千日紅仙桃。
その名の通り、一番上にはちょこんと千日紅が。
はじめは丸っこいぎゅっとした種のような感じなのに、お湯をかけると、ふわ~と花開く。
横から見ると、こんな感じ。
花茶とは、花を用いた中国茶の総称のようです。
初めて工芸花茶を飲んだのは、中国北京に旅行に行った時。
レストランで、高い位置から注ぎ込まれるお湯。
そのお湯の力で花開いていくお茶。
とっても綺麗だったのを覚えています。
庭に生えている木の葉をランチョンマットのように敷いて。
ジャスミンの香りはとっても心が落ち着きます。
ただ今、ホームページを作成中。
転送作業がうまくいかなくて、ちょっといらいら。
花茶を飲んでひとやすみ。
続きは後日にしようかな。
「リリメリア」
ユリの花びらを1枚1枚はがして、1枚1枚ワイヤリングして、テープを巻いて、それを組み合わせていって大きなひとつの花のようにするブーケ。
ヒヤシンスも入っているのですが、同じようなやり方でワイヤリングして組み合わせています。
以前、プリザーブドフラワーのバラを使用した「ローズメリア」をアップしましたが、
このリリメリアは生花です。
半年ほど前の一会さんのレッスンで制作しました。
繊細な、そして地道な作業。
微妙な色の違いをだすために、6種類ものユリを使って。
●花材●
ウエルケアベルディ
マルコポーロ
ティアラ
シェイラ
ソルボンヌ
ビビアナ
花びらのサイズはユリの種類のよっても違います。
その違った1枚1枚をどう組み合わせるかによって、個性がでます。
きっと、100人100通りのブーケが出来上がるはず。
傷がなく、ちょうど開いたところでまだ新しくハリのある花びら。
そういうユリを揃えるために、何倍ものユリを用意するとのこと。
ブーケって、数万円とかして、お値段は高いけれど、実は、本当に本当に厳選された花のみを使っていて、準備したけど使えないものの方が多かったりする。
お花としては本当に「贅沢の極み」、なのかもしれません。
だからこそ、美しく、魅力的なのかな?
切花の季節は地植えの植物より早く、
すでにチューリップ、スイトピーなどが花屋に並べられています。
春のお花を、クレッセント状のアイアンの器にモダンな雰囲気を持たせながらアレンジ。
●花材●
ブラックパイロット(チューリップ)
スイートオールド(SPバラ)
ステラ(スイトピー)
ペーパーホワイト(水仙)
パンジー
春のお花満載。
ブラックパイロットというチューリップは、パイロット咲き。
花が開くと、180度ぐらい、ぱかっと花びらが広がります。
閉じている時とかなりイメージが違って、面白いチューリップ。
閉じている時のアレンジはこういう雰囲気です。
茎のラインを綺麗に見せるため、2本右に流してアレンジ。
どの位置にどの花を持ってきて、どういう風にラインを見せるか、
デザインによって、随分雰囲気が変わる器と花材の組み合わせです。
チューリップは、寒いところに置くと、花びらが閉じ、暖かいところに置くと、花びらが開く。
アレンジの形を決めても、太陽の方向に向かって茎の向き(お花の向き)が変わってしまう。
変幻自在、自由奔放で、しなやかなお花です。
扱いづらくもありますが、魅力的でもあります。
作ってみたくてたまらなかった柚子酒を漬けました。
皮をむいた柚子と、皮半量、同じく皮をむいたレモンを、
氷砂糖と交互になるように入れて、ブランデー風リキュールを注ぎ込む。
後は、1週間後に柚子の皮を取り出し、 2ヵ月後には熟成されて飲み頃になるはず・・・。
とっても楽しみ。
まだまだ数があったので、柚子のコンフィチュールも作ってみました。
フランス語で言うコンフィチュールは、ジャムのこと。
ことこと日にかけてとろ~りとした感じに仕上げました。
味を見たら、ちょっと苦味?のある大人な感じ。
ヨーグルトに入れたり、パンに塗ったりして、楽しみたいです。
瓶は、軽井沢で買ったピクルスの瓶。
再利用です。
前回仕込んだ柚子茶を飲んでみました。
飲んでみたら・・・
甘みが足りませんでした。
メイプルシロップをいれて、甘みを調整。
今から瓶の中に砂糖をたしてもいいものか、悩み中です。
でも、柚子の皮は美味しかったです。
4種類のバラのクラッチブーケ(茎のまま束ねて)。
●花材●
エスター(シルバー系ピンクのバラ)
ブルーキュリオーサ
ベビーロマンチカ(外はピンク、中がオレンジがかっているバラ)
リーク(紫バラ)
ネリネ
アイビー
最後にくるりとアイビーをまいたり、リボンをつけたりしたのですが、トップ画像は完成前の写真です。
香りのあるブーケを作りたくて、リークを使用。
ネリネがポイントになっていて、可愛い。
東京から関西までお花を運ぶのは大変ではありましたが、
作れて本当に幸せだなあ、お花をやっていてよかったなあ、と実感した1日でした。
まだまだ半人前の私が、愛情をたっぷり込めて作ったブーケ、
私の記憶の中にもしっかりと刻み込まれています。
こちらは、ヘア用のお花やブトニアを、プラスチックコップに入れて、水につけているところ。
ちょっと可愛くないですか?この状態の写真。
昨年の3月に結婚した友達に作ったウェディングドレス用ブーケです。
●花材●
アマリリス(白)
カルトブランシュ(白バラ)
リシアンサス(白)
アイビー
レモンリーフ
関東に住んでいる私と関西に住んでいる彼女。
直接打ち合わせをすることは出来ませんでしたが、メールと雑誌写真の添付によるやり取り。
彼女のドレスの写真などをもらって、イメージをわかせて作りました。
アマリリスは、大輪で豪華な感じなのに、花自体がユリのようにとがった感じがなく、あたたかく、丸みのある感じ。
乾燥すると花に皺が入りやすいので、とても気を使う花材ではあるのですが、
華やかで優しい雰囲気にブーケが仕上がります。
ヘアはこんな感じ。
アマリリスが1輪あると、華やかですよね。
「結婚する時には、○○○(私)が作ってくれたブーケを持ちたい」
と言ってくれた友人。
お届けした時、彼女から、お礼を頂いたのですが、その中に手紙が入っていました。
「○○○にブーケを作って貰うのが夢でした。夢が叶って嬉しい」
とても嬉しい言葉でした。
去年の夏頃から家のベランダで育てているグリーンネックレスに。
週末、水やりをしていたら、何か違和感を感じて。
はじめてみました。
グリーンネックレスの花。
蕾がまだいっぱいついていて、どんどん咲きそうな感じです。
普段は、あまりこまめに世話が出来ていません。
でも、こうやって花が咲いている姿を見つけると、
たくましく生きているんだなあ、と思います。
お花のリースをもうひとつ。
これは、雑誌の母の日特集用に、作成したものです。
「ジゼル」というファッション雑誌に、昨年の母の日の時期に使用していただきました。
ライターをしている友達の紹介で。
赤のカーネーションを使って、ハート型のリースを。
「カーネーション」とわかる感じで。
というのが、ご注文内容。
赤のカーネーションと赤紫のラナンキュラス、グリーン(ゲーラックス)を少し使っての作成。
文字と重なっても、文字が読みにくくならないように、色は、赤一色で統一して。
横から見ると、こういう感じです。
同じ花のリースでも、花が変わっただけで、随分雰囲気が変わります。
雑誌に載るなんて、人生において最初で最後かもしれない・・・。
雑誌は大切に家にとってあります。
私の宝物。
ちょこっと小鉢。
小鉢に飾っているのは千日紅。
昨年、お花のリースを作った時に使用したものが、そのまま綺麗にドライになったので、器に入れてみました。
毎日の食卓で大活躍中。
副菜用のお皿。
実は、おせち料理写真の中でも使用しています・・・。
チタンマットという白色の釉薬をかけて。
同じサイズのものを2つ作ろうとしたのですが、なかなかちょうど同じサイズにはならないのが、手作りらしさ、というか、初心者らしさ、というか。
でも、偶然にもほんの少しサイズが違ったことにより、重ねるとぴったり綺麗におさまって、収納しやすい状態になりました。
器の中に入れているのは、グリーンのカーネーションの花びら。
ティアドロップブーケに使用したあまりのお花です。
手作りのお皿には、手作りの陶印を裏に押しています。
見えますか?小さなしるし。
「横尾」で読んだのに、どうしても欲しくなって、本屋さんで買ってしまいました。
「しんぷるらいふ ~ものや自然を大事にしながら 小さな花を咲かせる暮らし~」
平仮名のタイトルになんだか惹かれて。
私は、気に入った本は、全て読んでしまっていても、どうしても、自分のものとして手元に置きたくなります。
小さい頃から。
裏表紙には、しんぷるらいふの十か条が書かれています。
本文を読むと・・・十一か条めもでてくるのですが。
横尾にあったこの本の最後のページには、作者「かわしまよう子」さんが2006年にやりたいことが手書きで書いてあって・・・。
友達と、年末にカフェで一緒に、来年やりたいことを手帳に書いたりしていたのを思い出した、というのも気に入ったひとつの要因かもしれません。
私が買った本には、もちろん、その手書きのメッセージはないのですが。
北海道に流氷を見に行く、とか、
沖縄の離島に行く、とか、
朝ゆったりとお茶を飲む時間を作る、とか、
グリーンいっぱいの部屋にする、とか。
そういうちょっとした夢。
久しぶりに、書き出しをしてみようかな。
そして、友達にはがきを送ってみようかな。
今年は、小さな手仕事ができる人になりたいなあ、
そういう人に少し近づけたらなあ、と思っています。
ちょこっとしたものを縫えるとか,
手作りポストカードを作るとか、
簡単なお菓子が作れるとか。
小さいけれど、生活が豊かになること。
それいゆさんが以前、吉祥寺のお話をされていて、その時から気になっていたお店です。
吉祥寺をふらふら歩いていたら、偶然見つけて、
これはもしや!?と入ってみました。
ちょこっと横道に入った静かなところにあるお店。
ひとりでふらり。
シンプルだけどシンプルすぎず、なんとも落ち着く空間。
窓際、小さなテーブル席、いろんな席があるけれど、
私が座ったのはこの席。
いただいたのは・・・
比内地鶏のそぼろご飯。
岩のりのすまし汁、いぶりがっこ、小鉢がセットでついてきます。
とっても美味しい。
ずっとずっと1日中、いたくなるような空間でした。
私のお気に入りのお店に仲間入り。
吉祥寺、素敵な店がいろいろとありそうな街です。
また、ゆっくりと散策してみたいなあ、と思っています。
「涙のしずく」のような形のブーケです。
茶色からピンクにかけてのグラデーションと、ライムグリーンのさし色の組合わせ。
透明感のある色味ではなく、ちょっとくすんだ感じの雰囲気のある色味で仕上げているので、少し大人っぽい感じ。
ブーケでもアレンジでも、作る時には花合わせにとても真剣になります。
花の形や色の合わせ方ひとつで、雰囲気がずいぶんと違ったものになります。
それが、お花の魅力でもあり、個性が出るところでもあるのかもしれません。
●花材●
ハロウィン(茶色っぽいバラ)
アンブリッジローズ(中心部分に使用している、丸っこいバラ)
カフェラテ(茶色っぽいまだ蕾気味のバラ)
Jアイマール(淡いピンク色のバラ)
スイトピー
カーネーション
一会さんのレッスンにて。
ブーケは、普段作る機会が少ないので、一会さんのレッスンにて、月に一度、制作しています。
今回の花合わせも、形も、かなり私好み。
ゴージャス過ぎない、これぐらいのサイズのブーケはとっても可愛い。
アンブリッジローズは、とってもいい香りのバラ。
できる限り、香りのあるブーケを作りたい。
香りで幸せを運ぶブーケを作りたい。
そう思います。
小さなアレンジ。
○花材○
アイビーベリー
ラナンキュラス
お花が終わった後は、中に蔦系のグリーンを飾っても、きっと可愛い。
本当は、小さな剣山を器の中に入れて、お水を入れて、飾る感じでいいのだけれど、
持ち運びするの際に、お水がこぼれないように、今回は、オアシス(吸水性スポンジ)に挿しています。
お店で、これとこれを組合わせたらいいかも、と考えるのが好きな時間だったりします。
従姉に赤ちゃんが生まれました。
去年、12月の頭に。
お休みに、出産祝いと、この小さなアレンジを持って、会いに行ってきました。
アレンジは、今のお花が枯れたら、家の近くのお花やグリーンを飾ってみるね、と言ってもらえて、嬉しい気持ちに。
従姉妹って、祖父母が生きていた頃は、会う機会もあったけれど、最近では会う機会もほとんどなく、久しぶりの再会。
まだ生まれて一ヵ月の赤ちゃんは、壊れやすくはかなく見えて、
でも、命の強い輝きも感じとられました。
残念ながら、あまりサボテンの知識がないために、それぞれの名前が分からないのですが。
トップ画像は、ぷにっとした肉厚な姿に惹かれて
今年の夏ぐらいに我が家にやってきたサボテン。
こちらは、一番の古株さん。
3つセットでミニミニサボテンを随分前に買ったのですが
・・・ひとつ、だめにしてしまいました。
そして、これは、新入りさん。
12月頭に、リースレッスンを家でした時、里子にもらいました。
ちびっこさん。
自分の育てたサボテンに花が咲くのを見てみたいな、
そう思うのですが、まだ、花が咲いたことはありません。
丈夫な子達だから、と私が放置しがちなのがだめなのかも。
サボテンの本も持っています。
可愛いサボテンがインテリアのように飾られている写真がいっぱいで、和む1冊。
年末年始とブログの更新を怠っていましたが、本日から、以前のペースで更新したいと思っています。よろしくお願いいたします。