神の手

「名選手名監督にあらず？」というようなことがよく言われます。
しかし最近の傾向を見ると私はこの考えはあまり当てはまらないと思います。昨年、何年かぶりにドラゴンズを優勝に導いた落合監督は三冠王ですし、王監督、野村監督は歴代ホームラン数１位、２位です。
サッカーではバルセロナを２連覇させたライカールトは元オランダ代表の名選手、朝青龍を育てた高砂親方は大関まで昇進しました。名選手しか感じることが出来ない感覚的な勝負勘のようなものは指導者として大きなプラス作用があるのではないか？と思います。

サッカーのアルゼンチン代表の監督にマラドーナが就任するそうです。選手時代はアルゼンチン国民に絶対的な信頼がありましたが、今回の代表監督就任には７４％の国民が反対しているそうです。
しかし、メッシやリケルメ、マキシ・ロドリゲス、テベスといった自由奔放なスター軍団には、やはり問答無用のスーパースター、マラドーナ監督がぴったりだと私は思います。
もう一度、「神の手」が見れれば何も言うことはありません。

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