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象が転んだ

たかがブロク、されどブロク

GWと、今どきの冷凍ハンバーグ

2025年05月03日 04時48分44秒 | 独り言&愚痴

 折角のGWというのに、裏庭の草むしり以外何もする事がなく、例年のGW同様に無機質で怠惰な日々が続くが、よく利用する業務用スーパーには”はま寿司”が隣接し、週末になると多くの客で賑わう。 
 私も寿司は好きだが、出掛けてまでも食おうとは思わんし、どうせお酒が呑めないのだから、食事の楽しみは半減する。持ち帰ればとも思うが、それならタイムセールのパック寿司を半額で買った方がずっと満足度と期待値は高い。

 最近は物価高が慢性的になり、ガソリンやコメだけでなく、比較的安定してた鶏レバや鶏むね肉までも高くなってきている。そんな中、不思議な事にレタスだけは安くなる傾向にあるが、それ以外は高値のままである。
 そこで大助かりなのが、「業務用スーパー・・」でも紹介した冷凍ハンバーグ類だ。その中でも特に、”つくね”ハンバーグは鶏肉と大豆たんぱくの混合肉だが、肉質感もボリュームも申し分なく、120g×8個で420円と1個約52円のコスパを考えると、十分に合格点を挙げられる。
 但し、非加熱で冷凍ものだから十分に火を通す必要がある。だから、肉の風味が味わえて美味しいのだが・・故に、注意書きには”フライパンで両面を10分ほど中火で焼いて・・”とある。
 が、それだけでは厚さが2cm近くもあるせいか少し赤みが目立ち、中まで十分に火が通らなさそうに思えた。
 そこで、フライパンではなく厚手のスキレット鍋で、まず中火で5分焼いて焦げ目を入れ、裏返して水を少し入れて、更に中火で5分程蒸し焼きにする。
 水分がなくなり焼き上がったら、真ん中から半分に切り、火の通りを確認する(写真)。赤い部分もなく、しっかりと焼き上がったハンバーグを皿に乗せ、同じ鍋に醤油・とんかつソース・ピザソース・酢を入れて、少し煮立たせ、ハンバーグにかける。単にとんかつソースをかけるよりも、ずっと本格的なディナーハンバーグに生まれ変わる。
 但し、スキレット鍋なら蒸し焼きにしないでも十分に焼けるが、水を入れて蒸し焼きにした方が柔らかく仕上がるみたいだ。

 さてと業務用スーパーには、同じ120gで1個110円程するソース付きの冷凍ハンバーグがあるが、殆ど差はないし、欲を言えば、上には上の本格派ディナーハンバーグもある。だが、酒呑みの私にはこれで十分過ぎる程だ。
 勿論、外食となれば、ジョイフルの様なファミレスでも、牛肉100%のハンバーグ(140g前後)が単品で800円前後もするし、市販されてる冷凍ハンバーグ(120g)でも200円を優に超える。
 ただ、某キャンペーンでジョイフルハンバーグセットに当選した時に、その冷凍ハンバーグとやらを食べたが、牛肉特有の甘い匂いとしつこい牛脂が気になり、レビュー通りに美味しいけどイマイチ慣れない所があった。

 一方で、業務用スーパーのつくねハンバーグは”安いけど美味しいとは思わない”とのレヴューも目立ち、鶏肉という事でイメージ的にも業務用スーパーの他のハンバーグとは少し軽く見られてる部分もなくはない。だが、同じ冷凍ハンバーグでも豚ハツを使った”あらびき”ハンバーグとは異なり、”つくね”特有の肉質が詰まった食感は中々のものだし、匂いも油もしつこくなく癖がないのが丁度いい。
 ともかくも外食と牛肉が苦手な私には、よく出来た冷凍ハンバーグである。

 ニュートンを凌ぐ天才ケプラーが夜空に浮かぶ月を見て興奮し、知的好奇心を謳歌させた様に、GWとて私は派手な思い出やきらびやかな楽しみよりも、少しだけキレイになった裏庭を眺めて満足する生き物なのだ。
 つまり、人生の期待値とはそういうものであろうか・・



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