さわだ和代

写真付きで活動報告・日々のできごとやおもいを綴ります。

岸和田市のまちづくりと公共交通

2017-03-29 07:33:36 | 日々の活動
昨日、第4回岸和田市地域公共交通協議会の傍聴に行きました。
公共交通はどんな街づくりをしていくか、将来の岸和田市を見通した観光、産業、生きがい、健康、商工業、教育など多岐にわたるふわっとした夢を語りながら、小学校区、中学校区域、6圏域、隣接する市との連携を市民の中で模索、学習、他市への視察など、手間暇かけて作り上げていかないと地域の力は引き出せない!と思いました。
行政はその仕掛け、後押し、財政的支援をもっと具体的に考えないとこの計画は絵に描いた餅になりそうな予感がしました。

市民にすればもっと職員と膝詰めで話し合いたいと思っているはず。
せっかくの公共交通に関する市民アンケートをとったのですから、全てを一括するのではなく、地域ごとに集約して、地域の要望、課題点に合致した計画立案をしなければならないと思いました。

机上では何も生まれてこない。
地域に入り込める職員が必要です。
職員不足でしょうか。
なかなか手が回らないのか。

地域住民と行政と公共交通担う施行者が連携して継続性のある地域にあった地域バスを走らせるには、これから庁内でも福祉、自治振興など連携して進めていくべき大きな課題だと思います。

地域住民の方をはじめ、参加された皆さんの意見、学識経験者の方の意見はとても参考になりました。

今年も桃畑で花見とバーベキュー(^^)

2017-03-26 16:25:19 | 日々の活動
澤田地域の日本共産党後援会の総会と桃の花見を桃の産地の包近町で開催!
子どもも含め総勢30人が後援会員の桃畑に集まり、バーベキューをしながらワイワイ交流しました。
一週間早かったー!つぼみが膨らみかけ。
花より肉!になってしまいました。
ママ友やこちらのメンバーの娘さんなど参加してくれ、子どもの話、など色々交流出来ました。平均年齢グッと下がりましたよ!(^^)

今年雨がぱらついてあわてて片付け始めたので、集合写真撮るの忘れましたー残念!

子どもむけ指遊びや、ビンゴゲームで子どもたちだけでなく大人も盛り上がってましたよ!来年は四月第1日曜日やね!

木下さんの桃畑の奥に包近のお宮さんが新築されました。綺麗になってます。

オペレッタ「桃と赤鬼」

2017-03-19 17:07:06 | 日々の活動
岸和田市内の文化施設のマドカホール、自泉会館、浪切ホールの3館合同で事業を制作。
コンセプトは『岸和田にこだわり、市民が参加する事」

今年の作品は、私たちいずみの森合唱団を25年以上指導、けん引してくれた豊田光雄さんの作曲、脚本は松本則子さんで原作 足立俊さんの『桃と赤鬼』の上演。

声楽プロ、弦楽器、ピアノ、パーカッション、フルートのプロが市民と共に素晴らしい舞台をつくっていました。

昨日訪問した包近(かねちか)町のお話でしょう。
赤鬼に見初められた娘を邪気を払う桃を植えて守ったお話。

聞き慣れた地名、岸和田弁、ひょうきんな赤鬼、青鬼のかけあいと仕草。
オペレッタは音楽にのった台詞なので、音符の動きが滑稽だったり、心に迫っていたり、歌い手の声量と声の美しさと力強さに感動。

はっきり言って、こんな素晴らしい舞台を観ることができるとはおもっていませんでした。

赤鬼が「嫁が欲しい」と会場客席を回って言うので
「はい、私!」って思わず手を挙げよかな?と思ったぐらい、お茶目で愛嬌あってとってもチャーミングでしたよ。

ストーリーは単純だけど、演出、一人一人の芸術的表現は感動的で、なぜか赤鬼に共鳴して涙を流してしまった!

岸和田の文化人の層の厚さも感じました。





岸和田らしさの継承困難?!

2017-03-19 07:21:11 | 日々の活動
昨日、昼間に新聞赤旗日曜版配達中、たまたまお会いした4人の市民の方からいろんなお話きかせてもらいました。

私たち議会で政策討論会を3つのグループに分かれてテーマを決めて開催してます。
スパンは1ヶ月に一度の割合で、年間通して自分で調べてきたこと、これから発展させるためどうしていったら良いのかなど、会派を超えて話し合います。
私のグループは「地場産業の発展」についてでした。
難しいテーマでしたが、自分で色々調べたり、町を歩いて意見を聞いたりしていると自分の中で問題意識が高まってきます。

討論会で出された意見は「岸和田の海から山までの地形を生かした農産物、海産物の第一次産業の発展、発信、支援。第二次産業の臨海鉄鋼団地の企業の技術を若い人たちにも知らせる企画や地元中小零細企業の実態把握をして見えてくるものがある。第三次産業については、起業家支援、駅前の賑わい創出等です。」岸和田ブランドのあり方と発信についても意見交換しました。

そんな下地が自分の中にあって、市民の方と話をすると「岸和田らしさを継承発展させていくことは今大変困難なところに来ているのだな」と感じました。

1.塔原の方とお話ができました。大阪府の無形民俗文化財に指定されている「葛城踊り」が、子どもたちに引き継がれて来ているが、町会で支えて継続させていくことが難しくなっている。
踊り子は子ども中心だけれど少子化で、青年団になっても手伝ってもらっている。
暑い中での練習、本番での飲み物準備、浴衣クリーニング代、太鼓の維持管理など、村の戸数も少なく町負担が多い。市からも援助があるが、なかなか厳しい。
子どもたちの意識も変化してきて継続していくことの困難さを抱えているとのことでした。
http://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/70/katsuragi-odori-video.html

2.包近の知人からは桃農家も後継者がいないので、収穫高も減少し、桃の糖度でギネスにのった事もあるけれど、地元はそんな晴れやかな気分でもないとのこと。
桃はデリケートな為、手間ひまかかり、若い人たちが引き継ぐ事に躊躇し、桃作りから離れていく。後継者がいるのは多分4から5軒ほどではないかと言う。
https://www.city.kishiwada.osaka.jp/soshiki/3/20140613kanetikanomomo.html

3.BMXの世界大会の誘致より私らの生活支える方にお金を回して欲しい。そして、公共交通使って通勤したい。山手の交通をもっと考えるべきと摩湯町の若いご夫婦からお聞きしました。

岸和田の実態をお聞きして、文化の継承、農家の後継者問題意識、地域バスの問題は深刻だと改めて痛感しました。今後の活動に生かしていきたいです。

卒業式と議会予算委員会

2017-03-16 21:28:47 | 日々の活動
今日は地元の城東小学校の57人の卒業式。
最近は女の子だけでなく男の子も羽織、袴姿もチラホラ。
キビキビした動きと、恥ずかしがらずに大きな声で、はっきりと表現したり、返事したり。2度も台詞の中に「親孝行したい。」と出て来たので、ちょっと森友の塚本幼稚園の教育勅語を思い出して、ドキッとしました。大きな日の丸かけて、君が代から始まるのは私の立場からすると嫌悪感があります。

それはさて置き、卒業生も在校生の5年生も歌が上手くて驚きました。ファルセットの発声が綺麗にできて天使の歌声のようでしたよ!
もう感動でした。来賓席でもらい泣きしそうでした。

中学生になってもその純真さ、一生懸命さを忘れず自分らしさを伸ばして、頑張ってくださいね。
卒業おめでとう!

JTKって校長先生が繰り返されてました。
自分も友達も大切にできる子。
自分の人生に責任を持って生きて欲しい。
自分らしさを大切に。自分らしい生き方見つけてくださいとのメッセージでした。

午後からはガラッと切り替えて、議会の予算委員会でした。
今日は介護事業の新たな認知症対策事業の内容と、介護認定申請から認定出るまでの期間が1ヶ月以上かかる理由と短縮に向けての要望、国保の特定健診に心電図を項目に加えるように質問要望しました。

死因の第2位が心疾患。高額レセプトの60から70パーセントが心疾患とのこと。早期発見、早期治療は重篤化を防ぎ、医療費抑制に繋がります。市民の健康増進にも心電図検査は有効です。(^O^)