さわだ和代

写真付きで活動報告・日々のできごとやおもいを綴ります。

大阪府医療助成制度の拡充と集中という名の改悪

2017-12-12 21:56:32 | 日々の活動
今朝の朝宣伝は寒かったです。途中で雪がちらついて来ました。
日本共産党市会議員団だよりを配布。
いよいよ今週金曜日から定例市議会始まります。

大阪府医療助成の改悪に準じて岸和田でも今議会で提案されてます。なかなかややこしくて頭が混乱します。はっきりしてることは、市民の負担増は間違いありません。

⭐️重度障がい者以外の老人医療対象者が助成制度から外されます。現在助成を受けておられる方は経過措置を3年間(平成33年3月末)で終了。→65才以上の精神1級以外の精神通院者、重度以外の難病者、結核患者は対象外に。岸和田市内では約1000人

⭐️精神障がい者、重度難病患者への対象が拡充されます。(64才以下も対象に) 岸和田市内では約100人

⭐️重度障がい者訪問看護助成制度が拡充されます。

⭐️DV被害者が助成対象者

要は老人医療がなくなり、重度障がい、精神障がい者、難病患者などに統合されていきます。

単純計算すると、助成から外される方は新たな助成拡大される人のおよそ10倍となります。

窓口負担については、
現在助成制度を受けられている方は1医療機関で窓口負担一回500円を2回上限

来年4月から2回上限が取り払われ、薬局でも500円窓口負担となります。
毎月2回受診で薬をもらう方は1000円だったのが2000円となり、倍額になります。

ひと月3000円を超える分は後日、役所から還付書類が届くのでそれに署名捺印して返送します。還付を受けるのは受診からおよそ5ヶ月後となります。一旦立て替え払いとなります。

入院費は500×入院日数となりますが、実際医療機関との申し合わせで、ひと月負担額上限3000円となるよう便宜が図られるようです。通院も同様。

小幅な拡充させつつ、大幅に市民の負担増大させ、役所や医療機関の事務作業の増大させる。大阪府(維新)のやり方に怒り心頭です。

市独自の施策を3年の間に構築できないか模索が必要です。

政治とカネの問題を徹底究明 100条委員会設置

2017-12-08 22:44:06 | 日々の活動
日本共産党岸和田市議団は岸和田市12月定例議会で市長の政治資金問題について、徹底究明するために100条委員会設置の提案をします。

岸和田市議会においては、幹事長会で全会一致でなければ議会に市議案として上程できません。
全会一致の原則は議会として大事にしてきた申し合わせ事項となってます。

議会が問題を解明し、二度と繰り返さないためにどうすれば良いかを導き出すという100条委員会の性質上、全ての議員、会派がその立場に立たなければ意味がありません。

政治とカネの問題を岸和田市議会が一丸となって向き合い、一掃していく覚悟があるかどうか会派の立場が問われます。

市議案として議会に100条委員会設置が上程されなければ、全会一致でなかった事を意味します。
幹事長会は非公開なので何処が反対したかは市民の目には触れません。

本当にこれで良いのか?これが市民に開かれた議会と言えるのかと私は疑問に思います。

12月の定例議会が通常通り始まります

2017-12-08 08:59:23 | 日々の活動
岸和田市議会幹事長会議が朝から開催され、15分ほどで終わりました。

定例議会が通常通り開催されることになりました。台風21号の復旧補正予算や、学校空調施設工事の補正予算などを含む市民の生活にとって緊急かつ重要な議案が審議されることになりました。
前回幹事長会議で共産党が、議会は粛々と進めるべきと力説したからでしょう。

それにより、冒頭で市長不信任案提出は無くなりました。
一般質問で市長の政治資金問題について質問する議員は予想に反して少ない状況となりました。

全員協議会で明らかになった点や新たな疑惑を踏まえて日本共産党は真相解明のための質問をします。

この問題を岸和田から金権政治を一掃する機会と捉え、真相解明のため100条委員会の設置をもとめていきます。

今回市長が自民党推薦得るために告発者の日田氏に渡した200万の金の流れ、受け渡した人物、自民党岸和田支部の幹部などの証言も得なければなりません。

全ては市長が包み隠さず、明らかにする姿勢が問われます。
また、議会も二度とこんな事が起こらないように真相究明のために力を尽くすべきではないでしょか。

台風21号災害復旧工事始まる

2017-12-03 22:06:33 | 日々の活動
今日の夕方四時から大沢山荘で台風21号復旧について、大沢町の方対象に岸和田土木事務所、岸和田市の説明会がありました。

土砂崩れの原因は平年の10月の総雨量の4倍の雨が一日に降ったことと、10月22日までの1週間ずっと雨が降り続いた事によるものという説明がありました。

復旧工事は大がかりで日本建設連合と大阪府が協定をし、以前和歌山と奈良の土砂崩れの復旧工事の経験のある鴻池組が選定されました。

主に牛滝川の土砂を取り除き川の流れの確保と府道牛滝山貝塚線の復旧の工事作業の工程について説明がありました。

復旧予算としては国からの災害復旧予算がつきました。

まず、谷を埋めたてた盛り土の部分が滑り落ちて来ないように仮設柵を設ける。これは作業員の安全確保のため無人リモコン操作での設置になるそうです。その後作業員が入って鉄柵をたて、排水のためのパイプを設置する。ここまでが年内の作業になる予定。

現在も堰きとめられた川の水をポンプ10本で汲み出しているが、工事に入る前にパイプを埋め込み自然に水を流していく事になるとのこと。

同時に通行止になっている部分の府道の仮設復旧をし、ダンプを下大沢から上下に振り分けて土砂をトンボ池公園に運搬する。最高時ダンプ100台になる。
土砂の量は58000㎥ダンプ一台が5㎥だから11600台分ということです。

下水処理場が水没してしまいましたが、道路内のタンクは無事でマンホールにためたものを1日8回午前7時から夜中午前1時まで18時間バキュームカーで吸引し、処理場まで運搬しているとのこと。

上水は道路の上に仮設ホース2本で吸水しています。

とにかく途方も無いほどの時間と労力を必要とする工事です。府、市の職員が一丸すとなって頑張ってくれています。

川の流れは取水時期の5月までには元に戻し、道路開通は10月が1つの目処となります。

住民の皆さんにとっては、まだまだ不便な生活が続きます。
生業が断たれ、住めなくなった家もあり、その怒りをぶつける所がない。説明に来られた職員にぶつけていました。

復旧工事が始まるという喜びと複雑に入り混じっていました。
原因となった谷に1日100台のダンプが入り、盛り土された時期は平成24年から27年。その頃は規制する法律も条例もなかった。
条例がないから危険とわかっていても指導も強制力もなかったとのこと。

いよやかのキャンプ場の上あたりにもハゲ山と化した斜面があります。昨年防災ヘリコプターに乗車させてもらい発見しました。
ソーラー発電をするというが放置したまま。
森林の伐採は許可が不要との事。建築指導課に昨年問い合わせて以来ずっと気になっています。

大沢住民の皆さんは、今後安心して住めない!と声が上がりました。
行政任せにしていたら自分たちの生活が守れないということですね。

どう考えても不条理ですよね。

3000㎥埋め立てる時、府への届出と許可と住民説明会が必要となった土砂条例は平成27年7月施行