘れた。


また「ネタパレ」は見た。

カミナリの「ヘビ」のネタ。

こういうの好き。

別の人で見たことある気がするんだけど思い出せない。


土佐兄弟も。

陣内さんの「それわしやないかい」みたいな、

上手いツッコミの言葉が見つかったらはまるかも。


あと、高橋真麻さんの「間違えてください」

絶妙なところが即座に出てくるのがすごい。

里見浩太朗さんとか杉良太郎さんあたりが、

ぱっと思い浮かんだけど若い人は知らないだろうし。




「ジョジョ」見て寝る。


自己責任の否定と対極にある言葉。

「自分の歩く道は自分で決めるんだ」

自分で決めるからこそ決断は尊いものになる。

判断がまちがっていたとして、

それを誰かのせいにしても現実が変わるわけではない。

過去を受け入れることから今がはじまるのだと思う。
コメント
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