Yさんの閑日好日雑記

徒然に、気まぐれに何かが見つかれば

沖縄の夢・鉄道線路を

2014年11月29日 | 日記
またまた東京新聞の記事の引用で恐縮だが、11月24日朝刊に『つなが
るか沖縄鉄道構想』と云うコラムがあった。

沖縄の鉄道施設は、県民の夢であり知事選が終わって新知事に翁長雄志氏
が当選した。前知事である仲井間弘多氏もそうであったが、「南北縦貫鉄道
構想」。那覇―名護間70キロを結ぶ案は両知事選の公約が同じであった。

鉄道施設の計画は、交通渋滞の解消にある。車社会の沖縄では、那覇を
中心に朝夕の渋滞が深刻である。
2015年までに計画案を策定し、着工目標は那覇空港の第2滑走路が
完成する2019年度だ。とする内容が書いてあった。

また沖縄には、戦前は製糖産業を支えた3路線の鉄道が走っていた。
那覇起点の県営鉄道で、東の与那原までの9、4キロの与那原線、北の
嘉手納までの23、6キロの嘉手納線、南の糸満まで18、3キロの
糸満線があった。

レールの幅は、JR線の在来線の狭軌より狭い「軽便鉄道」の規格が
採用され、県民からは『ケービン』の愛称で親しまれたとある。
通勤通学客を含む年間利用者は約百万人に上ったらしい。
あの沖縄戦で線路はズタズタになり、進駐してきたアメリカ軍の払い下げ
トラックで砂糖キビなどを運ぶようになり、鉄道は消えてしまった。

現在、那覇空港から首里まで約13キロの沖縄都市モノレールが走って
いる。ただ単路線で距離も短く、車の渋滞解消にはなってないようだ。
いずれにしても、南国・沖縄に鉄道が走れば、鉄道ファンには嬉しい
ことであり、沖縄県民と共に夢を現実のものにしてもらいたい。

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