きょうは、暑い。
二週間ぶりくらいに買い物に行く。
時間ずらしたつもりだったのに人がいっぱい。
なんかいろいろ凹んで帰ってくる。
やっぱりなにがあろうと自粛が性に合ってるのかも。
でも、なんで人多いんだろうな。
自粛延長に納得いかないって人がいることにもびっくりだけど。
確かに今の与党の言葉は力が足らないように感じる。
けれど、強い言葉を投げかけると今まで以上に反発されるだろうし、
それだけの権限があるわけでもない。
お願いする以上のことができないのが実際のところでは。
『傷つかないように、負けないように』
ことばの力を枯れさせたのは、
揚げ足取りにはげむ人たちをおそれるあまりに、
ことばに力をこめられなくなったからだろうし、
実際は、ことばの力が枯れたのではなくて、
聞き手の側にことばの力を受け取る能力がなくなってしまったのでは。
不安な時には強いことばを欲しがる人もいるけれど、
強いことばは激しく心を動かし不安をあおり、
デマカセはただでさえ忙しい人たちによけいな仕事を増やす。
やさしいことばは人々の耳に届くのに時間がかかるかもしれないけれど、
おちついて考える余裕を与えて、パニックになることは防げるかもしれない。
生き残るのは、正しい情報を選び取ることができて、
最後まであきらめずに考え続けられる人。
こないだの「ロンドンハーツ」の複雑ドッキリ。
見ていておもしろかったのは、
ただただ、ドッキリへの不安に押しつぶされている人ではなくて、
ドッキリとわかったうえで、自分の経験や知識を総動員して、
正解のリアクションを探そうとする人、
そして、探している間にも、どんどんわけのわからない状況に追い込まれていく、
ドキュメントのほうだった。
たぶん、かまいたち山内さんも銀シャリ橋本さんもロケの経験は豊富。
でも、東京のやり方にはまだ慣れてない。
ただのポンコツなロケなのか、そうでなくてもっとなにかが隠されてるのか、
経験のある人でないとできないリアクションだったのだと思う。
あと、指示の出し手。敦さんだけじゃなくて、
ただただしつこそうなザキヤマさんが指示を出すのもおもしろそうだし、
よゐこの有野さんがいじわるな指示を出すのも見てみたい。
伊集院さんだと、もっと緻密でもっと心理的に揺さぶる凝ったものを作りこみそう。
で、副音声とかで解説までつけたりして。
「テレビ千鳥」だと、麒麟川島さん、笑い飯西田さん、
ダイアンユースケさん、狩野英孝さんあたりのいつものメンバーで、
バレバレのドッキリをツッコんだりボケたりどう料理していくかっていう、
バレバレドッキリ選手権とか。
見ようとして見てるわけではなくて、
チャンネルを変えたらやってて全部は見ないんだけど、
途中から見始めて結局最後まで見てしまうNHKの特集。
一昨日くらいに見たスティグリッツさんのは、
なんか一生懸命、日本の悪いところを言わせようというような質問をしたら、
逆に日本のいいところをたくさん挙げてくれてて、なんかおもしろかった。
ゆうべ見たのはやっぱりちょっと…
WHOは必死で対処しているのに、トランプ氏が足を引っ張っているのだそう。
民主的な国家が人権に配慮するあまり強硬な手段が取れなかったのに対し、
強権的な国家は人権を制限することでコロナを封じ込めることに成功。
先に余裕ができたことで医療器具の支援や経済的な支援を取引に使おうとしたり、
コロナの影響を逆手にとって領土的な野心を満たそうとしたり。
それが「相互に助け」合おうとしてる国の姿なんだろうか。
そういう国がいるからこそこんな状況になっているのでは?
そして、そういう国とのつながりを疑われているから、
WHOへの不信感が強まっているのでは?
理想を掲げるのは大事だけれど、事実を見極めることも大事。
理想だけでは国民の命は救えない。