* le petit bonheur ** ~ル・プティ・ボヌール~

フランス語で、「小さな幸せ」と言う意味です。
お花に関すること、日常の中でのささやかな楽しみを、つれづれなるままに。

小さいような大きいような夢

2006-10-28 09:08:31 | LOHASな生活

本格的に、陶芸をはじめました。
もともと好きで、近くの陶芸教室の体験に行ったり、○○焼きめぐり・○○焼き体験をするために、旅行に出かけたりしていたのですが、通いやすそうな陶芸教室を家の近くに見つけたので。

その名も    「ひまつぶし隠れ家
暖簾がかかっていて、ついくぐって入りたくなる雰囲気が出ています。
下北沢の横道をちょこっと入ったところにあります。

本格的な入会ということで、道具をまず購入。
10種類ぐらいの作品を作る際に必要な道具が揃っています。

そして、土を練るところから。
粗練り、そして菊練り。
どちらも力仕事です。コツがつかめるまでは難しい・・・
菊練りは、うまくいくと、菊の花のような模様になっていくので、そういう名前がついているのですが、「菊練り3年」と言われるほど、ほんと難しい。
でも、大切な作業なんです。
土の中の空気を抜き、気泡が残らないようにする作業。

体験や、何回コース、みたいなものでは、大概、土はすでに準備されているので、ちゃんと練ったのは、初めてかもしれません。

陶芸を好きな理由。
もの作りが好き。
土を触っていると心が落ち着く。
無心になれる。

お花に触れる時の気持ちと同じ気持ちになります

小鉢を2つ作ろうと思い、おとついはまず1つめ。
現在、100円均一のお店で買ったそれはそれで使いやすい白いシンプルな器を使用してお料理を盛っているのですが、そのお皿の代わりになる手作りお皿として。
手回しろくろで。

乾かして、昨日、削りと高台。
この削りと高台は、体験では通常、させてもらえません。当日にはできないから。
この作業をすることによって、器の余分な土が落とされて、軽く仕上がります。

後は、釉薬をかける作業が待っています・・・。

こちらは、体験の時に作った平皿です。
まず、土で形を作って・・・

そして・・・乾燥後。

釉薬をかけて。

焼きあがったお皿。

自分の家で使う食器や花器、小物入れなど、土から作るものは、全て手作りにして生活する。
これが私の前からの小さいような大きいような夢でもあります
私が作るお皿は、ひとつひとつ形が違うので、収納するのには不便ですが、
ひとつひとつに味があって、「産みの親」としては、可愛くて仕方がありません。

すでに、家で大活躍の陶芸作品もあります。
また、そのうちご紹介をするかも