甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

冷凍チャーハンをおいしく食べた後で

2023年09月28日 21時16分58秒 | あれも食べたいこれも食べたい

 月曜日から奥さんのいないウチにいます。夕ごはんは、カレーライス、
ありあわせのシューマイ、豚肉の生姜焼、今日は冷凍のチャーハンをあっためたもの、ガクンと生活の質は落ちてしまいました。

 そういえば、お昼はコンビニのオニギリとか菓子パンなどでした。これもいつもの生活から比べると、ありあわせ感がありますね。

 まあ、私が頑張ればいいだけのことですが、そんなに頑張らないで、ありあわせで過ごしています。しばらくしたら、彼女か帰って来るから、なんて思ってしまいます。彼女が帰って来ても、ゴハンを作ってくれるかわかりませんし、彼女はゴハンを作る人ではありませんでした。

 そんなだったら、どこかへ食べに出かけたらいいわけですが、それも面倒で、ナマケモノの私は、ありあわせで間に合わせていたりします。

 そんなだったら、この何もしない夜に、何かを仕込んでおけばいいわけですが、今までノープランで、何も頭を働かせていなかった私は、いちじくのジャムを作り、そこらにあったジャガイモの皮をむいて、スライスして炒めたり、さっきは黄色いりんごの皮むきをしましたっけ。

 そんな程度です。また、彼女にやらせるのか?

 もっと自分の生活なんだから、おもしろおかしく、体にいいものを食べたいけど、今までの習慣でボンヤリしています。少し反省します。


 そんなことよりもです。私は、夜は、彼女があれこれ話しかけてくれて、なんとか生活できていたのだとつくづく思います。

 話しかける人がいないウチの家は、シーンとしているし、秋の虫たちの声が聞こえてくるのと、空には星が輝き、月がゆっくり満月になっていくのと、そういう秋らしい部分は広がるけど、人間の暮らし的には寂しい感じです。

 どれだけたくさんの人たちが、家族や恋人の不在を嘆き、秋の深まりとともにいたたまれない気持ちを深めていき、自らのこれからと過去のあれこれなどを思ったことでしょうか。

 もう数えきれないほどですね。そういうことに思い至れたのはたまたまですけど、これからに備え、何にもない秋の夜というのをかみしめたいです。

 そして、彼女が帰ってきたら、自分からあれこれ話したいと思うけれど、たぶん、気持ちだけで、彼女が帰ってきたら、またあれこれ任せてしまいそうです。ああ、元の木阿弥ですか。


旅人:これ、何ていう花?
女:ダチュラ、エンゼルトランペットともいうよ。
旅人:そうか、そんな花か。前にも見たことあったんだろうか。

 そんな場面、どこかで読みましたね。なんていう小説だったかな……。


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