小樽の駄菓子屋さんで懐かしいおもちゃを見つけた。
子供の頃、縁日の露店やおもちゃ屋さんで売っていた
ポンポン蒸気船だ。自分と同じ世代の男性は、一度は
遊んだ事があるはずだ。
このブリキの船には、ボイラーとボイラーから出ている
二本のパイプが付いており、ボイラーをロウソクの
炎で熱するとポンポンと音をたてながら進む。
科学雑誌「Newton」の解説によると、ボイラーの
水が加熱されて蒸気になると体積は約1,700倍に
膨張し、急激に体積が膨らんだ蒸気は、パイプの中の
水を勢いよく押し出し、これが船の推進力となるそうだ。
科学を応用したおもちゃと言えるが、これほどシンプル
な作りで船が動くとは、今さらながら驚きだ。
バラエティ番組に出ているサイエンスプロデューサーの
でんじろう先生が考えそうなおもちゃだ。
ゼンマイで動くサイドカー、25年前に買った復刻版。
ゼンマイ式で前輪に角度がついており、円を描いて走る。
40年ほど前のブリキの戦車
子供の頃、家の斜め向かいに、お菓子や日用品、
おもちゃ等を売っていた雑貨屋さんがあった。
その店の小さなショーウインドウには、ブリキの
ロボットや宇宙船、アメリカの車などが飾られていた。
中でも、リモコンで動くブリキの鉄腕アトムや
鉄人28号は垂涎のおもちゃだった。当時買えなかった
そのおもちゃ、今は数十万もの値が付いてやはり手の
届かない物になってしまった。でも、いつまでも憧れの
存在である方が夢があって幸せなのかも知れない。
ポンポン船、出航!
にほんブログ村
子供の頃は知りませんでした。
原理は簡単なのでしょうが 不思議ですね~
お尻に火がついて「アチチチ~~!」と急に走り回りだす感じが なんともかわいいです(笑)
昔は80円位で買えたと思いますが、値段以上に
楽しめるおもちゃです。適度に手間がかかるのが
いいですね。大人になってから同じ原理を利用した
モダンな船を買いましたが、やはりブリキが一番です。