小仙波跨道橋のスロープに入る手前で、新河岸川を覗き込むとコサギがいた。 コサギは川底に置かれた蛇篭の上にのっているが、そのすぐ側に4羽ほどのカモがいた。 カルガモのようだが、みな懸命に餌を探している。 コサギは、餌の魚を待っているのだが、その廻りをカモたちは動き回る。 これでは魚は寄ってこないので、コサギは狩が出来ない。 そのうち、カモたちは下流側の流れに乗った。 コサギは1羽だけになり、やっと狩に集中できそうだった。 しかし、カモの一部は蛇篭に戻ってきて、コサギに近づく。 コサギは狩をあきらめ、下流へ飛び去っていった。