さわだ和代

写真付きで活動報告・日々のできごとやおもいを綴ります。

懐かしく嬉しい再会

2019-08-22 22:00:23 | 日記
ひょんな事から2003年に羽曳野医療生協を退職してから16年ぶりに羽曳野を訪れました。
「そうだ、診療所勤務時代に、一緒に医療生協活動を頑張った支部委員さんに会いたいなー」と電話しました。
誰も繋がらないし、家も思い出せないと諦めかけた時、携帯の電話帳に一軒だけ住所入力してあった!
携帯ナビを頼りにYさんの家に到着!
玄関が網戸になってる!=在宅だ!
呼び鈴を押すと「どなた?」と家の奥から聞こえてきた。歩行器をつきながら、出てきたYさん。
お互い年齢を重ねてすぐには分からなかった。
「ん?だれ?」って感じで顔見合わせて、
「診療所に勤めてた貝賀です」と言うと
「わー!貝賀さん!上がって!嬉しい!よう来てくれたわ!時々中村先生と貝賀さんの話してるんやで!」と。

本当に懐かしがってくれた。
支部のない時代から一人一人の組合員さん訪問して支部づくりをし、みんなで出張健診取り組んで、集会所の前に長い行列できて、医療機関のない駒ヶ谷のぶどう農家の人に喜んでもらえたこと、そして出張健診が各地域に拡がったこと。

住みよいまちづくりのために
町の危険箇所チェックのマップづくりして、市役所や府の土木事務所に写真と地図持って要望行った事。

Yさん云はく
「あれから、斜めに傾いて危なかった電信柱もまっすぐしてもらえたし、溝蓋も新しくなって、道幅も広くしてもらえてホンマに嬉しかったよ!貝賀さんは要望書出して、退職してしまったからそれ知らんかったやろ。ずっと伝えたかったのよ!」と誇らしげに報告してくれる姿に涙が出るほど嬉しかった。

Yさん「ホンマに忙しかったけど、やり甲斐あって、今は支部も増えてるんやよ!」

と堰を切ったように話してくれた。
Yさんは今年84歳になったそうだ。
短時間の再会でしたが、嬉しい報告を聞けたし、何より私を忘れずにいてくれたことが嬉しかった。

「また来てよ!絶対やよ!」と約束してお別れしました。

健康は自分たちで培うもの。
病気にならない予防活動を地域で取り組もう。
平和で安心して暮らせるまちづくり、つながりづくりをすすめること。
医療生協は今の私の原点を作ってくれました。

Yさんと一緒にツーショット。