歴史・音楽・過ぎゆく日常のこと
日日の幻燈





「アメリカを歌で知る」という新書を買いました。
いろんな歌のエピソードでアメリカを語る、そんな内容です。
その冒頭に紹介されている「Waiting for a Train」は、ジミー・ロジャーズが1928年に発表した歌だそうです。カントリーミュージックも好きな私としては、郷愁を誘う雰囲気がなんとも言えません。



こちらは、Dickey Betts(ディッキー・ベッツ)によるカバー。原曲の雰囲気に忠実に、かつ、聴きやすくアレンジされています。

「アメリカを歌で知る」によると、この歌が流れた頃は、世界大恐慌によりアメリカも不況の時代だったそうです。職を求めて移動する人たちを歌ったホーボーソングの代表的な歌として位置づけられています。
ホーボーとは、炭坑や農場での日雇い仕事をしながら、職を求めて旅を続ける人たちを指すとのこと。若干、差別的な意味合いも含むようです。

■「アメリカを歌で知る」
■ウェルズ恵子著
■祥伝社


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何も言うまい。


第2弾もあるのか…。


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「三成出陣式」のお隣で、「富山くすりフェア」が開催されていましたので、こちらにもちょっとお邪魔してきました。
富山県の医薬品事業を支援する、富山県薬業連合会が主催するイベントで、富山の薬売りの歴史の紹介、薬の販売、そして北海道物産展(北前船つながりとのことです)などなど、北陸新幹線開業1周年記念として開催されたそうです。
会場では、富山の薬の売薬版画や引き札を印刷した絵葉書が無料で配布されていました。



ひこにゃん、みつにゃんに出会ったあとは、富山のくすりん。ゆるきゃら全盛時代ですね。



富山の薬が有名になったきっかけとして、富山藩二代藩主・前田正甫(まえだまさとし)の逸話があります。さる大名が江戸城内で腹痛をおこしたところ、たまたま居合わせた正甫が、持ち合わせていた常備薬を与えると、たちまち痛みがおさまったとか。この話が評判を呼び、各大名から、自分の領内でも売ってくれ~との依頼が殺到し、富山の薬は一躍有名になったということです。



江戸末期から明治初期にかけての薬の販売所を描いた売薬版画。会場で無料配布されていた絵葉書の1枚です。売薬版画は紙風船とともに富山の薬売りが顧客に配って歩いたもので、メディアが乏しかった時代、とても喜ばれたとか。
「反魂丹(はんごんたん)」は丸薬で、胃腸薬として、また腹痛に効く薬として重宝され、また旅人には必携の一品だったそうです。

有名になった富山の薬は、富山藩の特産物として藩の管理下に置かれ、全国を旅してまわった「富山の薬売り」も、藩の統制下でさまざまな制約を受けながらの行商だったそうです。たとえば、出立の日が決められているとか、宿泊は指定の定宿だとか…。
そんな彼らは、「紺の風呂敷」「柳行李」といった出で立ちで旅したといいます。柳行李の底には小さな仏像を入れる行商人も。この仏像も、今回、展示されていました。



こちらも無料配布の絵葉書で、明治時代の引札(チラシ)です。
そういえば、実家にも置き薬があって、定期的に薬屋さんがやって来て(まさか富山から来たわけではないと思いますが)、使った分だけ補充していました。まさに富山の薬売りの、「先用後利」を踏襲していたわけですね。
最近はドラッグストアが乱立しているので、こういった置き薬は少なくなっているのでしょうね。かく言う我が家にも、風邪薬や胃腸薬など、必要最小限の薬しかありません。なくなったら、歩いて数分のドラッグストアへ買い足しに行っています。
ま、便利になったといえばその通りですけどね。


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「近江の将 石田三成出陣式」に参陣してきました。

戦国・安土桃山時代の武将・石田三成をもっとよく知ってもらおうじゃないか…という趣旨のイベントで、大河ドラマ「真田丸」放映に合わせて、三成のご当地・滋賀県が強力なバックアップをしています。

場所は東京駅のお隣、KITTE。
12時から1時間ほどは、大河ドラマ「真田丸」で三成を演じる山本耕史さんの出演イベントとのことなので、きっと混雑するに違いないと読んで、時間をずらしての参陣でした。いわゆる遅参ってやつ。
ちょうど、三成に関するクイズが始まったところでしたが、けっこう難問でした。



三成に関するパネル展示はちょっと少なかったでしょうか。まぁ、いろいろとこれからでしょう。
会場では滋賀県の物産の販売も行われていて、ちょうど醤油を切らしていたので、醤油とお茶を購入。



遅参した私にも殿は寛大で、それどころか一緒に写真を撮っていただいたのでした。ピースなんかしている場合じゃないだろう…。



会場は吹き抜けになっていて、2階、3階、4階…にもけっこうな人だかりでした。
誰だ?お目当てはひこにゃんだろ?なんて、無礼なことを言うやつは!

…って、ひこにゃん、いたんだ?

あれ、ひこにゃんって、冷静に考えると敵方じゃない?



会場では、クリアファイルやちょっと手の込んだパンフレットが無料で配布されていました。



そうそう、この飴も無料配布です。なんか、もったいなくて食べられないなぁ…。



今後、滋賀県を中心にさらにイベントを開催していくようです。
今こそ、いわれなき汚名を雪ぐ絶好の機会。やはり大河ドラマの影響は大きいということでしょうか。



でも、さすがに滋賀県まで参陣するのは、ちと蓄えが足りぬようでござる…。


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