m o n o l o g u e

taddy // graphic designer / artist / poet

d e s p a i r

2008-03-14 | cafe_monologue



日々の生活、順調なことばかりではない。


職場や学校でのツラい出来事。
こじれてしまった人間関係。
才能の行き詰まり。


深く傷つき、絶望の淵に立たされることが度々あるだろう。


そんな時、ネガティブな思いが次から次に湧き上がってくる。
「自分なんかどうせ・・・。」
全てを投げ捨て、暴走したくなる。


寝ても覚めてもココロはネガティブな感情でいっぱい。
怒り、悲しみ、痛み、苦しみでいっぱい。
もう、そのことしか考えられなくなってしまう。
否定的な思いばかり反芻し続けてしまう。


それはあたかも暗く狭い部屋に閉じ込められてしまったよう。
その狭い空間にあるものしか見えない。
外の世界には目が届かない。


だけど、ココロの目は常にその壁の向こうにあるものに視線を向けていなくてはいけない。
「絶望」ではなく、「希望」にこそ視線を固定しなくてはいけない。


それはあたかも猛毒を食べ続けているよう。
その毒はココロと体を着実にむしばんでいく。
そして、さらに容態を悪化させていく。


だけど、ココロの口は常にしっかりした栄養ある固形食で養われないといけない。
「絶望」ではなく、「希望」をこそ食べ続けないといけない。


ネガティブな感情は、あなた自身とあなたの大切な人たちとの仲を破壊しようとしている。
だから、ひと時のネガティブな感情がささやく言葉に耳を傾けてはいけない。
だから、ひと時のネガティブな感情に流されてしまってはいけない。
その代償はとてつもなく大きなものになることだろう。


どんなに空が曇っていても、雲の上にはいつも太陽が輝いていることを忘れないように。
その太陽にこそ、しっかりと目を注いでいるように。
そうすれば、ココロの中の嵐に押し流されず、安全に港へとたどり着くことだろう。



taddy