川越雑記帳2(川越見て歩き)

48-2 十王堂(久下戸第一霊園)

「若海家をあとに進み、交差点を渡ると、十王堂(久下戸第一霊園)の入口に上久下戸集会所がある。田植えなどの農繁期に共同炊事を行って、主婦の負担を少しでも軽くしようという、大変ユニークな発想で建設されたものである。」


 若海家の先の交差点を過ぎると、道は右にカーブするが、その左側に集会所があった。


「十王堂は、若海氏一族が建てたもので、墓地には若海貞典が宝永6(1709)に建てた両手に宝珠を抱えた珍しい型の石仏や、同平蔵が安永5年(1776)に立てた立派な宝篋印塔がある。もちろん若海玄旦の墓もある。入口には、昭和39年に霊園整理委員会や篤志者が建てた「戦没者追悼の碑」もある。」


 墓地の入口手前の右側に大きな石碑がある。これが「戦没者追悼の碑」である。


 入口左の塀際には、小さな六地蔵が並んでいた。
ちょっとユーモラスな顔の可愛らしい地蔵さんである。


 墓地の中ほどに、宝篋印塔があった。


 両手に宝珠を抱えた石仏も、高い台座の上にあったのですぐ分かった。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「川越散歩」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事