Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

スイロネフ38 2

2016年06月02日 | 日記
2年前の1月に千葉のお宅で、クマタ貿易製のスイロネフ38 1号車を
拝見した。この内容は14年1月18日に紹介している。(写真・左下)
先日の横浜鉄道模型倶楽部の運転会で、スイロネフ38 2号車を見せて
いただいた。魅力ある車両である。

持ち主の方は、『京都鉄道博物館に展示されている車両です』と云っていた。
調べて見ると京都の展示車両は、マロネフ59番であるが改番前がマイロ
ネフ38 1、その前がスイロネフ38 3号車である。
スイロネフ38 2号車は、1975年(昭和50年)廃車になっていた。

細かいことは、さておいて。
スイロネフ38 3号車は、白と青のラインを引いた一等寝台と二等寝台の
合造車で戦前、営業運転に組み込まれた車両である。
と云っても、当時の最高ランクの客車であり、一般人には絶対に乗れない車両
である。極めて一部の特権階級の人たちが乗車していた。
戦前は、社会的格差が現在の比ではなく特別の階層がいたのである。

模型に話を戻すと、室内も綺麗にセットされ、室内灯を灯すとさらに浮き立つ。
ただレタリングの貼付を行っていないので少し外観が寂しいが、そんな優等
車両を再び観る機会があった。私の好きな旧型客車の一つである。

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