みみずくの日記

旅行記録などに関する感想を書く。

萩、津和野バスツアー

2010-10-20 11:59:56 | Weblog
 萩と津和野を職場旅行で訪れたのは40数年も前のことである。萩で一泊して津和野へと回った。暑い時期だったが、楽しい職場旅行だった。泊まった部屋のクーラーの音がやかましくて、一晩中よく眠れなかった思い出もある。
 
 旅行写真に写った上司や先輩の多くはすでに他界された。今の私は、当時の先輩の年齢をとっくに通り過ぎたが、若かった時代の気持ちは今もそのまま残っている。

 山の上にある津和野城址から、町を眺めながら、いつかもう一度ゆっくり来てみたいと思ったが、40数年経って、日帰りの萩、津和野バスツアーに参加することになった。






 
 昔の旅行のときも、鯉が泳ぐ掘割のある道路を通って藩校養老館跡に行ったので、 掘割に面したこのカトリック教会の前も通っているはずである。古い町並みの中では、異質の建物であるこの教会は、目についた筈だが記憶にない。 しかし、暑い中を山道を登って、乙女峠のマリア聖堂に行った記憶は今も強く残っている。  
  
 今回は教会に立ち寄って中を覗いて見た。 



             
 

   教会の中は、畳敷きになっている。







 右側の藩校養老館跡は民俗資料館になっている。 津和野では、やはりここが一番印象に残っている場所である。 時間がないので、資料館は入らなかった。




        

 
 堀割りを泳ぐ鯉はよく肥えていた。小さな魚も鯉に混じって泳いでいる。
 
 食事とショッピングを終えて、津和野から萩へ向かう。眠りこんで、眼を覚ました時、バスは右手に海が見える国道を走っていた。 津和野へ来るときとは、違うコースで萩に来たらしい。






 
 
 高杉晋作の誕生地がある菊屋横丁の民家の壁にNHK番組「鶴瓶の家族に乾杯」のポスターが貼ってあった。 この番組は録画して、バスツアーに参加する前に見てきた。

 








 番組に出ていた陶器店の「城下苑」がこの店だった。 店内を見学させて欲しいと申し出ると、「どうぞご覧下さい」と、気持のいい返事をいただいた。  
 
 焼き物の知識も鑑賞力もないから、 ただ、「これはきれいだ」とか、「これは気に入った」とか思うだけである。 懐の財布は軽く、人生の残り時間も少なくなってきたが、それでも欲しいと思うときはある。







 
 
テレビで見た、宇宙を思わせるすばらしい青色の皿が飾ってあったので、 写真を撮らせて貰った。



  


 木戸孝允誕生地のある江戸屋横丁、伊勢屋横丁などを散策して帰路についた。