甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

もぐさやさん、見つけられなかった。

2016年07月19日 05時49分54秒 | 街道を歩こう!
 人間が古くなってくると、新しいモノより古いモノに興味が湧いてきます。というか、愛着が出てしまいます。ピカピカのグラスよりも、くたびれた器で飲んでみたいです。

 古いモノには、それを使っていた人の思い入れが入っているかもしれません。食器はそんな感じがするので、あまり好きじゃないけど、それ以外のモノなら、本でも絵でも、クルマでも、古いモノでも、気に入ったら買いたいです。

 古い道も好きになりました。狭くて、クルマは通りにくいし、建物は壊れそうかもしれない。でも、何だかそこを歩いてみたら、自分も昔の人の気分を味わえそうで、江戸の旅人になれそうで、できればそういうところを旅してみたくなります。



 三重県には、信長さんの足跡があったり、聖武天皇が何日間か滞在されたり、いろいろな方の歴史が残っています。古い街道もたくさんあります。

 表紙に載せた写真は、蒲生氏郷(がもううじさと)さんが、海側にあったお城(その方が戦略的にも、海運的にもよかったのでしょうけど、町の経営としてはイマイチだから、お城をもっと山の手に持ってきて、ついでに参宮街道をそちらに引き入れたんです)を持ってきて、それから?十年かして町にお祭りが生まれ、土日に京都のマネをした祇園祭というのがあって、そのメイン会場となった四つ角のところです。

 日曜の朝、ポツンとなったところを、クルマから撮りました。信号待ちだから撮れたけど、少し危ない! でも、朝だから、まあ、余裕の写真です。本当はもっとあれこれ撮りたいモノはあったんですが、それは撮れなかった。

 この道は東西に抜けていて、私の後ろ側に伊勢神宮、私の正面・右側にすき焼きでおなじみの和田金さんがあります。ビルが見えていますが、それが和田金さんです。個人ではとても行けない、敷居の高いところです。



 そして、私は、お休みの昨日、滋賀県をめざしました。奥さんのリクエストで醒ヶ井宿に行ってみました。奥さんはお腹の大きいとき、大阪の夏を文化住宅の2階で過ごした経験から、夏にきれいな水の流れているところには、ものすごいあこがれがあるみたいで、きれいな水の流れる醒ヶ井をめざしました。

 けれども、そこは私の案内ですから、とんでもないコースをたどらされて、養老山脈のうらを走る巡検街道という谷の道を通らされ、時間はかかり、ウンザリしたみたいです。関ヶ原に出ましたが、そこはもうウンザリしながら通らされたみたいでした。

 申し訳なかった。



 そして、醒ヶ井に直接行くのではなくて、その手前の柏原宿にも行かされて、ここは川が流れていないし、めざすところではないから、早く醒ヶ井に行こうと、促され、案内した私としてはあてがはずれてしまった。もっと感動するかなと思ったのに、ただの古い街道筋にしか見えなかったみたい。

 そして、盆地だからすごく暑かったんです。もぐさやさん、どこへ行ってしまったんでしょう。なくなったのかなあ。 


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