朝の7時に家を出て、大阪の実家にクルマで行き、奥さんの用事をして、済んだら母と昼ごはんを食べ、少しお話したらすぐに帰ることにして、家に着いたら17時くらいでした。10時間の外出だったのですね。ほとんどクルマに乗ってたようなもので、少し疲れました。
私は電車に乗りたいのに、奥さんがまだ電車を信用できてなくて、私はアッシーとして必死こいて運転していました。そりゃ、何だってします。奥さんのご希望であれば、頑張らなくちゃいけない。
それで、ほんの少しだけブックオフに寄る時間があったので、110円コーナーを冷かしていて、一冊だけ「日本史探訪」があったので、うちにあるかもしれないけど、なかったらうれしいから買っておこうと買いました。
家で確認したら、10年ほど前に古本を買っていたようでした。やはり、そうでしたか。まあ、自分で読んでみたらいいのかな。
この本そのものは、1985年の4月に出ていたようです。もう40年くらい前の本になるようです。
高山右近、支倉常長、山田長政、伊野忠敬、大黒屋光太夫、間宮林蔵、松浦武四郎、アメリカ彦蔵、ジョン万次郎と、江戸の初めから中期から後期・幕末に世界を見ようとした人たちが取り上げられています。
番組は、1971~1975年に放映されたようです。語り手は、キリスト教の人たちは遠藤周作さん、伊能さんは松本清張さん(接点があったんですね。ビックリ!)、光太夫さんは井上靖さん、間宮林蔵さんは一色次郎さん、武四郎さんは更科源蔵さん、ジョン万次郎さんは土佐つながりで安岡正太郎さん、という人たちが担当していたようです。
今から40年以上前の番組を、今も本を見ながら思い出せるというのか、ほとんどちゃんと見てないかもしれなくて、どんな風に番組が作られてたのかを再構成してみる、そういう読書になるでしょうか。
このシリーズは懐かしいから集めて詠みましたが、読んだ後、何も残らなくて、すぐに忘れてしまうという怖ろしいことになるのが心配ですけど、とりあえず、読んでみたいと思います。
江戸期に世界を見ようとした人たちを、いろんな作家のみなさんはどんなに語っているのかですね。はさまれてた文庫のチラシには、80年代にものすごく売れまくっていた赤川次郎さんの作品の広告が入ってましたが、栄枯盛衰です。今も赤川次郎さんは細々と売れてるだろうけど、80年代当時、全く読まなかった私は、とんでもないひねくれ者でしたね。まあ、それもひねくれ者としては当然の成り行きで、一冊も家にはなくて、何だか申し訳ないくらいです。