岸和田競輪場を視察

私たち日本共産党の市会議員団で、岸和田競輪場を視察しました。

関係者しか入らない裏側まで全て入らせてもらいました。

戦後復興を名目に開催された競輪事業ですが、現在競輪ファンも右肩下がりです。

このまま競輪を、続けるには
耐震工事をして、老朽化の進んだ建物の補修をあちこち手を入れていくのか
それとも
競輪を廃止するのか。
競輪場を再整備するのかを決めることが、今年度中の大きな課題になっています。

私たちは、地元の市民の皆さんの納得と再整備にかかる費用、運営、財源確保の方法など、本当にやっていけるのかの導入可能性調査の予算に賛成しました。
現在その調査報告を待っている段階です。

競輪事業から一般会計への繰り入れ金が保証できない限り、この計画に対してNOと言わねばなりません。

しかし、現場視察に行って、継ぎ足しで建築されたため、建物間のドアの鍵の開閉の多いのと、廃屋と化した昔の車券売り場、天井から落下してくるコンクリート片が危険なため、立ち入り禁止区域もあります。

選手の控え室もフェリーの二等客室のような雑魚寝状態、ガールズ選手のきちんとした控え室もなく、女子トイレも完備されていません。

バンクへの移動通路もジトジト湿った暗い感じで、とても最高のパフォーマンスができる状態ではありませんでした。選手の方が本当に気の毒だと感じました。

バンクの上に立った時は、補修跡やひび割れがあり、バンクの老朽化で競輪選手の事故が起きないかも心配です。


競輪続けるなら再整備しかないと思ったほど老朽化と変則的建物の凄まじさを感じました。