川越雑記帳2(川越見て歩き)

自転車を 降りにゃ通さぬ どろぼう橋(喜多院)


喜多院の境内に入ろうとしてどろぼう橋へ行くと、様子が変わっていた。

橋の手前にパイプ製の柵が3つあり、手前の大きな柵には、「注意自転車は降りて    下さい」と書いた看板がある。

これより少し前に、ここに三画コーンが並んでいたが、これを設置するためだったようだ。



右手に「境内参拝 安全のため 自転車の方は降りてお通り下さい」と書いた看板がある。

これは、以前からあるが、一向に守られなので、喜多院側も対抗策をとったということらしい。

「降りて」と「下さい」の間のスペースが、喜多院の気持ちを表しているようだ。

自転車は押してなら、どうやら通れるスペースはある。




橋を渡ると、こちら側にも同じ柵があった。

以前、ここには何もなかった。



去年の紅葉の頃に撮った写真を見ていると、橋の上に多くの人がいるのに、その間を自転車で通る人が写っていた。

橋の入口には、ポールが立っているだけだったので、通り抜けは容易だった。



橋から境内へいく途中にも、橋のたもとと同じ看板が以前から立てられている。

これも、まったく無視されていて、脇を通りすぎる自転車をよく見かけた。



境内を抜けた鐘楼門の脇には、パイプの色が黒だが、おなじ柵が設置されていた。

道に幅があり、柵は交互に並んでいるので数も増えている。



今年の春に撮った写真では、幅のせまい柵があるが1列で、間は空いていた。



境内側から見ていると、後ろの方から自転車の乗った人が来て、脇を走り過ぎた。

柵の前では、しょうがなく自転車を降り、柵をすり抜けていった。

作業服の人が柵を抜いて横へ置き始めた。



その空いたところへ、1台の自転車が入って来た。

その人を目でおっていると、少し走ってから自転車から降りて、押しながら歩き始めた。



柵をどかした後からは、大型のダンプカーが入ってきた。

柵の大きさも数も増えて、よけいな手間が増えた。



成田山川越別院の方へ下る坂にも、同じように柵ができていた。




階段とスロープが交互に設置されているが、これでは使えない。

歩く人は、脇の歩道を使うことが多くなるだろう。



境内の方を見ていると、自転車に乗った人が、どろうぼう橋のほうから鐘楼門の方へ走っていった。



せっかく喜多院が設置した柵も、いまのところ、効果は少ないようだ。

車いすは通れないし、ベビーカーも通りにくい。

もちろん歩く人も同様だし、景観も悪い。

これで得をする人は、だれもいないと思うのだが。

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