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ムサシヤ 1/5 ホシノ・ルリ16才(水着ver.Ⅱ)

2008-03-09 16:00:42 | ルリ レビュー

ムサシヤルリシリーズより、水着ver.Ⅱのレビューです。
これで通産18人目となります。フエタナー。
キット版の発売は2000年3月くらいだと思うんですが(自信無し)、完成品版の発売日は存じません。
現在のネルガル極東工場(愛称)製ではありませんが、製品クオリティはそんなに悪く無かったです。

価格は¥20,790。
もう何年も値段変わってません。

以下詳細です。




パッケージ。
このころのものは比較的小さめで、寸法は28.7(W)×31.5(H)×11.0(D)cmとなります。


パッケージにはこのように横向きで収納。
ルリと発泡スチロールの間に遊びはほとんど存在しないので、振動などもほとんど問題ないんじゃないかと思います。


Ver.Ⅱということで、水着がストライプ柄のセパレートタイプになっています。
また左手にはスコップということで砂浜で戯れるイメージでしょうか。
これ前の水着(便宜上Ver.Ⅰと表記)よりも幼い印象を受けます。

造形面ではいつものように大きな不満・問題はありません。
塗装面では肌の色が少し気になりました。
これまでに見たことの無い色で、黄色がかった色白というなんとも表現しにくい肌色です。
ただそれ以外はかなり良好で、ネックとなる目の塗装も何ら問題ありませんでした。



黄色と水色のカラーリングが映えます。






ツインテールが凄い角度に。
これ、ちゃんと保持されてます。








上から。
髪を外すとかなりスッキリすることが見て取れます。
そりゃパッケージも小さいわな。


下から。
バックペーパーの色が写りこんで顔色最悪・・・。


赤丸で示した3点で姿勢を保持しているためか、安定性には少し不安があります。
接地部分はこのように色落ちしやすいので注意。








正面からの絵が結構好きなんですが、視線は少し横向きなんだよなぁ。


顔は以前の工場製であるということを考えるとかなり頑張っているんじゃないかと思います。
角度によっては少し違和感もありますが、遠目に見る分には何ら問題ありません。


パッケージ(左)との比較。
目元などの印象は少し異なりますが、十分許容範囲ではないでしょうか。
パッケージの方がより幼い印象を受けます。


こうしてアップで見ると、プリントではなく手塗りであることが見て取れます。
唇の塗装も問題無し。








髪留めも水着と同じカラーリングになってます。
ツインテール根元の隙間は無理に埋めようとすると破損の恐れがあるので目を瞑りましょう。


体。
水着の塗り分けは少し甘め。
バリエーションによってバストのボリュームが異なる業生ルリですが、今回はかなり控えめ。


中央にはネルガルのマークが。
まさか支給品?




右手。
少し汚れが目立つなぁ。


しかし、下半身のボリュームは相変わらず。


ボトムも塗り分けが甘め。
遠目に見る分には・・・ってとこで納得しておきましょう。


真後ろから。
前からよりも眺めは良好。


ボトムのストライプを見てると手塗り感がこれでもかと伝わってきます。
もうちょっと真っ直ぐマスキングしようぜ?


俺的ベストアングル。




この辺のボリュームはいつも通り。


上半身と下半身のボリュームの対比が・・・。




スコップは左手に接着されています。


水着Ver.Ⅰと。
色々と印象が異なって見えますが、それでも二人とも同じルリ(16才)。
Ver.Ⅰは大人びて見え、Ver.Ⅱは幼く見えます。
ポーズとかそういう要素もあると思いますが、身体のバランスが異なっているのが最大の要因かと。


Ver.ⅠとⅡの対比。
Ver.Ⅱの方が肩が細く、胸も小さいです。
特に胸の差はデカイかも。
これ、両方とも16才ってなってますけど?
さて、どっちが年齢詐称しているんでしょうかねぇ・・・。


寸法対比。
ルリの寸法は高さ16cm、奥行き(頭~足先方向)26cm、幅(左右ツインテール方向)20cmとなっています。


ツーショット。
文字通り、似て非なるものです。



まとめ
年齢表記は必要か?
版権上の問題なのかもしれませんが、疑問を抱かざるを得ないです。
あくまで劇場版準拠ってことで表記しているんでしょうけど、このシリーズに関しては原作を意識したことが無いからなぁ・・・。

それはさておき、今回はハズレでもいいや、というかなり失礼な思いで購入したのですがこれがかなり当たりでした。
ネルガル極東工場(愛称)製以前のものは危険度がかなり高いという認識だったのですが、
水着Ver.Ⅱでその認識を改めざるを得なくなりました。
確かに肌の色や塗り分け、目の塗装など気になる部分はありますが、それでも十分鑑賞に堪えうるクオリティだと思います。
とすると、それ以前の完成品だとメイドシリーズが酷いだけなのかなぁ・・・。

Ver.Ⅰと比較して、ポーズやデザイン以外にも色々と差異があったのも興味深かったです。
ただ、上半身の華奢な印象に対して下半身がいつも通りの肉付きなのは原型師である業生氏のコダワリでしょうか。

これもそのうち~Ver.とかでリペイント版出るんですかね?
ま、そうなったとしたらその後はいつものパターンでしょうけど・・・。

以上、ルリ水着ver.Ⅱでした。




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