象が転んだ

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デビ夫人の内幕〜複雑な生い立ちと度重なるスキャンダル

2019年04月13日 01時48分38秒 | 芸能&三面記事

 デビ夫人と言えば、”入れ歯”疑惑が有名すぎますね。それに色々と問題も起こしてるらしい。
 別に、デビ夫人に興味がある訳でもないですが、「老嬢」(バルザック)をふと思い出した。それに、歯のキレイな女性はやはり得をするのだろうか。
 以下、「デヴィ夫人の入れ歯はデマ?」(CareerMind)とWikiを交え、”デビ夫人の内幕”にメスを入れていきます。多少主観も入ってますが、悪しからずという事で。


不幸で複雑な生い立ちと

 かつて、インドネシア元大統領の第3夫人で、本物のセレブ風?を前面に押し出しているデヴィ夫人ですが。何だか今では薄っぺら?なお茶の間のタレント婆さんに染まった感がありますが。実際にはどういうヒトなんでしょうか。

 彼女は東京の西麻布に生まれるも、、家は貧しく、家計を支える為(父を亡くした)16の時から、デビ夫人いや”根本七保子”は、高級クラブ”コパカパーナ”で働いた。客には要人や外国人VIPも多く、売春行為がOKなクラブだった。つまり、普通の高級クラブとは一線を超えたクラブである。
 そう言えば佐賀県にもありました、何でもありのクラブが・・客は県庁や警察庁の上役ばかり、突然ライトが消えるとその間は何でもし放題だった(笑)。しかし、俺の連れは財布盗まれました(悲)。 

 因みに、デヴィ夫人の”入れ歯”伝説は、外国の要人に”特別な接待”、つまり”フェラ”をする為に、16歳の若さで総入れ歯にしたとかの噂もあったが、作り話にしては出来過ぎですね。
 それに、額面上はファーストレディという事ですが、スカルノ大統領の4人の妻の3番目という事で、”ファースト”には程遠い。でもこの3番目の妻というのが、如何に残酷で大変なものかは、以下で述べます。
 彼女は19歳の時に、インドネシアへ”東日貿易の秘書”として、スカルノの元に送り込まれ、そのまま愛人として数年を過ごした後、めでたく結婚する。がこの件には、暴力団関係者の児玉誉士夫が関わってたとされる。
 当然、この結婚には黒い噂が立ち、マスコミの執拗な取材により、体調を崩してた母が亡くなる。更に、セールスマンに全財産を騙し取られた上、弟が自宅でガス自殺。全く黒い疑惑の結婚が悲劇を生む典型でした。

 しかしまだまだ不幸は続きます。3年後に起きた軍事クーデター(1965)でスカルノは失脚、軟禁状態におかれたデヴィ夫人は何とか日本に逃げ延びた。都内病院にて1人娘のカリナを出産し、スカルノとの婚約もしばし噂されたが、再婚に至る筈もなかった。
 1970年スカルノが死ぬも、何とかスカルノの財産の一部は贈与され、最悪を免れた形となる


度重なる破局とスキャンダル

 しかし、その後も男性遍歴と破局は続いた。フランスへ亡命したデビ夫人だが、スペイン人のフランシスコ•パエサとつきあうが別れ、フランスの貴族サブラン公爵と婚約するも破局する。
 ”東洋の真珠”とも称賛された自慢の容姿で、多くの要人らと関係を持ったとされる彼女だが、1980年にはインドネシアへ戻り、石油関連事業を興したが、当然の如く干されてしまう。
 その後、1991年にはアメリカのNYへ移住。インドネシアの第一線から退き、お陰でその後の政変や政治の動乱に巻き込まれる事なく、再び日本に帰国し、現在に至る。

 しかしこの翌年、コロラド州アスペンで、第4代フィリピン大統領の孫娘のミニーオス•メニャの顔をシャンパングラスで殴打。結果、37針を縫う大けがを負わせ、傷害罪で逮捕される。禁固60日•罰金700ドルの実刑判決が出たが、”刑務所での生活は学生寮のようで楽しかったわ”語っている。
 その後は日本でタレントとして活躍。タレント的活動は70年代より行っており、1974年には有名なヌード写真を披露し、一躍スターダムにのし上がった。

 2014年には、TBSのバラエティー番組の収録中に、一般の女性出演者を3度平手打ちした暴行容疑も有名だが、平手一発幾らで和解に応じたんでしょうか。これに関しては、ハメられたって噂ですが・・・
 その他、数々の訴訟や詐欺事件、公職選挙法違反にも絡んでいるデヴィ夫人の醜聞ですが。彼女の生い立ちと度重なる不幸からすれば、仕方のない事でしょうか。極貧の時代には雑草を食ってたとありますから、大目に見ましょうね。


入れ歯伝説の真相

 80近くの彼女の現役ヌードを見れば、誰もが整形疑惑を勘ぐる?でしょうが。でも私の予想通り、歯だけは本物でした。78歳の高齢でありながら、歯が一本も抜けた事がなく、上下合わせ28本の歯が健康な状態そのままで残っており、虫歯も一本もない事が明らかに。その上、骨年齢は58歳、筋肉量は30~40代前後をキープ。まさに神様が与えてくれた何とかで、診察したお医者さんもビックリ仰天だとか。

 最後に、今まで何度も訴訟を起こし、デヴィ夫人に都合の悪い真実をねじ伏せてきた事も、数々の醜聞と共に”デヴィ夫人の真実”なのだろう。こうした逞しすぎるデヴィ夫人の気質と性格と行動が、”入れ歯伝説を作った”と、”CareerMind”は括る。


老婆という現実と

 でも結論から言えば、78歳の老婆に何ら変りはなく、贔屓目に言えば美しく着飾った”老嬢”かな。バルザックの「老嬢」に出てくるコルモン嬢と何ら変わらない。違うのは、生い立ちの不幸と貧しさと歪んだ性根だけだろう。

 ただ、美しく老いるのが理想なのか?年相応に老いてくのが王道なのか?
 猛禽類みたいな風貌のお金持ちや権力者と結婚するか、貧乏でも憧れの男と結婚するか、どちらも運命に裏切られるという点では同じだが、やはり年相応&身分相応というのが理想的ではないだろうか。今のデビ夫人を見てるとつくづくそう思う。
 つまり、所詮は何処にでもいるセレブな老婆に見える。かつて”東洋の真珠”と持て囃された面影は何処にもない。
 やはり若さは女性にとっては最大で最強の武器になり得る。どんな美貌も才気も財産も知名度も若さには敵わない。

 ただデビ夫人も元大統領夫人とはいえ、3番目だから、当時の宮廷内ではかなり差別され、虐げられたろう。それに若さや美貌では4番目の妻に敵わない訳だし、それかと言って古株からは虐められる。
 そんな厳しくも貧しい境遇の中で、必死に生き抜いてきたという点では、尊敬にも値するが。でも見方によっては、悲しくも憐れ過ぎる人生でもある。


「老嬢」とデビ夫人と

 バルザックの「老嬢」では、後の権力者と結婚したコルモン嬢だが、文なしの老騎士が、中産階級のヘボ商人が、貧しく純情な青年が老嬢に求婚するというコミカルな展開に思わず笑ってしまう。しかし、デビ夫人の人生は奇怪でもコミカルでもなく、そのままの厳しくも貧しい現実である。 
 ”求められる女になりなさい”というのが、デビ夫人の格言だが、コルモン嬢も”求められすぎた”女ではあった。しかし結末は、不幸が待ち構えてただけだった。財産は剥ぎ取られ、社交界に顔を出す事もなく、死んだ様な晩年を送るのだ。因みに、”選ばれる女になりなさい”に関しては、”デビ夫人に学ぶ”もよかったらClickです。

 「老嬢」デビ夫人に共通して言える事は、俗物という点ではブルジョワも貴族もタレントもセレブも同じであり、要は外見が高尚に見えるか下衆に見えるかの違いだけである。
 デビ夫人は、コルモン嬢と同様に、これからも”老婆”という醜い過酷な現実と逞しくも戦い続けるだろう。
 我々は彼女がどの様にして老い、腐敗し、死滅に至るのかを見届けてみたい気もした。

 様々な異論もありましょうが、個人的な我儘な意見という事で悪しからずです。



6 コメント

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比較してはいけないんでしょうが (びこ)
2019-04-13 02:53:29
デビ夫人と日本のやんごとなきお家柄に嫁がれた方を比較してしまいます。お二人とも若いころは秀でた美貌であられましたが、さすがに寄る年波には勝てません。今でも普通の人と比べると断然お綺麗ではあられますが・・・。

年取るということは残酷なものです。

私事で申し訳ないのですが、私の母も、自分の息子たち(私の兄の友人達)にもファンがいたくらいの美貌だったのでしたが、亡くなる前は本当に無残な姿になりはてていました。私は、もともと母のような美貌に恵まれていないから、幸か不幸か、それほどの残酷な目には遭わなくて済みそうです。

美人薄命というのは必ずしも美人は早く死ぬという意味ではなく、美人には不幸がつきものだということでもあるらしいです。美人であるだけに、ふつうの人より老醜が目立つというのなら、これも立派な美人薄命と言えるのかも。
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美人薄命 (lemonwater2017)
2019-04-13 06:25:14
美智子妃殿下は、私の父が東京でそのパレードを見たらしく、遠くから見ても透く様な美しさだったらしいです。古い映像で見てもホント美しいですね。ダイアナ妃が少しブス?に見える程です。

美人という点ではエリザベス女王も負けてませんが、今も可愛いままですね。

ただ、デビ夫人も若い頃は美人かもですが、歳を食ったら醜くなるタイプの典型と言うか。

でも歳を食っても全く可愛いままの老女っていますね。駄菓子屋のオバさんで非常に小柄な方でしたが、ほんと可愛かった。勿論顔は干し葡萄みたいにシワシワでしたが(笑)。

それで、近所の人に訊ねたら、若い頃はもっと美人だったと言うんです。超小柄だったから歳とっても老い難かったんですな。猫と同じですかね。

ほんとの美人とはそういった可愛さを永遠に失わない女性の事ですかね。
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お手柔らかに、 (みゃー大工)
2019-04-13 09:33:32
以前の私のところの米から、
ここまで書く管理人様は天才ですね!

もとも堀が深くてお綺麗ですが、
私は彼女を見ていると「割れ窓論」と言いますか、、、
少しの破れも、即、補修しつくしている感じがあってwww、
ご本人もプチ整形はちょっとした補修と言って公言。
ご自分に金かけてるなぁ、そして活躍する場所がある。
彼女の元気の素が、やはりお金や豪華な暮らし、(叶姉妹しかり、)欲望なのだろうし、
人に見られる、見られたいというのも原動力なんだろうなと。
ただ、こうやって老醜と闘っている人ほど、健康上のデータは良いのですよね。
統計上もそうでています、
セルフネグレストの真逆ですね。
(例えば、私のフォロー様のお姉さまはお若いのに、家に引き籠り歯が無いという。)
若さを追うということは、過ぎれば痛々しいものですが、
また自覚のない若作りも、悪目立ちしますが、
夫人は若さを金で買っているとも言えます。
早稲田に通う弟が自殺したり、結構大変な人生なんですが、打ちのめされないのが凄い。(アメブロ書いているのも凄いが)
お孫さんが30迄は生きるとおっしゃっていましたが、
語学や絵に長けていたり、ポールダンスのあの体の柔らかさには驚いた、
もはや、私には脅威の高齢者ですね。

一言、語学力があり、お元気で金持ち、(自分は歯は32本だが補修あるし、)健康上のデータにすら負けたわ。
恐るべき老婦人!気の強さと金は最強の武器ね!
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ミャ−大工さんへ (lemonwater2017)
2019-04-13 16:21:11
いつも充実したコメ有難うです。

生物学の福岡博士が言ってたが、全身の細胞は常に生まれ変わり、その度に誤差が生まれるという。その誤差が老化&劣化に繋がると。つまり老化は遅らせる事すら敵わないと。

デビ夫人はどう見ても、無理に美しく着飾った醜婆にしか思えないんですが、日本女性の憧れみたいで。

私の周りには、デビ婆よりも可愛い老嬢が結構います。勿論、デビ婆みたいに汚い?のも沢山いますが(笑)。

特に日本女性は欧米女の彫りの深い派手な顔を好むんですが。劣化が早く、それを修復するのに莫大な金と労力が掛かる。

一方、東洋女は彫りは深くないし平坦だが、肌のキメは細かく、劣化が遅い。私は東洋女が一番美しいと思う。ハリウッド女優を見てると場末の娼婦みたいで。
 
それに目が大きいと眼窩も大きく深くなり、すぐに皺が寄るんですかね。それでプチ整形の繰り返しになる。晩年の美空ひばり状態ですな。
 
日本の女性よ自信を持て、君たちは世界一美しい。何もしない事が最高のアンチエイジングかな。いや違うか。

猫を見習え、化粧も整形も何もしないでも、殆ど劣化しない美人顔だニャン。

以上、私めの身勝手な美容整形論でした。
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デビ婆 (HooRoo)
2019-04-16 05:11:00
デビ婆って、いい得て妙ね。絶対笑わせる。

いくら若い時は美人といっても、転んだサン言うように劣化が早すぎるのかな。

今では結構TVバラエティーに出てるけど、猛禽類みたいに化けちゃって、老化と闘う彼女が憐れに見えて、小さい頃の貧しい時よりも、辛いんじゃないかしら。

人種的にはゴーンオヤジと何ら変わりないように見えるけど。
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Hoo嬢へ (lemonwater2017)
2019-04-16 05:54:53
確かに、デビ婆とは言い過ぎですが、ゴーンとは違うでしょう。猛禽類は言いすぎですぞ、イヤそうでもないか。

顔の劣化については彫りが深いほど早いかもですが。育った環境にもよりますね。

叶姉妹にしても、殆どバケ物ですものね。
でも、老化と闘う事自体が老化の始まりかもです。
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