さわだ和代

写真付きで活動報告・日々のできごとやおもいを綴ります。

岸和田市戦没者追悼式

2018-09-23 07:22:00 | 日記
9/22浪切ホールにて、岸和田市戦没者追悼式が挙行されました。
世界を相手に無謀な戦争に突き進んだ日本。
本土の空襲、沖縄の地上戦、広島、長崎の原爆投下。大きな代償を払って今の平和憲法がある。

アジアを始め世界中の人たちの命が犠牲になった。

もっと生きたかった人たちの思いを想像するだけで涙がでてくる。
手足もぎ取られて帰ってきた兵士本人とそれを迎える家族。
戦争さえなければ、幸せに暮らせてた。

人が人でなくなり鬼と化す戦争。
人生を奪い、狂わせた戦争。
子どもから親を奪い、笑顔を奪い、未来を奪った戦争。

戦没者の方々に対して、「私たちは二度と戦争はしませんし、させません。安らかにお眠りください」と誓い献花した。

今年も遺族の会代表の方のメッセージは、胸に響きました。
唯一の被爆国でありながら、国連で採択された核兵器禁止条約にサインしなかった日本への憤りを綴り、また朝鮮半島の非核化への期待、トランプ大統領の危険な考え方をけん制する内容でした。
代表の方が2歳の時に、お父様は南方で戦死され、貧しい生活の中で、工業高校に進学し就職もできた。しかし、父親が戦争により奪われたことで家族全員の人生が狂った事を切々と語られていました。

二度と戦争を起こさないためにも、日本国憲法を平和の砦として大切にしていきましょう。憲法は戦争させないお守りです。

台風21号でどれだけの被害があったのか

2018-09-21 21:54:46 | 日記
9/4の台風21号で被害を受け、住宅が雨漏りで住めなくなったご夫婦が、昨日の20日付けで新たな居を見つけて避難所を出られたそうです。これで岸和田の避難所は全て閉鎖されました。

この方々が、応急仮設住宅として、市営住宅などに入居出来なかったことが残念です。

地域の相談を多数お聞きする中で、わかったことは、古い住居でお住いの方は、台風で吹き飛ばされた瓦や屋根を修復する事に二の足を踏んでいます。借金して改修工事してまでここに住む価値があるのか。と。

一部損壊で工事する経済的余裕のない方は雨漏りする家屋を出て、賃貸を探そうとしています。

古い賃貸住宅に住んでた方は、家主に「修理するつもりはないから、出て行ってくれ」とこの2週間の間に転居を余儀なくされた方の話も複数聞きました。

生活するだけでやっとな者にとって、この災害は精神的にも経済的にも大きな痛手となりました。
高齢の方は特に「一体この先どうしていけばいいのだろうか」と途方にくれています。
そんな時、公的セイフティネットが最低限度の生活を保障すべきではないでしょうか。

傷跡は深いです。
岸和田市民、大阪府民がどれだけの被害を受けたか集約をすることが困難になっていると感じます。

行政は、り災証明申請や被害証明申請の数、消防出動の数は分かりますが、農業、商業、工業など産業的な被害の把握などは被害申請や、融資申し込みがなければ分かりません。

潜在的な被害を顕在化するにはどうしたらいいのか。とても難しい課題です。
市に申し出ても何の保証もなければ、黙って自己完結してしまう。完結できればいいですが、そうでなければ悲惨です。

稲葉町では町会が班長さんを通して、一軒一軒回って、どんな被害があったかを記録されていました。
班長さんにはご苦労ですが、そういった方法が一番いいのでしょうね。

ブルーシートもそんな調査の中で、町会から届けてもらえたのでしょう。
ブルーシートかける人手もないため、弱みに付け込んで火事場泥棒的詐欺も出ています。

大阪憲法ミュージカル2018「憲法のレシピ」

2018-09-17 13:30:14 | 日記
岸和田マドカホールで毎年開催している「ピースウェーブコンサート」。

その舞台でマリンバ奏者として「ぞうれっしゃがやって来た」を支えてくださっている三上摂さんが、「憲法のレシピ」のポスター貼る場所の相談に議員控室に来られたことをきっかけに、チケットを購入しました。

視察や会議以外に岸和田から出ることが少ないので、京橋のビジネスパークと言うだけで「とお〜い!」のイメージ。
「たまには出てこなあかんな!」という感想。

「素人80人が、プロの仕事人に仕上げられたら、ここまでの演技ができるんだー!」というのが驚きでした。

大阪を舞台にした、戦中、戦後の混乱期から憲法草案ができるまで、そして、今までの憲法にはなかった主権在民、男女平等、教育を受ける権利、そして、戦争放棄と戦力の不保持。
憲法を活かすために、私たち国民が読み解かなければいけないし、権力者に、守らせなければいけない。

二度と戦争はごめんだ!の民衆の願いを見事に体現した日本国憲法。

安倍首相は今年の秋に9条を変質させ、戦争できる国への完結を狙っている。
首相でありながら、これを語るのは99条違反だ。

今、みんなで立ち上がろう。平和憲法を子どもたちに無傷で手渡すために。

舞台後、出演されていた三上さんと写真撮って頂きました。
子どもたちの演技もうまかった!
最後のフィナーレ最高!迫力ありました。
みんなの表情も最高でした。

台風後の地域への声かけ

2018-09-11 18:22:49 | 日々の活動
台風21号が去ったあと、岸和田市内のあちこちにブルーシートを被せられた屋根が目立ちます。

この光景に見慣れてしまうのも嫌ですが、ここもかしこもです。

地域に方に「台風の後どうですか?」と声をかけて回っています。
やはり一人暮らしの高齢者は、身内の家に引き取られて行ったようです。

中には雨が染み込んできてるのわかってる。
ブルーシートももらった。
でも屋根に登って応急処置をしてくれる人がいなくてー。と本当に困った様子でした。

「困った人があれば声をかけてほしい」と言ってくれていた大工さんを紹介することにしました。
アンテナが飛ばされたお宅は、アンテナ自体を作ってるところが少なく、品薄だとか。

瓦も瓦職人も不足しています。

家の横の木が倒れて家を押しつぶそうとしています。ここは空き家になってしまいます。

他にもブロック塀が風圧で崩壊しています。

台風被災後の朝宣伝

2018-09-11 12:23:57 | 日々の活動
今朝の早朝宣伝は、被災された皆さんへのお見舞いと、台風による災害状況と市からのブルーシート、り災証明、農作物農機具などの被災証明、災害ごみの収集などの市ホームページ上の情報をおつたえしました。

また、大阪府内の甚大な被害から府民の生活と命を守る現場で、陣頭指揮をとらねばならない松井府知事は、9日からカジノ万博誘致のために1週間の予定でヨーロッパに旅立ちました。

府民の生活よりカジノ万博優先する知事はいらない。と宣伝しました。

また、9/3の岸和田市議会で中核市推進の分掌条例案は否決されたことを報告しました。

維新の永野市長の公約であった中核市は断念するに至りました。
20万人の人口を切り、財政状況の厳しい現段階での中核市移行は危険であると岸和田市議会の良識を示したことも報告しました。

被災された市民のみなさんに寄り添った行政施策を求めてまいります。