新しい場所に行くと、新しい体験をすることがあります。
それは、緊張することもあるし、わくわくすることもある、
自分自身の扉を少し開けるような、経験。
ひとつめの体験は、水上飛行機。
トコリキアイランドへの行き方は、フィジー本島から船、水上飛行機、ヘリコプターがあります。
私たちは、行きは水上飛行機、帰りは船でした。
海に降りれるように足のついた水上飛行機、4人乗りの小さな機体に、パイロットの方がすごく身近にいて。
プロペラの音がとても大きい。
なんだかとてもわくわくしてしまいました。
トコリキには、桟橋がありません。
フィジーは、桟橋のない島がたくさんあるのですが、それは、珊瑚を守るためでもあります。
島に桟橋を作る、それは、珊瑚を破壊して作るしかない。
水上飛行機は、海に着陸した後、手で引っ張られて、浜まで近づけてくれ、降り立ちました。
滞在中にツアーに参加する度に利用したボートも、珊瑚のある島の近くでは、エンジンも控えめ、ゆっくりと珊瑚を労わるように進み、ドロップオフまで行くと、突然スピードが上がります。
皆に大切にされて、今の海の自然が残されているのだ、そう強く感じました。
自分たちが、海で珊瑚や魚を見る際にも、お邪魔しているのは私たちであり、彼らの生活の邪魔をしてはいけないし、傷つけてはいけない、そういう想いがこみ上げました。
トコリキ滞在中、いろんな催しがあって、ちょこちょこ参加していました。
カバの儀式体験や、ココナッツショー、など。
カバの儀式。
カバという木の根を感想させ、粉状に水に揉みだした液体。
この液体をまわしのみする儀式体験をしたのですが・・・
カバは・・・ちょっと苦くて美味しくなかったです。
催しで楽しかったのは、アレカヤシの大きな葉っぱで作る籠作り。
葉っぱを組んでいき・・・最後に茎の部分の綿を抜いて丸める。
小さな葉っぱだったので、小さな籠しか作れなかったのですが、手作業で何かを作るのはやっぱり楽しい。
きっともう、忘れちゃって作れない気もしますが。
部屋に戻って、自分で作った籠にお花を飾って、写真を撮ってみました。
明日は、年内最終日。
大掃除、がんばっていますか?
私は、昨日から自分を奮い立たせてがんばっています。
旅行の話も明日が最後になります。