「日本はなぜ新型コロナ対策が「優等生」なのか(私説)」他 2021年10月08日

　新型コロナ対策は、補正予算でばら撒きは熱心ですが、新型コロナ検査は絵に描いた餅に近いです。いまだPCR検査が伝染病を口実に保険適用ではありません。地方自治体と委託契約を結んだ医療機関だけが無料な行政検査を出来ます。やや本気で新型コロナを疑わないとPCR検査出来ません。陽性なら保健所に発生届を出され、仕事は出来ず、外出もままならなくなります。これでは国民の多くはPCR検査を受けません。超過死亡は新型コロナ死亡者数の約10倍の毎月約１万人です。超過死亡者=新型コロナ死亡者と仮定すると、診断率は１割であり、暗数は9倍となります。比較的安価でその場で診断が付く抗原検査も同様であり、医療機関が健康保険で自由に検査出来ない制度になっています。しかも抗原検査は感度が低く、診断率はPCR検査の数割でしょう。今後PCR検査から抗原検査へ大半が移行しますから、新規感染者数は見かけ上減少し、海外よりかなり少なくなります。日本は新型コロナ対策が「優等生」なのです(私説)。