リニア体験乗車（３）

この超電導リニアの歴史は、国鉄時代の１９６２年（昭和３７年）から
である。１９７２（昭和４７年）に時速６０キロの磁気浮上走行に成功。
１９７７年（昭和５２年）宮崎の実験線での走行運転開始。翌々年５１７
キロを達成。１９９７年（平成９年）に現在の山梨実験線の１部が完成。
本格的な有人走行実験を開始する。そして去年の４月に時速６０３キロを
達成した。現在の世界新記録である。

写真の右下が搭乗口である。ホームと云う印象ではない。
奥に乗務員が待っている所が車両の入口である。
飛行場のボーディング・ブリッジから車内に乗るのと同じだ。
営業運転時もこの形式で行うかは聞き忘れたが、多分似たようなことで
あろう。新幹線のようなホームから気軽に乗車する雰囲気ではない。
実際の乗降については、見識を持っていないが。

いずれにしろ未来の乗り物。未来と云っても近未来である。
リニアには是非１度乗って見たかったので夢が叶った。
その夢に応えてくれる乗り心地であった。