川越雑記帳2(川越見て歩き)

47-6 灌頂院

「神社を左に見て50㍍先左側、立派な山門と朱塗りの鐘楼のある寺が灌頂院だ。まわりを溝濠がはしり、うっそうとした大木に囲まれて、いかにも由緒ある古寺の雰囲気をただよわせている。」


 古尾谷八幡神社の赤い鳥居を出て左折し細い道を東へ進む。
すぐ先の左側に灌頂院の大きな山門が現われた。
「天台宗。群馬県の世良田長楽寺の末寺で宝聚山東漸寺と称した。開山は聾義法印と伝えている。本尊は阿弥陀仏である。これも平安末期の古仏で県内では貴重な仏像だ。」


 山門前の左側には、六地蔵が並んでいた。
一番奥の地蔵は、青い帽子をかぶっていた。


 山門を入り左を見ると、細い道がありその奥に塔のようなものがあった。
行ってみると、「萬霊供養塔」とかかれた新しい塔であった。


 その右手を見ると、竹林にかこまれて古い墓石が並んでいた。


 山門の正面には赤い鐘楼門が見えた。
「境内にある鐘楼門の梵鐘は、正保4年(1647)9月20日、今泉村西蔵院の良賢が檀那となって寄進したもので古尾谷八幡社の沿革が刻まれている。」


 境内は樹木が多く、本堂の全体を見ることが出来なかった。

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