歯科界は日進月歩...

名取市のライフタウン歯科クリニック 院長のひとりごと。。。

介護認定審査会に戸惑う

2008-09-16 22:53:39 | お仕事
先日の研修会後、初の審査会に出席。

われわれ審査委員に渡される資料は、主治医意見書と調査員の特記事項。
このふたつを基に審査する。
昨晩遅くまで資料を吟味したが、不明な点が多い...

新しい進行マニュアルに基づき審査開始。
各委員も進行の変化に四苦八苦。
あきらかに一次判定結果に同意ができない場合でも、変更の根拠がないと異議が通らない...

根拠の基は主治医意見書と特記事項。
特に特記事項の記載内容は、調査員による差が大きいと思われる。
また、介護度が低い対象者には、おのずと記載内容も少なくなる傾向が…
これは当然のことでいたし方ないことだが、いざ変更が必要となっても根拠を見つけにくい。
つまり、変更する場合にはそれだけの根拠を先のふたつの資料から見いださなければならない。
したがって、記載内容がたより。
今日もかなりの討論があった。

前回までの3倍近くの時間を費やしてどうにか審査会が終了した。
正直な感想は、事前の資料になかなか変更の理由を見いだせなかった。
したがって、以前よりもかなり介護度が低く判定される傾向にあった。
うがった見方をすれば、これが厚労省の思惑か。

聞けば名取市の審査会に厚労省から視察があるとか。
もしも自分の審査会がその対象になったら、臆せず堂々と審査を進めたい。

非常に疲れたが充実した時間であった。



写真は今朝の稲穂。
だいぶ頭を下げてきました。
世の中事故米の転売とか信じられないことが起こっていますが、作る側の真剣な気持ちを考えて欲しいものです。
美味しい新米にもう少しで出会えます!