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PHOTOSYNTHESIS

酸素供給

DNA鑑定

2006年02月20日 | 娯楽
約二週間ほど前、法廷というもに参加してきました。
裁判中はかなりの緊張間が張り詰めていました。
さて、今回の問題は日本でもよくある“遺産相続”

ある夫婦には三人の子供A,B,Cがいました。A,Bは姉妹、Cは彼女達の弟です。
そしてこの親は遺言に「財産は生きている私達の子供に全て均等に渡したい」
というものでした。しかし、そこに突如、
戦争中に死んだと思われていた子供が「俺にも遺産を受け取る権利がある」
と乗り出してきたのです。これが今回の裁判の起こりです。

Prosecution(起訴側/検察側)「DもA,B,Cと兄弟姉妹である」
Defense(弁護側)「DはA,B,Cと兄弟姉妹ではない」

今回のこの裁判で用いられた証拠品は彼らのDNA鑑定結果。
上にある写真がその証拠1と2です。
この鑑定はCとDのY染色体電気泳動にかけ比較したものです。
Y染色体は父親から息子だけが受け継ぐもの。つまりAとBにはありません。

1.弁護人が出した証拠
2.検察側が出した証拠

写真を見ながら二つの証拠を見比べてみてください。

まずは1の弁護人の証拠から。
証人1
CとDが示すDNA(黒い横線)の場所と太さに違いはありますか?
一番上の線以外全て一致しません。彼らの父親からのY染色体が
一致しないということは、父親は別であるということになります。
よって、彼はA.B.Cと兄弟ではない。
また検察側の証拠2に対して「CとDの間に切れ目がある。これは不適切
な証拠物件だ。科学的ではない。もしかするとDはただ単にCのコピー
かもしれない」ということ。

では、2の検察側の証拠。
証人2
CとDとDNAの位置、太さ共に同じです。つまりこれは二人が同じ父親の
Y染色体を受け継いでいるということ。だから兄弟です。
そして弁護側の証拠1に対して「このデータからは本当にY染色体を
鑑定したのかわかりかねる。反対にこちらデータにはAとBになにもない。
つまり、これがY染色体のデータであるという証拠です」

審議は1時間強に及びました。
結果、Dは兄弟であるということでした。
__________________________________________________________

はい、これは私がグループで行った課題のの発表です。
緊張しました。私はDefenseの証人をやったんですけど、
自分の証拠を説明したあとにProsecutionの弁護士役の子
からの質問に回答しないとけなかったんですが、これが
結構楽しかった。鋭い質問・・・・でも負けられない!
結果的に兄弟であるということは他の与えられた証拠とかから
わかりきってたけど、Defenseをしないといけないので、
どうにか理由をつけて「我らが正しいのじゃ」と
突き通さなくては。
他の証拠から、
検察側弁護士「兄弟っていえますよね?」
私「まぁいえるっちゃぁいえるけど」
検察側弁護士「じゃぁいえるんやね!?」
私「うぅぅ」
弁護側弁護士「意義あり!!!!二回も同じ質問した!」
(私「たすかった・・・・。ありがとう!仲間!」)
検察側弁護士「じゃ、次の質問。なんで証拠1のCとDのDNAの数は違うの?」
私「あ~突然変異!(本間かはしらんけど、思うことを口走ってみた)」
検察側弁護士「それってどれくらいの頻度で起こるの?」
私「はぁ?!?!?!」
検察側証人(私らの敵)「意義あり!そんなのわかんないわよ!」

全員爆笑

法廷終了

こんな感じで楽しかったです。緊張したけど。
今回のは別に結果があたったあたってないじゃなくて、
法廷でのやり取りを感じ取るといった感じの課題。
最後に、一緒だったグループのKevinとAndyは天才です。



ichigo

2006年02月20日 | 不思議なこと
イチゴの周りについているつぶつぶ、あれっていったい何?

A.栄養満点なごま B.ただの粒 C.種 D.たべてもいいのかな?と思うもの

正解はどれ?

・・・・
・・・・
・・・・

ってことで、正解は種なんですけど、今日イチゴを食べていてこの粒は!?
と、ふとおもったわけです。種やろうなとはおもってたんですけど。

イチゴ(苺、学名: Fragaria x ananassa Duch.)はバラ科の多年草。現在の栽培種はオランダイチゴである。オランダイチゴはオランダの農園でバージニアイチゴとチリイチゴの交雑によってつくられた。(wikipedia)

ちなみにイチゴはバラ科。
花の子房の部分が膨らんでイチゴになるわけですけれど、
種類が以外に多い。イチゴはイチゴとおもっていたけれど、アマカッタ。


「とよのか、女峰(にょほう)、とちおとめ、章姫(あきひめ)、アイベリー、
とちひめ、レッドパール、さちのか、あまおう」

このイチゴ、育てるのは結構大変みたいです。
農薬を使うことで受粉の役目を果たしてくれるミツバチにや
さらには農家の人たちにも有害な影響があるらしい。
でも、無農薬ではイチゴを育てること、特に夏は害虫が
繁殖しやすく難しい。
やはり農薬に頼る方法が一番成長率はいいみたいです。ただ、最近では
さまざまな工夫がされて冬では無農薬でも栽培可能になってきているみたい。

基本的なものとして土を太陽の熱で殺菌して丈夫な土を作ること。
土に殺虫剤をまくことで必要な微生物まで殺してしまうことを
避け、自然の力を利用した方法です。
昔の人は農作物を作る時に農薬なんてものはなかったですから、
大変やったんやろうなと思います。

何気なく食べているイチゴ、ひとつひとつ農家の人が手入れしていることを
忘れずにたべなければ。イチゴだけじゃなくて、自然のものにたすけられて
私達は生きていられることを忘れてはあかんなぁとおもいます。
今、私達はスーパーに行けば野菜が当たり前のように置かれてるし、
なくて困る!といった生活はありがたいことに体験していません。
これからも、そういう世の中であればいいとおもいます。

そのためには、やっぱり皆がものの大切さに感謝する気持ちを忘れへん
ことやとおもいます。