成田山川越別院の七福神は恵比須天で、その社は境内の北側中央にある。
南側を向いているので、陽当りは最高である。
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右側に説明板があり、秋の七草は「撫子」と書いてあるが、周囲には見当たらない。
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水琴窟は、左に説明板が立っている後ろにある。
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伏せた甕があり、その脇になにやら装置がある。
普通の水琴窟は甕を地中に埋め、そこに水滴をたらす。
ところがこれは、甕を逆さにしている。
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さらに、甕の底に穴をあけ、そこに水を流しているようだ。
穴の周囲には、小さな石が並んでいる。
小さな水甕から、ポンプで水を上げて循環させているようだ。
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装置は動いていて、たしかに、水琴の音が聞こえる。
音は普通の水琴窟よりも、かなり大きい。
しかし、その音は甕からではなく、恵比須様の方から聞こえる。
社の柱の陰を見ると、小さなスピーカーがあり、音はそこから聞こえていた。
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全体の構成を見ると、こんな感じになっている。
水琴窟の説明板は、他の寺と同じで、この水琴窟の説明にはなっていない。
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後で調べると、「置き型水琴窟」というものらしい。
水滴の量も音量も調節でき、上から柄杓で水を流しても、その音を楽しめるらしい。