昨日、塾の公開イベント授業(?)がありました。
小2,3年向けのクイズみたいなテストと、工作をやるんですが、
小3の国語と算数を受け持っていて、前回もその授業を担当したので、
今回も私が引き受けました。
で、30分間ずつ算数・国語のテストをやらせるんですが、
学校のテストみたいのではなく、どちらかというと潜在知能テストっぽい感じで、
ちょっと難しいので、少し助言してもいいことになっています。
「テスト中気分が悪くなったり、トイレに行きたくなったら、遠慮なくてをあげてください。
あと、テストの問題文の意味が分からない時は、先生に聞きましょう。」
と、最初に言いました。言いましたが・・・
問題読まないで、「これ分かりません」の連発。
対応しきれないほどお呼びがかかりました。
問題読ませても、「わかんな~い」の一言。
どうやら問題文が長すぎて読んでも理解出来てない様子・・・
普段の授業でも感じるけど、その子達は別に頭が悪いわけじゃないんです。
むしろいい方だと思うのに、計算問題から文章問題になると全然出来ない。
そりゃ昔だってそういうとこはあっただろうけど、
いくらなんでもひどすぎるんです。
文章の意味を理解しないで、数字だけを拾ってカンで計算してます。
国語も、本文は読めてても、問題で何をきかれてるのか分かってなかったり・・・
例えば、
「傍線①と同じ事を言っている一文を文章中から抜き出し、始めの三字を書きなさい」
なんて問題。
みんな揃って三文字の単語を必死に探しています。
そもそも国語力がないみたい・・・
それなのに、小学校の内から英語を勉強させるなんて、何考えてんでしょう。
大体それを教える先生が日本人のしかも英語が専門じゃない先生って・・・
ヘタクソな発音が子供の頭にインプットされて、
ますます英語が出来なくなると思うんですけど・・・
ゆとり教育がどーのとか言ってるから、
芥川竜之介を知らない中学生がでてくるんじゃないかぁ~!
(私の教えてる中2の子は芥川竜之介知りませんでした)
一億総おばかになる日も遠くなさそう・・・