畳橋のすぐ下流では釣りをする人がいたが、そのすぐ先のJR川越線の鉄橋下の堰にカメがいた。

小さな堰の流れの小島で、2匹仲良く甲羅干しをしていた。

そのうち、近くにコサギが飛んできた。

早速、あたりを歩いて狩を始めた。

その下流に、小さなカモの群れがいた。

ヒドリガモかと思ったが、大きさはほぼ同じだがコガモのようだ。

その先、新河岸川と不老側の合流地点には、大きな中洲が出来ていた。

坂を下りると、左側の新河岸川にカモの群れが泳いできた。
先ほどのコガモよりも数が多く、体も大きなオオバンだった。
ここへ来る途中では見なかったので、どこから現れたのか分からなかった。

オオバンの群れは中洲の方へ泳いで行く。

その内の何羽かは、中洲に上がって餌を食べ始めた。

オオバンが水から上がっている姿は、初めて見た。

いつの間にか、オオバンの群れにコサギが紛れ込んでいた。
オオバンは10数羽ほどいたが、1羽のサギはよく目立つ。

上流へ戻って来ると、あのカメは1匹になっていた。

さらに上流へ行き、いつもの場所を見るとやはりいた。

防災無線のスピーカーの所に、1羽のカワウがいた。

それから2週間後、もうヒドリガモたちもいなくなっているだろう、と思ったがそうではなかった。
国道16号線より少し上流に、ヒドリガモの群れが泳いでいた。

河川敷に上がって餌を食べているカモもいたが、多くは流れに乗ってゆっくり泳いでいた。

オオバンもコガモも今年初めて見たが、これが最初で最後、ヒドリガモも見納めかも知れない。