みみずくの日記

旅行記録などに関する感想を書く。

大三島大山祇神社

2007-11-21 06:30:14 | Weblog

 
 観光バスは、生口島から大三島の大山祇神社に向かう。この神社は「おおやまづみ」神社と読むそうだが、難しい読み方である。後で調べると、御祭神は大山積大神といい、山の神々の親神であると説明があった。


       簡素な造りの本殿。



 乎知命(おちのみこと)お手植えと伝えられる樹齢2600年の大楠。古い歴史を持つこの神社の貫禄を示しているようだ。
 

            斎田

 この神社では、斎田に苗を植えて豊作を祈り、秋には収穫を感謝する行事が、古くから行われてきた。これらの行事の際には、広場で一人相撲が神様に奉納されるという。
 秋の抜き穂祭りでは、稲の穂をしごいて収穫するのだろうか。以前、片手に持って稲をしごく弥生時代の農具は見たことがある。遠い昔の村々の農作業や神事が、今に伝えられているのではないかと思った。
 この神社の宝物館には、義経が寄進した鎧や多くの武将達の武具などが展示されているそうだ。海事博物館もあるので、神社の行事が行われている時期にもう一度訪れてみたい魅力ある場所だ。