7月27日(月曜)
08:50↓日銀、企業向けサービス価格指数(6月)前年比+0.4% 5月+0.6%から鈍化 予想+0.6%…広告費のマイナス幅縮小、宿泊サービス上昇、下水道も伸び加速。土木建築サービスやリース・レンタルの伸び鈍化
10:30 中曽日銀副総裁 講演(熊本市)米金融政策の正常化の市場への影響など不確実性も・輸出は最近増勢鈍化も、先行きは緩やかに増加へ・東大や一橋大の物価指数はプラス幅の拡大傾向が継続・景気は緩やかな回復を続けている
14:00 中曽日銀副総裁 会見(熊本市)生鮮食品とエネルギーを除くCPIを注目していく・原油価格下落は輸入国の経済にはプラスに働く
…弱い経済指標に加え、米早期利下げ懸念が再び高まっていることや、国際通貨基金(IMF)が中国当局に対し、株価対策の解除を促したことなどが警戒!
17:00↑ドイツIfo景況感指数(7月)結果108.0 予想107.2 前回107.4
…ドル売り加速に警戒、欧米の経済指標に反応か
21:30↑米耐久財受注(6月)…予想上振れも反応薄
結果3.4% 予想3.2% 前回-2.1%(-1.8%から修正前月比)
結果0.8% 予想0.5% 前回-0.1%(0.5%から修正輸送除くコア・前月比)
…ユーロはリバウンドの狼煙もユーロ自体の材料はない・ポンドは流れ温存、明日は英GDP速報値で予想通りなら利上げ期待裏付け
…中国当局が株式の公的購入を増やしていることを表明・中国規制当局は株式市場を引き続き安定化させると表明しており、株式市場から撤退するとの噂を否定
…サントリーHDが上場検討 早ければ18年にも
…ポンドは対ユーロでの売りが続く EU離脱投票の前倒し懸念根強い
7月28日(火曜)
17:30→↑英GDP・速報値(第2四半期)結果0.7% 予想0.7 前回0.4(前期比)…ポンドは一転本日高値に
…中国当局は昨日の売りを調査
…ユーロ売りが広がって。欧州株高/ユーロ安ともあってECBの量的緩和を背景とした反動が出ている面も
22:00↓米S&Pケースシラー住宅価格(5月)結果4.94% 予想5.60% 前回4.95%(4.91%から修正20都市・前年比)
23:00↓米コンファレンスボード消費者信頼感指数(7月)結果90.9 予想100.0 前回99.8(101.4から修正)
03:00?カンリフ英中銀副総裁 講演
*ECB アテネ証券取引所(ASE)およびギリシャの他の金融市場の取引を再開する計画を承認。ギリシャ財務省は導入している資本規制の量を緩和、ギリシャは徐々に正常化に向かっている。
*IMF 対外セクター年次報告書を発表。日本は成長と価格押し上げへ強力な改革が必要。米ドルはファンダメンタルズが示唆する水準を小幅上回る。豪ドルはファンダメンタルズより最大15%強い可能性。スイスフランの過大評価は2015年に更に高まる。中国人民元はもはや割安ではない。ドイツは経常黒字を縮小すべき。
*米連邦公開市場委員会(FOMC 29日まで)
*米TPP交渉の閣僚会合(ハワイ・マウイ島、31日まで)
*米主要企業決算:フォード↑、ファイザー↑、メルク↑、ツイッター↑、デュポン↓
7月29日(水曜)
15:00→ドイツGfK消費者信頼感(8月)結果10.1 予想10.1 前回10.1
20:00↑米MBA住宅ローン申請指数(24日までの週)結果0.8% 前回0.1%(前週比)
23:00↓米中古住宅販売成約指数(6月)結果-1.8% 予想0.9% 前回0.6%(0.9%から修正前月比)
23:30↑米週間石油在庫統計 原油-420万 ガソ-36.3万 精製+259万 稼働95.1(-0.4%) クッ-21.2万
03:00!FOMC声明発表…やや一段の雇用改善と物価上昇に合理的自信で利上げ。経済活動は緩やかに拡大。物価はエネルギー安など背景に目標下回り推移。労働市場は引き続き改善。労働資源の活用不足は減少。全員が政策決定に賛成。
03:00→米FRB政策金利 30日 結果0.00-0.25% 予想0.00-0.25% 現行0.00-0.25%
*米主要企業決算:メットライフ、フェイスブック↑(いずれも取引終了後の発表)
*IMFラガルド専務理事…(中国政府の株価対策について)市場の混乱を避けるべく努めるのが当局の義務。(中国が人民元をSDRの構成通貨に採用するよう要求していることに関して)足元の市場の不安定さは採用に関する議論の支障にならない。
*TPP乳製品輸入枠7万トン弱…共同通信によると、TPP交渉で、日本が乳製品のバターや脱脂粉乳の低関税枠を米国、オーストラリア、ニュージーランドに生乳換算で計7万トン弱設ける方向で調整しているという。
7月30日(木曜)
タイ市場は休場
08:50↑日鉱工業生産・速報値(6月)
結果0.8% 予想0.3% 前回-2.1%(前月比)
結果2.0% 予想1.3% 前回-3.9%(前年比)
09:04↑ブラジル中銀政策金利 結果14.25% 予想14.25% 現行13.75%
…中国!未婚女性の卵子冷凍保存は違法、政府当局が見解
09:30!スティーブンス豪中銀総裁 講演…中国からの資本流入額は年間4000億ドルに達する
10:30↓豪住宅建設許可件数(6月)前月比-8.2% 予想-1.0% 5月+2.4%から+2.3%に下方修正 前年比の伸びも8.6%と予想9.5%に届かず 豪ドルは発表前には堅調に推移していたが、発表を受けて失速?
10:30!石田日銀審議委員 講演(京都市)…新興国の回復ペースは不確実性が高い・当面エネルギー除く物価の総合指数見ていくこと適当・景気は緩やかな回復を続けていくとみられる
11:30↓シンガポール失業率(第2四半期)結果2.0% 予想1.9% 前回1.8%(季調済)
14:30!石田日銀審議委員 会見(京都市)…除く家賃の総合で2.4%上昇が必要、2%達成に・私自身は楽観的、海外要因はしっかり見る必要ある・為替安定望む声多く聞かれた、地元経済関係者と懇談
16:55→ドイツ失業率(7月)結果6.4% 予想6.4% 前回6.4%…弱い独雇用統計でもユーロ底堅く
16:55↓ドイツ失業者数(7月)結果9千人 予想-5千人 前回1千人(-1千人から修正)
17:00?ECB月報
18:00↑ユーロ圏業況判断指数(7月)結果0.39 予想0.19 前回0.14
18:00→ユーロ圏消費者信頼感指数・確報値(7月)結果-7.1 予想-7.1 前回-7.1
21:00→ドイツ消費者物価指数・速報値(7月)
結果0.2% 予想0.2% 前回-0.1%(前月比)
結果0.2% 予想0.3% 前回0.3%(前年比)
21:00→↑ドイツ調和消費者物価指数・速報値(7月)
結果0.3% 予想0.3% 前回-0.2%(前月比)
結果0.1% 予想0.1% 前回0.1%(前年比)
…昨日同様にドルとポンドが強い・G7内では米国と英国が利上げ開始に近く、ドルとポンドには買いが入りやすい
21:30↓↑米GDP・速報値(第2四半期)結果2.3% 予想2.5% 前回0.6%(-0.2%から修正前期比年率)
21:30↓米GDPデフレータ・速報(第2四半期)結果2.0% 予想1.5% 前回0.1%(0.0%から修正前期比年率)
21:30↑米個人消費・速報値(第2四半期)結果2.9% 予想2.7% 前回1.8%(2.1%から修正前期比年率)
21:30↑↓米新規失業保険申請件数(25日までの週)結果267千件 予想270千件 前回255千件
…米金利とドル上昇・ユーロ売り広がる
…前日のFOMCで英中銀へも期待感が広まる 来週の英中銀理事会は超注目
…ユーロドルは1.09割れ IMFがギリシャ支援に難色 債務減免の誓約が無ければ支援できない
…フェイスブックは投資の年で我慢との指摘も
…訪日客の消費、過去最高 中国の爆買いが後押し
…中国軍制服組元トップの党籍剝奪
…中国共産党は、人民解放軍制服組トップを務めた中央軍事委員会の郭伯雄元副主席の党籍を剝奪し、収賄などの罪を犯した疑いで検察機関に送る
*米主要企業決算:P&G、アムジェン↑
7月31日(金曜)
*閣議、閣議後会見
08:30↓失業率(6月)結果3.4% 予想3.3% 前回3.3%
08:30↓有効求人倍率(6月)結果1.19 予想1.20 前回1.19
08:30↑↓→全国消費者物価指数(6月)
結果0.4% 予想0.3% 前回0.5%(前年比)
結果0.1% 予想0.0% 前回0.1%(除く生鮮・前年比)
08:30↓総務庁、家計調査(6月)実質消費支出は前年比-2%(予想は+1.9%)
09:30↓4-6月の台湾GDP 前年同期比+0.64%(予想+2.55%)
14:00 観光庁、訪日外国人消費動向調査(第2四半期)
15:00 ドイツ小売売上高(6月)
18:00 ユーロ圏失業率(6月)
18:00 ユーロ圏消費者物価指数・概算速報値(7月)
19:00 ロシア中銀政策金利発表
21:30 カナダGDP(5月)
21:30 米労働省、雇用コスト指数(第2四半期)
22:45 米シカゴ購買部協会景気指数(7月)
23:00 ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値(7月)
*米主要企業決算:エクソンモビル、シェブロン
・当日、ロンドン・NY時間は、大きな値動きに対する理由を追っかけ…
・翌日、ファンダメンタルを元に、各カテゴリー毎の背景と実態と損益を読み解く!
※注意:投資手法がファンダメンタルの逆張りで、単に個人的メモを載せているだけなので…順張りのテクニカル・ビギナーは参考にしない方が良いと思います…というか、書いてある事の意味を理解出来ないかも知れません…価格を下げてる時に買ったり、上げてる時に売るので、マーケットの場をある程度理解していないと、参考にすらならないと思います。
●NY株式概況
27日↓ダウ平均17440(-127)上海総合指数は8%超の急落で中国株懸念高まる・ジェネリックの大型M&Aが合意・
28日↑ダウ平均17630(+189)中国株が落ち着き大幅反発・資源関連株が買戻しを主導・特に商品市場で原油が反発したことから、資源関連を中心に買い戻しが強まっている。
29日↑ダウ平均17751(+121)中国株の下げ一服や原油反発がサポート・ツイッター大幅安・午後になってFOMC声明でFRBが引き続き景気改善を指摘したこともフォロー・
30日↓ダウ平均17745(-5.41)決算を発表したP&Gやフェイスブックが下落・前日の引け後からきょうにかけて発表になった決算が冴えなかった・第2四半期の米GDP速報値が予想をや下回ったものの、第1四半期はマイナス成長からプラス成長に上方修正された・個人消費が堅調だった・景気の先行き期待を裏付ける内容・株式市場は中国株など海外情勢に神経質…
225指数考察:ジワジワ上昇しているので、試しに20700Sの指値を入れてみましたが、20500を目処に材料待ちの動きに見える!…
※欲をかかず追っかけず、上昇トレンドでも、堅い押し目だけを待つ方針継続…
●NY債券概況
27日↓利回り低下・中国株急落で逃避買い・米利上げ期待も後退・
28日↑株反発で利回り上昇・明日はFOMC結果発表で、9月利上げを示唆するとのタカ派な見方も、時期は示さず、年内利上げの可能性に留めるとの見方が優勢・
29日↑株高、原油高で利回り上昇・FOMCは明確に示唆せずも、雇用の判断を前進させていたことで、利回りはプラス圏を維持・
30日↑↓2年債利回りは上昇も、10年債利回りは低下・FOMCを受け市場は改めて利上げ期待を高めるも、政策金利に敏感な2年債利回りは上昇が続いている・原油が再び下落し、インフレ期待は高まらず、10年債や30年債といた長期ゾーン利回りは低下・7年債入札の最高落札利回りが予想通りだった…
●NY為替概況
27日:中国株急落でドル売り優勢・ユーロ買戻しが強まったものの自力ではない・中国株が再び急落し、全体的にリスク回避的な雰囲気。中国当局の買い支えでもなお急落したことに市場も不安感・中国規制当局は株式市場を引き続き安定化させるとし、株式市場から撤退するとの噂を否定・
FRBスタッフ見通しでは年1回の利上げを見込んでいることも、中国株急落が更にその失望感を助長
6月の米耐久財受注を受け、今週発表の第2四半期GDP見通しを上方修正する向きも、反応は限定的。
ドル円は123.00付近まで一時下落。
ドル売りの受け皿となったのがユーロで、対ドルのみならず、対円やポンドでも買い戻しが優勢。
IMFがユーロ圏のレビューを発表し、ECBは2016年9月を超えてQEを拡大する必要があるとの見解。
28日:株式や商品の下げも落ち着きドル買い優勢・中国株の下げも落ち着き、米株や米国債利回りが上昇、為替市場でドル買い・中国株の急落や、原油がきょうは一時46ドル台まで下落するなど、エネルギー価格の下落も予想される中、ここにきて米利上げ期待もやや後退・
ドル円は一時123.80近辺まで上昇。124円台には慎重。中国株や商品市場が下げ止まると見ている向きは少なく、ドル円も上値は慎重になってきている。
ユーロドルは一本調子の下げで、一時1.10台前半まで下落。前日は1.11台前半まで上昇し上放れの兆しも見せていた。ギリシャ懸念は落ち着いている、ECBの量的緩和(QE)はもうしばらく続くとの見方は強い、ユーロを買い上げる材料はない。
ユーロ円も伸び悩む。
29日:FOMCは明確な示唆なく全ての時期に可能性・発表直後はドル売りが強まる場面もあったが、動きが落ち着くと次第にドル買いが優勢・中国株の下げが一服・
ドル円は124円付近まで一時上昇。ただ、中国株への不信感も根強く上値には慎重さも
ユーロドルは1.09台に下落も、ユーロを買う材料はなく、ECBの量的緩和(QE)もしばらく継続するとの見方
30日:FOMC後の流れ続きドル買いが優勢で、利上げについては9月、10月、12月の年内全ての時期に可能性、雇用の判断をやや引き上げた・ドル円は125円にはまだ慎重な雰囲気・
ECBや日銀の量的緩和(QE)はもうしばらく続きそうな気配
原油が再び下向きの動きで、米長期金利も低下。中国株も不透明感が払拭できない、125円台はまだ?
ユーロドルは戻り売りが続き、ユーロ円も軟調。ドイツやスペインの消費者物価(CPI)速報値が低インフレを示した。IMFは条件が整わなければギリシャ支援は実行できないとした。IMFは債務減免を求めているが、ドイツを中心に抵抗も強く、第3次支援に不透明な部分も多い。
ポンドは後半に失速も、底堅さは堅持。年内の米利上げ期待と共に、利上げ期待が高まっている英中銀にも。来週の英中銀理事会は非常に注目。来週から理事会後すぐに議事録が発表され、当日は四半期インフレ報告も発表される予定。8月6日は予定盛り沢山。
為替考察:(ドル>円>ユーロ)ドル高・円安・ユーロ安継続も決め手に欠ける!…
・Eur/Usd:様子見継続…
・Gbp/Jpy:Eur/Jpyとの鞘(46.3⇔59.3) →57.2→58.9→54.5→58.3→57.8…鞘一時的上限と読み…
・Eur/Jpy:Gbp/JpyS/Eur/JpyL鞘取りスタート、現状プラスもお愛想程度(笑…
・Usd/Jpy:様子見…
・Aud/Jpy:様子見…
※流石イエレン慎重な趣で、マーケットは材料難?!…
1日(土)
中国製造業PMI(7月)
●〔米欧石油市況〕
上げ材料は、ドル安が進んだことで原油の下げ幅は一定程度抑えられた・米原油在庫の減少見通しが、世界的な供給過剰や中国株安に対する懸念を相殺・EIA原油在庫統計で、原油が前週比400万バレルを超える大幅減・
※ハリケーンマップ: http://nihongo.wunderground.com/tropical/
下げ材料は、世界最大のエネルギー消費国である中国で株式相場が急落し同国経済への懸念が強まった・原油が供給過剰になるとの見方・米国内の石油掘削リグ稼働数が前週比21基増となった・EIAの統計を受けて、それぞれ1ドル以上急伸も、その後はドル高を受けて上げ幅を縮小したのは、FRBが9月にも利上げに踏み切るとの観測を背景に・世界的な供給過剰、ドル高、中国の株安・
Oil(Aug→Sep)考察…鞘は(レンジ$2.8⇔8.7)7.5→2.8→5.8→5.1→6.8→4.8…鞘も中途半端で、月末でもあるので様子見…
・Brent($52~):様子見…
・Wti($44~):様子見…
※鞘取りに特化!・方張りは方向性が明確な時だけ…
●〔NY金市況〕
上げ材料は、なし
下げ材料は、米国の早期利上げ観測が弱材料・2015年4~6月期の世界の金需要は2009年以来の低水準・6月に中国の香港からの金純輸入量が10カ月ぶりの低水準に落ち込んだ・米経済が第2四半期に改善したことを示すGDPが発表されたことを受けてドルが上昇、年率換算で前期比2.3%増。第1四半期はこれまで0.2%減のマイナス成長とされていたが、0.6%増に上方改定・米経済が第1四半期の減速を乗り越え、「緩やかに拡大している」との認識・
NY_Gold・Silver(Spot)考察:SPDR→+1.19t→△11.63t→△1.79t→△4.77t→△2.38t→△2.68t→△4.48t→横這いx4…価格下げても小幅レンジで、残高減少も小休止継続中…
(鞘取レンジ320-556)→440→383→400→320→400→350→387…鞘が一時的上限と読み…
・Silver:SilverS/GoldLで…
・Gold:鞘取りスタート…
※こちらも、鞘取りに特化する!・方張りは方向性が明確な時だけ…
●〔LDN・NYコーヒー〕
Coffeeの上げ材料は、ブラジル通貨レアルの回復を背景に・産地筋の売りが不足している・
Coffeeの下げ材料は、ブラジル通貨レアルの下落にテクニカル要因が重なり、アラビカ種相場を圧迫・ブラジル通貨レアルが低調な経済の伸びを背景に対ドルで12年ぶりの安値に・
NY_Coffee(jul→Sep)考察…上昇も決めてなく、様子見…
●〔NY砂糖〕
Sugarの上げ材料は、週間取組残高報告で投機筋のネットショートが急増したことを受けて早い段階では上昇・ブラジル通貨レアルが値を戻した・エルニーニョ現象による作物被害により、来シーズンの世界的な砂糖需要が当初予想よりも大幅に供給を上回る可能性・
Sugarの下げ材料は、ブラジル通貨レアルの下落を受けて相場は一時大きく下げた・ブラジル中南部の乾燥予報やレアル安に圧迫・インドとタイの大量在庫・
NY_Sugar(jul→oct)考察…急落傾向だが、様子見…
※Coffee・Sugarは余程の気象異変が無い限り下落トレンドなので、戻りS方針継続…
●〔シカゴ小麦・トウモロコシ・大豆〕
小麦:
上げ材料は、なし
下げ材料は、米国内での収穫の進行が重し・米国産小麦の海外需要は弱いまま・米国産に対する海外需要が低調・米国産の収穫見通しの改善・米プレーンズ北部でほぼ成熟を迎えた春小麦の豊作見通し・既に世界的に供給が潤沢な中、米国産小麦に対する需要は減退・
トウモロコシ:
上げ材料は、現物は堅調で、先物の下落を受け、農家は売りを見送った・米国産の週間輸出成約高が予想を上回った・
下げ材料は、コモディティー全般の急落に関連した投資ファンドの売りに圧迫・天候の改善も重し・米国の作柄の改善・米中西部では気温が低下し、成育に理想的な状況・作柄の改善・
Chicago_Wheat(jul→sep)考察… (¢93⇔197)171→129→197→106→137→122…
Chicago_Corn(jul→sep)考察…様子見…
※基本鞘取りも、大きく戻した時は共にSを検討!…
大豆:
上げ材料は、旧穀は現物市場の供給逼迫を背景に値を上げた・
下げ材料は、天候の改善により、米中西部で育てられている大豆の収穫見通しが押し上げられ、急落・コモディティー全般に対する売りの一部として、投資ファンドによる手じまいの売り・新穀は米中西部全域で天候が回復する中、収穫見通しの改善に圧迫・週間輸出成約高は、市場予想レンジを上回った・
Chicago_Soybeans(jul→nov)考察…大きく動かず、様子見…
※基本戻りSだけ!…
●総括:明確なサインなく、方向感が分からない印象も…
・225指数は、押し目待ち…
・為替は、鞘取り始めるも、お愛想程度…
・Oilは、鞘変動待ち…
・Metalは、様子見レベルの鞘取りスタート…
・Softは、大きく動くのを待つ体制…
※何故に、ドル高・円安・株上げ調子なのに消極的なのか?!…
・FRBが近々利上げするかも知れない月末月初は、サプライズ的に大きく動く事が多いので、方向感を把握する確実性の高いファンダメンタルが出ない限り、こんな時は様子見で、サプライズが出たらその逆を執行するのが堅実な道のような…特に、月末週末の昨日今日辺りは欧米時間に何かあるカモネ!!
※超堅い取引の基本を忘れずに…
・動きの読める銘柄だけの一段高(戻り売り)・一段安(押し目買い)だけを狙うようにする事で、ポジションとトレンドを一致させると共に、リスクを最小限にする!
・鞘取りについても、必ずトレンドを考慮する!
・ポジションを持っている銘柄のトレンドが変わり、読めない状態になったら、迷わず損切りする事!