すぐ近くには黒い鳥も見える。

シラサギの側にいたのはカワウで、ちょうど翼を広げ始めた。
近くにはカモもいて、カモは河川敷の上に多くいた。

近づくと、カワウは翼を陽に当て、羽繕いを始めた。

シラサギも、長い首を向こう側に曲げると、真っ白の羽が風に靡いた。
シラサギは、古タイヤの中に詰まった土砂の上に乗っている。

河川敷では、カモたちが黙々と餌を食べてる。

脇を通り過ぎても、鳥たちはこちらを気にしていない。

カワウはずっと翼を広げた状態を続けていた。
カワウは水中から突き出た木の枝のような所に乗っている。
安定した古タイヤはシラサギに譲って、やや不安定な所で我慢している。

冬になると、ヒドリガモは別として、種類の違う鳥たちが集まっているのをよく見かける。
この日は、近くにネコの姿はなかった。