2016.11.09(水) 本日の注目指標★☆ 大荒れ：市場はクリントン勝利を織り込んでましたからね…

先ずは、昨晩のＮＹ…

米３年債入札結果
・最高落札利回り　1.034％（WI：1.036％）
・応札倍率　　　　2.69倍（前回2.92倍）

９月の米求人件数は５４８．６万件
・米労働省が９月の米求人労働移動調査（ＪＯＬＴＳ）を発表、求人件数は548.6万件と前回（545.3万件）から増加した。
・米求人件数は４月をピークに増加が一服しているが、米雇用の先行きに不安感が高まっているのではない
・完全雇用に接近する中、求人件数も減少する自然な動き

エバンス・シカゴ連銀総裁
・米経済成長は上昇傾向にある。
・成長は年率1.75％から2％のレンジで推移するだろう。
・インフレがオーバーシュートすることは罪なことではない。
・データが底堅ければ１２月利上げはすぐ。
・辛抱強い姿勢を続けることは良い状況をもたらす。
・予想される金利軌道は次回利上げより重要
・現在から来年にかけての利上げの回数は３回を見込む。

米スレート誌の７州の期日前投票による分析予想　VoteCastr
・下記７州のうちフロリダ、オハイオ、コロラドを含む６州でクリントン氏がリードしている。
・現地時間１０時過ぎ時点
（）は分析票数
コロラド州（166万票）
クリントン氏　46.3％
トランプ氏　43.6％

フロリダ州（368万票）
クリントン氏　48.3％
トランプ氏　45.5％

アイオア州（56万票）
クリントン氏　48.5％
トランプ氏　43.4％

ネバダ州（59万票）
クリントン氏　46.5％
トランプ氏　45.3％

オハイオ州（132万票）
クリントン氏　47.9％
トランプ氏　43.9％

ペンシルベニア州（19万票）
クリントン氏　42.8％
トランプ氏　49.8％

ウィスコンシン州（56万票）
クリントン氏　52.7％
トランプ氏　40.2％

シェンブリ・カナダ中銀副総裁
・カナダの貿易赤字は予想以上に長引く可能性。
・輸出の弱さは米国での設備投資が弱いため。
・サービス業の輸出は大幅な拡大が見込まれる。
・輸出拡大にはより強い米成長が必要。


・ＮＹ為替市場ではドル買いが強まる
・期日前投票のモデル分析から、クリントン氏がトランプ氏をリードしているとの報道が流れている
・ウェブサイトでは現地時間の午前に７つの州の期日前投票の分析を伝えていたが、６州でクリントン氏がリード
・特に大票田のフロリダ州でのリードは期待感を高めた

・クリントン氏が大統領に就任したからといって、その経済政策がドル高を誘発するということでは無いだろう
・トランプ氏の外交に対するスタンスや貿易、そして、移民政策などを市場は敬遠
・トランプ氏ではないことへの期待がドルを押し上げている

・既に、市場はクリントン氏の勝利の確率を７～８割程度で見込んでいる
・日本時間の９日昼ごろには結果が判明すると思われる

・米株や米国債利回りも上昇
・ドル円は心理的節目の105円を突破

・ユーロドルは売りが強まる
・ポンドドルも売りが優勢

・英ＥＵ離脱について政府が、議会の承認を得ずにＥＵに対してリスボン条約５０条の通告を行えるか裁判になっており、英裁判所は事前の議会承認が必要との判断
・政府は英最高裁に上告し、英最高裁は１２月の５日と８日に聴聞会を行うと発表した。１１人の最高裁判事が全員出席する
・判断については来年






本日の経済指標は、大荒れ：市場はクリントン勝利を織り込んでましたからね…

今晩の欧米時間は、米大統領選の結果を受けての欧米経済指標に注目しましょう！

08:00↑↑韓国失業率（10月）結果3.7%　予想4.0%　前回4.0%（季調済）

08:30↓豪州Westpac消費者信頼感指数（11月）結果-1.1%　　前回1.1%（前月比）

08:50↓↓↓↓↓↑日本国際収支（9月）
　結果18210億円　予想20200億円　前回20008億円（経常収支）
　結果14773億円　予想16300億円　前回19757億円（経常収支・季調済）
　結果6424億円　予想6688億円　前回2432億円（貿易収支）

10:30→↑中国消費者物価指数（10月）結果2.1%　予想2.1%　前回1.9%（前年比）

10:30↑↑中国生産者物価指数（10月）結果1.2%　予想0.9%　前回0.1%（前年比）

14:00？日本景気ウォッチャー調査（10月）

トランプ氏が米大統領…
・各報道機関が、トランプ氏が米大統領にと報じている。
・ペンシルバニア州やウィスコンシン州での勝利が報じら、獲得した選挙人数が２７０人を超えた。

17:00☆プラートECB理事、講演

18:00・英国商品貿易収支（9月）
18:30　南アフリカSACCI景況感指数（10月）
19:00・欧州委員会、秋季経済予測発表

21:00☆米国MBA住宅ローン申請指数（4日までの週）

00:00・米国卸売在庫・確報値（9月）

00:30☆米週間原油在庫統計

01:45☆クーレECB理事、講演

03:00　米10年債入札（230億ドル）

03:30・ミネアポリス連銀総裁、講演

05:00　NZ中銀政策金利　

★米大統領選開票、結果判明は日本時間午後になる見込み

＜速報＞大注目のフロリダ州はトランプが勝利[FISCO]

＜速報＞大注目のフロリダ州はトランプが勝利[FISCO]

・29人の選挙人を獲得することとなるため、注目が集まっていたフロリダ州ではトランプ候補の勝利が確実と報じられている。
・以下はこれまでの報道であがった州の動向をまとめたもの（勝利確実から優勢などに状況が変わる場合もあります）
・過半数270人

★民主党：ヒラリー・クリントン候補
・バーモント州（3人）
・マサチューセッツ州（11人）
・ロードアイランド州（4人）
・ニュージャージー州（14人）
・デラウェア州（3人）
・メリーランド州（10人）
・ワシントンDC（3人）
・イリノイ州（20人）
・コネティカット州（7人）
・ニューヨーク州（29人）
・ニューメキシコ州（5人）
・バージニア州（13人）
・コロラド州（9人）

★共和党：ドナルド・トランプ候補
・インディアナ州（11人）
・ケンタッキー州（8人）
・ウエストバージニア州（5人）
・サウスカロライナ州（9人）
・テネシー州（11人）
・アラバマ州（9人）
・ミシシッピ州（6人）
・オクラホマ州（7人）
・ミズーリ州（10人）
・アーカンソー州（6人）
・カンザス州（6人）
・テキサス州（38人）
・ワイオミング州（3人）
・サウスダコタ州（3人）
・ノースダコタ州（3人）
・コロラド州（9人）
・ネブラスカ州（5人）
・ルイジアナ州（8人）
・モンタナ州（3人）
・オハイオ州（18人）
・フロリダ州（29人）

＜WA＞

中国：16年乗用車販売は13％増、年初予測の2倍速＝乗用車聯席会[FISCO]

中国：16年乗用車販売は13％増、年初予測の2倍速＝乗用車聯席会[FISCO]

・中国乗用車市場信息聯席会によると、国内の狭義乗用車（セダン、MPV、SUV）の販売台数は今年10月、前年同月比21.7％増の218万9538台に達した。
・これにマイクロバスを加えた広義乗用車では、同20.0％増の222万3168台を売り上げている。
・伸び率は9月（狭義で31.5％、広義で28.8％）から鈍化したものの、なお高水準を維持した。

・同聯席会は8日、足元の販売状況から判断して、通年の乗用車販売台数が13％前後の伸びを示すと予測。
・中国汽車工業協会や中国汽車流通協会が年初に示した予測（6％増）に比べ、2倍に近いペースで増加する見込みとした。

・10月の販売台数を車種別に見ると、セダンが前年同月比11.1％増の111万1250台、MPVが13.6％増の21万3920台、SUVが41.4％増の86万4368台、マイクロバスが36.8％減の3万3630台だった。

・1～10月の累計販売台数は、狭義乗用車で前年同期比18.0％増の1817万3993台、広義乗用車で15.2％増の1867万97台。
・中でもSUVが44.5％増の673万661台と高成長を示した。

・一方、メーカー別の国内販売ランキング（狭義乗用車）は、
上汽大衆が首位で18万2027台。　2位以下には、
上汽通用の16万9683台、
一汽大衆の16万6998台、
上汽通用五菱の14万9139台、
重慶長安汽車の11万7087台、
東風日産の10万8587台、
北京現代の9万6251台、
長城汽車の9万5414台、
長安福特の8万2368台、
吉利汽車の8万2278台　が続いた。【亜州IR】

＜ZN＞