![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/c0/fada8ab96de3940e3f4ec854002a80a3.png)
どの辺りからだったかは覚えていないが、ディーゼルカーのスピードが速くなり、いくつかのトンネルを抜けていった。線路脇を見ると崖ではなく、両側の地面も余裕があるので安心した。地盤が丈夫でカーブも少ないからスピードを上げるのだろうが、遅い速度から急に速くなると、若い運転士には申し訳ないが少し不安を感じた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/5b/755a622ce2264761433ddf187d89b9d3.png)
「宇都井」駅は消防学校の訓練塔?のような高い四角柱の上にある有名な駅らしい。どこかで記事か写真を見たような気もするが、それが三江線の駅であることを知ったのは、最近のことである。こういう珍しい駅なら、階段を降り、下で駅の写真を撮るぐらいの停車時間があればいいと思ったが、直ぐに発車した。今ここで降りると、ディーゼルカーは夕方にしか来ない。
それでも駅に着いたとき、写真を撮っている人がいて、発車した後もホームに残っていた。たぶん車で移動しているのだろう。
かつての高千穂線では、深い谷間に架かる鉄橋の上で列車を止めてくれた。予土線の「江川崎」駅で列車待ち合わせで10分くらいの停車時間があり、その間にホームからかなり長い階段を下りて、崖下の駅舎のトイレに行った覚えがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/05/a898dbe8413fc3e061bc4fb1dabcb69f.png)
ホームの下の方に、民家の赤屋根が見える。田圃には水が張られていた。