川越雑記帳2(川越見て歩き)

水琴の 音も自在の 恵比須さま(成田山・小江戸川越七福神第4番)


成田山川越別院の七福神は恵比須天で、その社は境内の北側中央にある。

南側を向いているので、陽当りは最高である。



右側に説明板があり、秋の七草は「撫子」と書いてあるが、周囲には見当たらない。




水琴窟は、左に説明板が立っている後ろにある。



伏せた甕があり、その脇になにやら装置がある。

普通の水琴窟は甕を地中に埋め、そこに水滴をたらす。

ところがこれは、甕を逆さにしている。



さらに、甕の底に穴をあけ、そこに水を流しているようだ。

穴の周囲には、小さな石が並んでいる。

小さな水甕から、ポンプで水を上げて循環させているようだ。



装置は動いていて、たしかに、水琴の音が聞こえる。

音は普通の水琴窟よりも、かなり大きい。

しかし、その音は甕からではなく、恵比須様の方から聞こえる。

社の柱の陰を見ると、小さなスピーカーがあり、音はそこから聞こえていた。



全体の構成を見ると、こんな感じになっている。

水琴窟の説明板は、他の寺と同じで、この水琴窟の説明にはなっていない。



後で調べると、「置き型水琴窟」というものらしい。

水滴の量も音量も調節でき、上から柄杓で水を流しても、その音を楽しめるらしい。

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