川越雑記帳2(川越見て歩き)

土手の道バッタ1匹通せんぼ/イモムシは何処からどこへ行くのやら


畳橋の歩行者用通路から土手の道に入ると、数匹のバッタが足元から飛び立った。

その中の1匹は、土手の道の真ん中に降りた。

自転車で土手を走っているときも、何故かバッタは前に降りる。



バッタはそのまま動かない。

じっとしている方が敵に襲われない、と思っているのだろうが、人間に対しては意味がない。

殿様バッタだが、失礼して上を通り過ぎようとしたら、ようやく草むらへ飛んだ。



別の日に、国道の歩道を歩いていると、黒いイモムシが歩道を横切っていた。

車道の方から来て、反対側へ斜めに横断している。

全身が黒で、横に丸い点が並んでいる。

セスジスズメという蛾の幼虫らしい。

車道の方から来たようだが、車をすり抜けて車道を渡ってきたとは思えない。

また、どこへ向かっているのか。すぐ脇に畑があるが、そちらへ向かう様子はない。



歩道を渡り終ったイモムシの行く先には、アパートしかない。

いったいどこから来て、どこへ行こうとしているのか、哲学的な虫である。



そばの畑の隅には、シオンが満開になっていて、ゆっくりと風に揺れていた。


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