昨日、尚玄から一通のメールが届いた。
活躍の幅が広がり、夢の実現に向かって日々邁進している尚玄。
忙しくなれば、お互い会える時間も少なくなってきてしまう。
そんな中で届いたメール。
多忙さの中でも友人のことを思い遣ってくれる内容だった。
何気ない言葉だけど、言葉の裏にある彼の気持ちがボクのココロの奥底まで届いてきた。
物理的に離れていても、ココロはいつもつながっているものだということを身につまされた。
こういう瞬間に痛感させられる。
「人生って素晴らしい。」と。
ココロを満たしてくれるのは、
生きている喜びを感じさせてくれるのは、
おいしいご飯でも、ぜいたく品でも、名声でもない。
誰かが自分のことを思っていてくれていること。
誰かにとって自分は大切な存在であることが分かること。
それが、人のココロを根底から満たし、養ってくれる。
まさに、人はパンのみで生きるのではない。
ココロを与え合って、そして、ココロをいただきあって、人は人として成長していくのだと思う。
体は食べ物で養えても、ココロはココロでしか養えない。
尚玄のメールを読みながら、目頭が熱くなっている自分に気がついた。
ボクは本当に素晴らしい親友たちに恵まれている。
己の人生を呪いながら暗く辛い道を歩いていたこともあるけれど、今はココロからこう言える。
「人生って素晴らしい」と。
人はひとりで生きていくものではないことも、
人は自分のためだけで生きていくものではないことも、
今はよく分かる。
ひとりでは生きていけないからこそ、
お互いがお互いを必要とするからこそ、
「人生って素晴らしい。」
なぜなら、そのことを通してはじめて、自分の存在価値も、そして、相手の存在価値もわかるのだから。
なぜなら、自分今ここにいることの意義、そして、相手が今ここにいることの意義が分かれば、人生は「ありがとう!」の連続になるのだから。
taddy